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2017.12.09

vol.30/「銀座レカン」(銀座)

ここぞ!の勝負デートには、日本生まれの正統派フレンチレストランに勝るところなし!

彼女の誕生日、付き合い始めの記念日、果てはプロポーズの日まで。ここぞ!の勝負ドキに使うなら、銀座で40年以上もの歴史を誇る正統派フレンチレストラン「銀座レカン」でキマリです。

CREDIT :

写真/福本和洋(マエティコ)

デートのお店選び、みなさんはいつもどうしていますか? ガイドブックや雑誌はもちろん、さまざまなグルメサイトまであって、今やニッポンはレストランの検索天国ですよね。とはいえ、「デートを成功させるためのお店」をきちんと探し出せる人ってきっと少ないはず。だって、複雑な女性の好みや心理状態を理解できないと恋を成就させるってムズカシイもの。
 
そこで、本誌LEONでYULI*YULIとして14年間にわたり、あらゆるジャンルのレストラン&バーを取材してまいりました“デート・コンシェルジュ”(略してデーコン)こと、渡辺ゆり子が、本当にデートで使えるお店の選び方をわかりやすく御指南いたしましょう。

晴れの日のデートは、銀座の正統派フレンチレストランでね❤︎

今回は、日本が誇るグランメゾンの草分け的存在、正統派フレンチレストラン「銀座レカン」。1974年にオープンして以来、40年以上もの間、つねに業界を牽引してきましたが、ビル建て替え工事のため2年以上もの休業を経て、今年6月、“新生レカン”としてリニューアルオープンしました。
銀座レカン
写真のエレベーターホールに入っただけで、その気品やエレガンスが伝わってきてドキドキしちゃう。こんな素敵な隠れ家レストランなのに、なんと場所は銀座4丁目交差点にほど近い一等地。中央通りの喧騒からフッと別世界に入り込むところから、ふたりの特別なデートは始まります。
銀座レカン
そして地下1階のダイニングに入ると、テーブルクロスが床まで掛けられた丸テーブルが目に飛び込んできます。王道のテーブルコーディネートって、ここ10年以内にオープンした新しめのフレンチレストランでは見かけなくなっていませんか?

テーブル上のフラワーベースやオブジェは球型のガラス製で、良く見ると天井から降るようにたくさんぶら下がっている優美なシャンデリアと同じデザインなの。新進のガラス作家、池本美和氏による作品です。こういったディテールまでのこだわりも、伝統あるフレンチレストランならでは!
オススメのカップルシートは、手をつなげる距離で座れる半円型のソファー席。ふたりの世界に浸りながらゆったりとお食事が楽しめます。
 
お皿は、見る角度によってシルバー、ゴールドと色が違って見えるレイノーのオリジナル。クリストフルの希少価値の高い「ロワイヤル・シズレー」のカトラリーなど、正統派のテーブルセッテイングにもうっとり❤です。
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7代目総料理長、渡邉氏にインタビュー

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そして、銀座レカンのいちばんホットなニュースと言えば、9月1日に7代目総料理長として渡邉幸司氏が就任したこと。大阪生まれの渡邉氏は小学生の頃から料理に目覚め、地元の調理専門学校を卒業後、リーガロイヤルホテル大阪に就職。その後は、フランス各地のレストランで研鑽を積み、帰国後に銀座レカングループに入社されたのだとか。グループ全店舗の料理長を歴任し、満を持して大役に任命されました。

「レカン銀座が長年築き上げてきた伝統を守りながら、私なりの新しい表現を少しずつ加えていきたいと思います」と渡邉氏。
 
優しげなまなざしとは裏腹に、これからチーム・レカンを率いていく意欲に燃えている期待の7代目! 今回は特別に、代表的なメニュー、黒毛和牛フィレ肉とフォアグラのポワレ“ロッシーニ”を作っていただきました。
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黒トリュフのペリグーソースに絡めていただく至福の逸品を食べるために、銀座レカンを予約するお客さまいるほどよ。
 
ちなみに右下の丸形は、ジャガイモとトリュフをロール状に巻いたもの。ハート形のクルトンに、渡邉氏のお茶目な一面が伺えます。

地下2階のバーラウンジも素敵です❤︎

実は地下2階に、秘密にしておきたいくらいの素敵なバーラウンジがあるの。伝統的な“レカンレッド”を活かした艶っぽい空間には、オープン当初から使用していた家具が色褪せることなく置かれています。アール・ヌーヴォーの鏡やレオナール・フジタの作品も飾られていて、彼女との待ち合わせに使ったり、食後に余韻を楽しんだり、使い方はさまざま。

大人の銀座デートを、じっくりと楽しんでね❤
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■ 銀座レカン

住所/東京都中央区銀座 4-5-5 ミキモトビル B1
営業時間/ランチ11:30〜14:00(L.O.)、17:30〜22:00(L.O.)
定休/日曜および年末年始(12月30・31日、2018年1月1〜4日)

URL/http://www.lecringinza.co.jp/lecrin/

予約・お問い合わせ/☎︎03-3561-9706
※該当日の3か月前より予約受付

●クリスマスメニュー料金/ランチ1万5000円、ディナー3万2000円(12月20日〜25日)※税・サ別

●渡辺ゆり子

食、シャンパーニュ、花、インテリアと多岐のジャンルが活動のフィールド。2003年、国際アートフラワーコンクール優勝。2010年、シュバリエ・ド・シャンパーニュ叙勲。本誌LEONの「オヤジのトキメキダイニング」でも長期連載中。2017年7月7日に、自身のバー「Champagne Bar LILI-LA-YULI」が10周年を迎えた。

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