スマホ起動準備OK？ これが大阪発「海老蔵」の“ムービージェニック”鍋

ひと足早く、六本木や新橋の肉鍋をご紹介しましたが、食の都･大阪にも豪華な海鮮をこれでもかとふんだんに使った“ムービージェニック”な鍋があるんです。アワビや伊勢海老といった食材が豪快に鍋にたゆたう姿、動画に撮りたくなること必至です！

各産地より仕入れた新鮮な魚介の数々が華やかに盛られたこちらのちゃんこ鍋。2人前1万6000円、の大人4名分。アワビや伊勢海老、毛ガニに黒毛和牛といった高級食材のオールスターに思わず胸が高鳴ります。

東大阪の下町に佇む、「高級割烹 海老蔵」。40年以上続く老舗割烹のオーナーにして、常連から大将の名で慕われている梅津正己さんが、創業当初から変わらぬスタンスで盛り上げる豪華食材を使用したちゃんこ鍋がこちら。

季節によって食材は変わるものの、具材は常に13種類。伊勢エビをはじめ、毛ガニや松葉ガニ、さらにはA5ランク黒毛和牛と、一緒に煮込むのが惜しくなるほど贅沢な内容になっているのです。

かつて三重や和歌山のホテルで、地場の新鮮な食材を使った会席料理を供していた梅津さん。「日本各地の高級食材を活かした料理を気軽に味わってほしい」と、1974年に「海老蔵」をオープン。

大阪らしい大胆な発想で（？）、いろいろな食材を同時に楽しめるちゃんこ鍋に着目。試行錯誤を繰り返した結果、現在の贅沢すぎるちゃんこ鍋が誕生したのです。

「伊勢海老と和牛!?」とさすがに驚かれる人も多いそうですが、食材同士の相性は意外と良く、鍋にすることでお互いの良さをグッと引き立てるのです。

そしてグツグツと煮立ってくると、表面が赤一色になるほど大量の一味唐辛子を投入。この唐辛子が具材の旨味をさらに際立たせます。いざ実食。ん～、真っ赤なルックスとは裏腹にほどよい、けれどもクセになる辛さで、想像していたよりもマイルド。

カニを食べた後は肉、お次はアワビとお箸が止まりません。豪華でインパクト抜群な鍋を前に、グルメな彼女の食欲も満たされること間違いありませんよ。

食材てんこ盛りの真っ赤な鍋、いかがでしたかでしょうか。衝撃のビジュアルですが、一度食べるとその豪華な組み合わせとおいしさにすっかり虜になってしまいます。

グツグツと湧き上がる鍋を前に「はやく食べたいね♡」、なんて話をしながら出来上がるまでの時間も至福のひと時。この鍋だけのために東大阪まで足を運ぶ価値、大いにありですよ！