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2017.11.29

「こんなところにトビラが!?」ドキドキ♡を誘うホテルの隠し小部屋

パブリックな印象が強いホテルにも知る人ぞ知る隠しスペースがあります。洞穴のようなワインセラー、ロビーを見下ろすバルコニー、専用玄関のあるスペシャル個室の3つをご案内します。

CREDIT :

文/中島由貴

マンダリン オリエンタル 東京」の12店舗あるレストランとバーのボトル管理を一手に担っているワインセラー
2017年の集大成ムード高まる年末間近、諸兄のみなさまの夜遊びも佳境かと。忘年会のお誘いメールがフォルダを占める前に忘れてならないのが、大切なあのコへのおもてなし! 一体どこへ連れて行けば……? と頭を抱えたそこのアナタ! いいトコ、ありますよ。

オススメはやはりホテルのレストラン。え!? それだと普段と変わらないんじゃ、ですよね? ここからが重要。実は、いくつかのホテルには人知れずに潜む特別な空間があるんです。ここなら、周囲の目を気にすることなくふたりだけの食事にひたれますし、何より勝手知ったるホテルなら、オヤジたちはまさに水を得た魚。

ラグジュアリーホテルならではの美食やホスピタリティ、普段とは一線を画す非日常的な空間、そこにアナタのきめ細やかなエスコートが発揮されれば、2018年へ向けての好スタートが約束されたも同然です!

9000本の名品が織りなす“貴賓”貯蔵庫

◆ マンダリン オリエンタル 東京「ザ・セラー」

マンダリン オリエンタル 東京「ザ・セラー」螺旋階段
「37階のバーで待ってるね」とメッセージを送信。同階にあるレストランでデートするのね、と思ってやってくる彼女を尻目に、「マンダリンバー」の脇にある扉へと歩き進めるアナタ。え! ととまどう彼女を連れてさらに下へ。重厚でファンタジックな螺旋階段を見て「どこへ行くの!?」。階段をドギドキしながら降りて行くと、「え、ここ!?」。彼女が驚くのも無理ありません。なんてたって、洞窟のようにひんやりとした空間に、約500種類9000本ものワインが、壁一面を埋め尽くしているのですから!!

申し遅れました。こちらは、「マンダリン オリエンタル 東京」の12店舗あるレストランとバーのボトル管理を一手に担っているワインセラー。なんですが、夜と昼それぞれ1組限定でプライベートダイニングルームとしても使えるんです。

中央にある大きな丸テーブルでは、フレンチファインダイニング「シグネチャー」、または、広東料理「センス」の両店の星を持つシェフが「伝統料理」をテーマにこの部屋のためにプロデュースしたコース料理をワインとともにいただけます。
マンダリン オリエンタル 東京」の12店舗あるレストランとバーのボトル管理を一手に担っているワインセラー
「夜景もイイけど、こっちも絶景でしょ?(笑)」と感動している彼女にそっと声かければ、サプライズは成功。不思議な密室効果、極上のディナーとワインの三位一体の後押しで、この上なく酔いしれることになるかと。

◆ ザ・セラー(マンダリン オリエンタル 東京)

住所/東京都中央区日本橋室町2-1-1 マンダリン オリエンタル 東京 37F
営業時間/11:30〜13:30、18:00~22:00
予約・お問い合わせ/☎︎ 0120-806-823(レストラン総合予約/9:00~21:00)

●フレンチは2名より、広東料理は6名以上11名までの完全予約制(最少利用人数は、要相談)

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1日各1組のみが通される隠れた特等席

◆ ザ・ペニンシュラ東京のバルコニー

ザ・ペニンシュラ東京のバルコニー
“貸し切り”の言葉に基本「ノー」と返す女性はいないでしょ? 「今日はキミのためにホテルを貸し切ったんだ」とは少々無謀ですが、ザ・ペニンシュラ東京なら、ロビーの上を指差して「キミのためにあそこを貸し切ったよ」のキメ台詞が叶います! そう、コンチネンタルダイニング「ザ・ロビー」の上にあるバルコニーを貸し切れるのです。

