2017.12.23

第30回:焼きグリーンカレー

本誌で連載中の『モテるオヤジの簡単クッキング』がスピンオフ。誌面で取り上げたレシピをLEON Webのためにアレンジして、食卓を彩る新たな一品をご提案。今回は、2018年1月号(2017年12月22日発売)の「グリーンカレー」をひとヒネリしますよ。

CREDIT :

文/甘利美緒
写真/長谷川 潤

何事にも変化球は必要、ですからね

日本の国民食、カレー。作ってあげれば、それなりに喜ばれることでしょう。で、そのカレーがグリーンカレーだとしたら? 即座に料理上手を気取れる、かと。グリーンカレー=タイ料理専門のレストランで食べるもの、というイメージを抱いている人は多いですからね。

でもです、実際に作ってみると実は簡単。インドカレーのようにスパイス使い云々、というコムズカシイ話もなく、欧風カレーのようにじっくり煮込む必要もなし。チャッチャとやれば30分で仕上がります。しかも、そのレシピが東京・六本木の名店「ジャン・ジョルジュ 東京」と来れば、それだけで立派なモテメニューになりえるはずですが、ここではしつこくもさらにひとヒネリ!
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今回の料理人はこちら

米澤文雄さん

恵比寿のイタリアンレストランで修業後、2002年に単身渡米。毎年、三ツ星を獲り続けるニューヨークの高級フレンチ「Jean-Georges」で日本人初のスーシェフに登りつめ、帰国。同店が東京に進出するのを機に、その東京店のシェフ・ド・キュイジーヌに抜擢。感性豊かな腕利きです。

[材料]

<2人分>

・レモングラス(軸のみ) 30g
・バジル 10g
・パクチー 115g
・ショウガ 50g
・ニンニク 25g
・ハラペーニョ 20g
・シシトウ お好みの量
・エビ お好みの量
・クミン 2つまみ
・ナンプラー 大さじ1
・砂糖 小さじ2
・塩 2つまみ
・ココナッツミルク 400ml
・グレープシードオイル 100g

・ごはん 適量
・パルミジャーノ・レッジャーノ 適量

Step 01:グリーンカレーを作る

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レモングラス、バジル、パクチー、コリアンダー、ショウガ、ニンニクをある程度、細かく刻んだらボウルに移し、グレープシードオイルを加えてハンドブレンダーでペースト状にします。
 
次に鍋でクミンを乾煎りし、香りが立ってきたらハーブのペーストを投入。塩を加えて中火で熱します。
 
ペーストの色が鮮やかになってきたらココナッツオイル、砂糖、みじん切りにしたハラペーニョを加え、軽く熱したら火を止めます。火から下ろし、ナンプラーを加えて混ぜ合わせたらグリーンカレーのソースの完成。
 
別の鍋にオイルを引き、シシトウとエビを炒めます。ソースと合わせれば、グリーンカレーの出来上がり。

Step 02:皿にご飯をよそい、その上からソースをかける

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皿は耐熱性があるものを使いましょう。

Step 03: チーズをたっぷりのせてオーブンへ

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ポイントはチーズをケチらないこと。たっぷり使うことでコクが豊かになります。パルミジャーノ・レッジャーノのほか、コンテもオススメですよ。

Step 04:焦げ目がついたら完成!

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200℃に予熱したオーブンで15分間焼きましょう。焼けたチーズが香ばしく、ワインが進みます。

今年の冬は例年以上に寒さが厳しいので、ぜひ、この熱々メニューを大切な方に振る舞ってあげてくださいまし。
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■ ジャン・ジョルジュ 東京

ハーブやスパイス、和の食材のエッセンスを巧みに取り込んだ、革新的な創作フレンチが楽しめる1軒。異なる雰囲気の1階と2階を使い分けできるのも魅力的です。


住所/東京都港区六本木6-12-4 
六本木ヒルズ けやき坂通り1F
営業/ランチ11:00~14:00(L.O.)、ディナー17:00~21:30(L.O.) 無休

URL/http://www.jean-georges-tokyo.jp
予約・お問い合わせ/☎︎03-5412-7115

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