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2021.08.12

■ vol.155「ISSEI YUASA(イッセイ ユアサ)」

人間国宝の器にストリートフード!? 奇想天外なのに一流のイタリアンって?

旅行など遠出がキビシイ夏。大切なヒトと特別な時間をシェアするなら、西麻布にオープンしたイタリアン「ISSEI YUASA(イッセイ ユアサ)」がオススメです。現代アート作品がちりばめられたギャラリーのような店内で、一級品のワインとオリジナリティ溢れる料理を堪能できますよ!

CREDIT :

取材・文/渡辺ゆり子 写真/牧田健太郎

本誌LEONでYULI*YULIとして長きにわたり、あらゆるジャンルのレストラン&バーを取材してまいりました“デート・コンシェルジュ”(略してデーコン)こと、渡辺ゆり子が、本当にデートで使えるお店の選び方をわかりやすく御指南します!

まるでアートギャラリーな店内に、デートが盛り上がること必至!

知る人ぞ知る、看板のない隠れ家イタリアン“湯浅一生研究所”が装いも新たに移転オープンしました。場所は西麻布交差点にほど近い路地裏。新店は控えめな看板があるけれど、入り口のわかりにくさは同じです(笑)。密やかさは変わらない一方で、以前に比べて明らかにバージョンアップしています!
白いカーテンが降ろされているガラス扉を開けると、洗練されたウェイティングルームが。
家具が好きなら誰もが憧れるピエール・ジャンヌレの椅子が置いてあることに胸をときめかせながら店内を見渡すと、白い壁のあちらこちらに現代アートがさり気なく飾られています。
店内中央にある大理石カウンターでは、建築家・竹内誠一郎氏に特注したという椅子が目を引きます。アートとしてデザインされたゴールドの椅子に座ると、セラーに収まった素晴らしいワインコレクションに圧倒されること間違いなし!
そして奥にある客席は、ゆったりと座れる大理石のカウンター。椅子はやっぱり……ピエール・ジャンヌレ! 座り心地を味わえる機会はレアだから、席に通された時点でかなりテンションが上がっちゃいますね。
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気鋭の若手シェフ、湯浅氏が繰り広げるイタリア料理ショー

自ずと期待が高まるなかでサーブされる湯浅シェフのお料理は、それを上回るクオリティ。厳選された日本の食材で、オリジナルのイタリアンに仕立てた品々は独創性に溢れたものばかりです。シェフいわく、コチラでしか食べられない唯一無二のイタリアンを目指しているとのこと。
ディナーはコースのみですが、パスタは必食。パスタには一家言あり!な湯浅シェフだけに、パスタ目当てで来店するお客さんも多々いるとか。
 
上の写真は、フルーツトマトの冷製フェデリーニ。フランボワーズのヴィネガーが心地良いアクセントになっています。
 
オールドバカラのガラス器も美しいですが、その下に敷かれている芸術的な白いお皿は気鋭の陶芸家、奈良祐希氏によるもの。こんな風に、日本を代表するアーティストの器を愛でられるのもコチラならでは。
これはタイラ貝のピアディーナ。ピアディーナとは、イタリア北部・ロマーニャ地方の酵母の入っていない薄いお焼きのようなもの。タイラ貝の上に豚肉の背脂“ラルド”のペーストを載せ、挟んでいただきます。
 
本来はかなりカジュアルなストリートフードをアレンジしつつ、加藤作助氏の織部焼に載せてしまうのが湯浅流です。
トスカーナ地方の漁師料理、魚介のトマト煮込み“カチュッコ”は金目鯛が主役。イタリアンながらも、アサリ・昆布・ハマグリと鰹節の出汁を合わせたまろやかな味わいの逸品に仕上がっています。
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来店したら、ワインリストはぜひご覧いただくことをオススメします。金額の表示が万単位になっていて、後ろのページにいくほどレアな高級ワインがずらり(一本のお値段が“120”と表示された120万円の銘柄も)! 

そんなリストの中から、大切な女性と一緒に楽しんでいただきたいデート向きの銘柄を選んでいただきました。
まずはフランスワイン。写真左からまず、入手困難な「2018 ジャック・フレデリック・ミュニエ」。ブルゴーニュのビオワイン、ピノ・ノワール100%です。中央の「2015 レオン・バラル」は、南仏ラングドックの白のナチュール・ワイン。“レオン”にちなんで(笑)、これは飲むしかないですね! 一番右は、人気が高まっているフランス東部・ジュラ地方の「ドメーヌ・リケール」の黄色ワイン。こちらはグラスでもいただけます。
次にイタリアワインを。左は、アブルッツォ州の「2015 エミディオ・ペペ」。イタリア原産のブドウ品種、トレッビアーノ・ダブルッツォのカリスマ的な白ワインです。右側のモンテプルチアーノ・ダブルッツォの赤はダントツに有名だけれど、あえての白ワインを試してみるのもイイ感じ。
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店内に飾られている現代アートはすべて、話題のギャラリー「SCENE」主宰・山本菜々子氏によってセレクトされたもの。こんな希少な空間で湯浅シェフ渾身のイタリアンをいただきながら、まさに五感が満たされるスペシャルな時間を堪能してね!
 
グルメな両祖父に小学生の時からレストランへ連れて行かれ、高度な食育を受けていた湯浅シェフ。そのまま食の道をまっしぐらに進み、現在に至ります。これからも新しいイタリアンをクリエイトしてくれる予感!

■ 「ISSEI YUASA(イッセイ ユアサ)」

住所/東京都港区西麻布 1-4-22 アートスクエア西麻布1F
営業時間/18:00〜23:00(※ 緊急事態宣言下は20:00まで)
※ 事前に要確認。
定休/日曜

予約・お問い合わせ/TEL.03-6804-1191

●料金/お任せコース1万9800円、ワインペアリング ハーフ1万3200円・フル1万9800円(すべて税込み・サービス料別)

※料理や価格は、2021年8月現在の情報です。

● 渡辺ゆり子

食、シャンパーニュ、花、インテリアと多岐のジャンルが活動のフィールド。2003年、国際アートフラワーコンクール優勝。2010年、シュバリエ・ド・シャンパーニュ叙勲。本誌LEONの「オヤジのトキメキダイニング」でも長期連載中。2021年7月7日に、自身のバー「Champagne Bar LILI-LA-YULI」が14周年を迎えた。

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