京都町屋をイメージした本物の和の風情あふれるこちらのロビーは見慣れていらっしゃるかと。でも、その上をよく見てみていただくと…、「あ!」。もうお気づきですね。ミュージシャンが生演奏している場所のちょうど反対側にも、同じように丸く突き出たバルコニーがあることに。オペラハウスのロイヤルボックスにも似たスペシャルな場所です。

こちらへは、2階の「ヘイフンテラス」にある隠し扉からが唯一の道。この扉へ通されることも優越感に浸れますが、人々が行き交うロビーエリアを見渡す開放感、生演奏を独占しているかのような優越感、さらに、座れば柵が目隠しとなり下からは見えないプライベート感を、ふたりだけで共有しているのですから、そこにいるだけで仲はグングン縮まります。

お料理は、ランチやディナーなら中国料理「ヘイフンテラス」から、または、「ザ・ロビー」のフリーフローのシャンパン付アフタヌーンティーのオーダーが可能。各時間帯で1日1組だけがリザーブできる、意外にもロビーエリアからは気づかれないという甘く親密な時間をご満喫ください。

◆ プライベート バルコニー(ザ・ペニンシュラ東京)

住所/東京都千代田区有楽町1丁目8−1 ザ・ペニンシュラ東京 2F
営業時間/ランチ 11:30~14:30(月~金)・11:00~14:30(土日祝日) 、ディナー 18:00~22:00、アフタヌーンティー  14:30~17:00
予約・お問い合わせ/☎︎ 03-6270-2738

●個室料:ランチ1室 2万円、ディナー1室 4万円 (中国料理「ヘイフンテラス」)
コンチネンタル「ザ・ロビー」 プライベート アフタヌーンティー:お一人様 8600円(税サ別/お替り自由のシャンパン、赤・白ワイン、ソフトドリンク付き/2日前までの予約要)

“離れ”がふたりをくっつける寛ぎの特別室

◆ グランド ハイアット 東京「旬房 雪の間」

グランド ハイアット 東京「旬房 雪の間」
最近、どうもお疲れ気味なあのコを、「ちょっとリフレッシュしない?」と優しく誘い出してみていかがでしょう?  忙しい彼女を遠方まで連れ出すことなく、静かでゆったりとくつろげる場所なら、きっと彼女も喜ぶはずですよね。

そんな彼女を連れ出す先は、六本木にあるグランド ハイアット 東京。都心も都心、東京のど真ん中なんですが、こちらの日本料理「旬房」の開放的な店内を一度外へ出て、竹林と石材で美しく彩られた和の空間の中、ライトアップされたアプローチを進むと、たどり着くのが寛ぎの時間へと続く専用の玄関。さあ、奥へどうぞ。
旬房 雪の間客室
この「雪の間」は “離れ”となっていて、畳張りの掘りごたつを配した洗練された室内で、選りすぐられた食材を贅沢に使った四季折々の日本料理を味わうことのできる知る人ぞ知る場所なんです。

六本木という喧騒を完全に忘れさせてくれるだけでも特別感は十分ですが、手の込んだ懐石料理をいただきつつ、至れり尽くせりの歓待を受ければ、すっーと心は解きほぐれていき、気づけば彼女の顔にイキイキとした笑顔がカムバック。

そんな気遣いあふれるアナタに気を許した彼女から「次はいつ会える♡」なんて、はやくも次のデートの確約が!?なんてことも期待できるかと。

◆ 日本料理「旬房」(グランド ハイアット 東京)

住所/東京都港区六本木6-10-3 グランド ハイアット 東京 6F(六本木ヒルズ)
営業時間/11:30~14:30(月〜金)、11:30~15:00(土・日・祝)、18:00~21:30
予約・お問い合わせ/☎︎ 03-4333-8786(直通)

● 個室料:ランチ 1万円、ディナー 2万円

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