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2018.04.15

【京都より愛をこめて】

あえてのラーメンデートで彼女が歓喜する理由とは?

最近、京都で話題を集めているラーメン店2軒。デートにも使えるお洒落で美味しい「River Ramen(リバー ラーメン)」と「麺屋 猪一 離れ」をご紹介!

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文/木薮愛 写真/福森クニヒロ

日々進化している京都の最新情報を“女性(が喜ぶ)目線”で現地からお伝えする新企画。第1回のテーマは「ラーメン」です。

実は麺好きな女子(麺食い女子)って多いのです。本当に美味しいラーメンをお洒落な店で食べさせてくれるならラーメンデートだってナシじゃありません。ポイントは清潔感と上品さ、そして目新しさ。というわけで最近オープンてして京都で話題を集めている2軒をご紹介。

一軒は、人気和食店による初のラーメン部門、もう一軒は行列ができるラーメン屋の2号店。どちらもお洒落な店内と洗練された味わいで、いわゆる「ラーメン屋」のイメージを良い意味で裏切ってくれるお店ですよ。

◆ RiverRamen(リバー ラーメン)

京都の人気和食店「食堂 おがわ」がプロデュースしたお洒落ラーメン

カフェのような店内。デザインはサノワタル氏(SANOWATARU DESIGN OFFICE.inc)が手がけた。椅子が「KARIMOKU NEW STANDARD」のものだったり、ディティールにこだわる。
「食堂 おがわ」は、京都人でもなかなか入ることができないほど人気の和食店。出汁巻きや唐揚げなど、メニュー自体はシンプルで和食の王道と言えるものですが、「食堂 おがわ」の手にかかるとそれが「特別に美味しいもの」に感じられてしまうから不思議なものです。

そんな「食堂 おがわ」が、店の斜め向かいに新しい店を作るらしいということは、随分と前から噂となっていました。それも、まさかのラーメン店。あの「食堂 おがわ」が作るラーメンとは一体どんなものなのだろうと皆の期待が集まるなか、昨年12月にオープンしました。

オープン直後に店長の横田さんが怪我をされ一時閉店していましたが、3月30日より営業再開したところです。
魚介と鶏ベースの醤油ラーメン「kohaku」900円。
「kohaku」つけ麺 850円
メニューは、あご出汁と鶏ベースのあっさり醤油ラーメン「kohaku」と、白味噌を入りの「Shiro」の2本軸。それぞれラーメンかつけ麺かを選ぶことができます。

「kohaku」のスープは、その名の通り透明感がある琥珀色。「喜多方ラーメンの進化系を作りたくて」と横田さん。太めの平打ち縮れ麺が、すっきり味のスープをしっかり吸収。まさにスープを味わうための一杯と言えるでしょう。具材には、白菜、白髪ネギ、かいわれがたっぷりとあしらわれています。シャキシャキとした野菜の食感を味わえるのは、女性に高ポイント。チャーシューは、京都産豚肉を使用したもっちりとした食感。食べ応えも抜群です。

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高瀬川沿いにあるお店は「川」をテーマにデザイン

白味噌入りスープのラーメン「Shiro」950円
「Shiro」は、鶏と豚をベースにしたクリーミーな白味噌スープに細めのストレート麺。白味噌を入れることで、ラーメンらしいこってりとした深みと、マイルドな甘みが加わります。こちらにも、ネギ、糸唐辛子といった具材がたっぷりと。レタス、カレー風味のポテトかき揚げという、異色素材が使われているのも面白いところです。

「Kohaku」と「Shiro」は、スープだけではなく麺も具材も異なるので、彼女がオーダーした麺とは別のものを頼んで、食べ比べを楽しみましょう。
からあげ500円(4個)。
サイドメニューのからあげは、鶏皮がパリッと揚がり、身の部分がジューシー。ビールのアテにピッタリ。ラーメンを待っている間や箸休めにいかがでしょうか。

