こっそり彼女と手を握れる、お洒落カップルシートで伝統のローストビーフをご堪能あれ！

デートのお店選び、みなさんはいつもどうしていますか？　ガイドブックや雑誌はもちろん、さまざまなグルメサイトまであって、今やニッポンはレストランの検索天国ですよね。とはいえ、「デートを成功させるためのお店」をきちんと探し出せる人ってきっと少ないはず。だって、複雑な女性の好みや心理状態を理解できないと恋を成就させるってムズカシイもの。
 
そこで、本誌LEONでYULI*YULIとして14年間にわたり、あらゆるジャンルのレストラン＆バーを取材してまいりました“デート・コンシェルジュ”(略してデーコン)こと、渡辺ゆり子が、本当にデートで使えるお店の選び方をわかりやすく御指南いたしましょう。

「ここはニューヨークのレストラン!?」
５mもの天井高、248席を有する250㎡の広々とした店内。黒を基調にしたシックな内装や暗めの照明にもラグジュアリーさが漂う「ロウリーズ・ザ・プライムリブ 赤坂」には、入った瞬間に思わず日本にいることを忘れしまうようなスケール感があります。
 
2014年に赤坂ツインタワーの地下から恵比寿に移転したロウリーズですが、恵比寿店はそのままに、今年９月29日、赤坂インターシティAIRのグランドオープンと同時に新店舗もオープンしました。きっと懐かしさを感じる方もいらっしゃるんじゃないかしら。

大型店の「ロウリーズ・ザ・プライムリブ 赤坂」だけに大人数が座れるテーブル席が目立ちますが、実は横並びで座れるお洒落なブースシートがいくつもあるの。暗めの照明のソファ席だし、こっそり手をつなぎやすいのもおすすめの理由よ❤︎

エントランスの手前にバーカウンターやラウンジをしつらえたスタイルも、とってもニューヨークっぽくてステキ。創業者の名前を冠した「フランク・バー」で待ち合わせして、アペで乾杯してから彼女をレストランにエスコートするとスマートね。

そして、ぜひご賞味いただきたいのが、ロウリーズの代名詞となっているローストビーフ。お店の特製スパイスでじっくりと焼き上げた大きな肉塊が、これまた大きな銀色のワゴン、シルバーカートにのってテーブルまで運ばれてきます。目の前で好みの大きさと焼き加減の部位をカットしてくれるのは、ちょっぴりエンタメ感があってワクワクしちゃう。

国・地域ごとにカットが異なり、日本限定のいちばん小さなカット、トーキョーカットは約120g。定番のロウリーカットは約300gも！　グレービーソ—スにオリジナルのシーズンソルトを足して食べるのがツウよ。

サラダも目の前で氷で冷やしながら、名物のドレッシングと和えてくれます。そして、冷えたお皿の上にサーブしてくれるのにも驚き！　ローストビーフの肉汁を入れて焼いたヨークシャープディングも、ロウリーズのスペシャルよ。

シーフードメニューもいろいろとあるの。直前まで活きていたロブスターやフレッシュオイスター、アメリカンキャビアも自家製ブリオッシュとともに楽しめます。

天井が高いから、個室でも抜け感があってシックな感じ。スタイリッシュな合コンにいかがかしら？　ローストビーフの切り具合や焼き加減の好みなどで、話が盛り上がること請け合い！

11月22日・23日は、アメリカでクリスマスの次に大事な感謝祭サンクスギビングにちなんだメニューも。ホールのターキーがいただけます。12月22日から25日まではクリスマス限定の特別メニューを提供するので、ブース席はお早めに予約してね❤︎

食、シャンパーニュ、花、インテリアと多岐のジャンルが活動のフィールド。2003年、国際アートフラワーコンクール優勝。2010年、シュバリエ・ド・シャンパーニュ叙勲。本誌LEONの「オヤジのトキメキダイニング」でも長期連載中。2017年7月７日に、自身のバー「Champagne Bar LILI-LA-YULI」が10周年を迎えた。