ちなみに唐揚げに柚子胡椒を添えるのは「食堂 おがわ」スタイルです。
お店のロゴから内装デザインまで、全体のデザインをしたサノワタルさんは、京都で人気のグラフィックデザイナー。「裏寺町 SOUR」や、「in the soup」などヒット店のグラフィックデザインも手がけています。

今回のお店は高瀬川沿いにあるので「川 River」をテーマにデザイン。天井にも川の流れをイメージした、三本線があしらわれています。女性が居心地が良いと感じられる、まるで、カフェのような空間への気配りも、このお店の大きな魅力のひとつとなっているでしょう。

 ■ River Ramen(リバー ラーメン)

住所/京都市下京区西木屋町通四条下ル船頭町225-3
営業時間/11:30~15:00、18:00~23:00
定休/木曜
URL/river-ramen.com
お問い合わせ/非公開

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スープのテーマは「節」と「出汁」

◆ 麺屋 猪一 離れ(めんや いのいち はなれ)

麺食い女子“大満足”の秘密は、一滴残らず味わいたい出汁スープ

高級寿司店と見紛う店内。堂々とした筆致で書かれた「鰹」と「鯖」の書が飾られている。
連日行列が絶えない「麺屋 猪一」。鶏ガラや豚骨などの、動物の骨や肉からの出汁を一切使用せず、昆布からとった白出汁と醤油を混ぜ合わせた、あっさり味のスープを売りとしたラーメン店です。

昨年11月にオープンした2号店「麺屋 猪一 離れ」では、「節」と「出汁」をテーマに、そのスープへのこだわりをさらに追求し、繊細で洗練された至高の一杯を完成させました。
追い鰹そば800円。まずは食べるべき一品。
それがこちらです。この透明度の高いスープ。このスープだけでも口にしてみる価値があります。油のしつこさは一切なく、ただただ旨味たっぷりで、味わい深い。

出汁をとるのに使うのは、本枯れ節です。「荒節」をさらに熟成させたのが「枯れ節」。高級料亭などで用いられる、特別な鰹節です。熟成させるのにはとても長い時間がかかりますが、完成した「枯れ節」は水分が飛んで硬くなり、旨味が凝縮したものとなるのです。

「猪一 離れ」では、この本枯れ節を、0.01mmの薄さに削り出したものをたっぷりと使用し、追い鰹して出汁をとります。ポイントは削ったらすぐにスープに投入し、さっと引くということ、だそう。選び抜かれた食材と、職人技が掛け合わさり作られるスープは、何よりものご馳走です。
もちろん、麺や具材が手抜きというわけではなくて、喉越しのよい麺に、チャーシューも低温でじっくりと調理された上質なもの。メンマの代わりには、タケノコを炊いたものが使われていて、何から何まで文句のつけようがありません。
数量限定の大判炙り和牛飯 赤玉生卵付き650円。
さらにお腹に余裕があれば、ご飯メニューにも是非トライしてみてください。大判の炙り和牛をメレンゲ状の卵でディップしていただく和牛飯は、ラーメン店の添え物ご飯のレベルとは思えない贅沢なクオリティです。

店に入ると笑顔で挨拶してくれる接客の気持ち良さや、「髪留め」や「エプロン」を貸し出す配慮など、群を抜くホスピタリティの高さも人気のひとつ。「こんなラーメン屋だったらまた来たい!」と彼女もきっと言ってくれるはずですよ。

■ 麺屋 猪一 離れ(めんや いのいち はなれ)

住所/京都府京都市下京区泉正寺町463 ルネ丸高 1F
営業時間/11:30~14:00、 17:30~21:00※スープが無くなり次第終了
定休日/月曜(祝日の場合は営業、翌日火曜休)
お問い合わせ/非公開

● 木薮 愛(きやぶ・あい)

エディター&ライター。東京で美術雑誌の編集者を経て、京都でフリーランスに。美しいもの、美味しいもの、好奇心をそそられる新しいものを軸に、アートや工芸からフードまで幅広く雑誌やWEBに寄稿。プライベートではお酒好き。ロケハンのつもりが朝まではしご酒となることも......。

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