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2017.10.21

お忍びデートにぴったり! な和食店「恵比寿 米ル」。狙い目はオープンしたての、今です

「中目黒いぐち」が恵比寿にオープンさせた新店は、まさかの土鍋白ごはんが売りのお米和食店。これがお忍びデートにぴったりなのですよ。

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文/LEON.jpチーフディレクター 森本 泉
中目黒いぐち 内観
あの人気焼き鳥店「中目黒いぐち」が10月1日、恵比寿に新しい和食屋さんをオープンしました。これが、まさに本誌読者向けというのか、お忍び密会デート用にぴったり! な優れ店なので、いち早くご紹介致します。

非日常空間でいただく、繊細な和食メニューの主役は「お米」

恵比寿駅から、歩いて5分ほどの閑静な住宅街。目当てのビルには何の表記も看板もなく、戸惑うこと必至です。不安顔の彼女をビル横の細い階段から地下へと誘っていくと、立派な漆黒の扉が一枚。もちろんここにも何にも書いてありません。そっと扉を開けると、中には全面黒壁に覆われた、秘密倶楽部風のほの暗い空間が。臆せず進むと、ようやく左手に8人ほどが座れるカウンター席が現われます。

日常から非日常へ。まずはこの鮮やかな転換がデートの成功をしっかりと予感させてくれるではありませんか。白木無垢の一枚カウンターはゆったりとして、高級感が漂います。周りはすべて黒漆喰。あらゆる飾りを排したシンプルで上質な空間はシンガポールのJET SETTER が手がけたもの。モダンジャパニーズというのか、とにかく見事な引き算の美学に貫かれています。
中目黒いぐち 内観
店員さんに促されて着席すると料理長が彼女の緊張を解きほぐすように笑顔で迎えてくれます。まずはメニュー選びから。と言っても、お料理は月替わりコースの1本のみ。選ぶのは、料理の最後に出される白ごはんのお米の種類なのです。そう、実はこちらのお店の最大のウリは、土鍋で炊いた特別に美味しい白ごはんが食べられるということ。

お米は月替わりで5種類を用意。この日は、新米が、茨城の一番星、佐賀の七夕コシヒカリの2種。他に秋田の粟雪こまち、岐阜の龍の瞳、新潟の北魚沼コシヒカリというラインナップ。もちろん、それぞれに詳しく説明していただけます。

お米を選び終わると和食のコースがスタートです。前菜、八寸やお造り、茶碗蒸し、和サラダ、汁椀と、いずれもポーションは少なめですが、ひとつひとつに工夫が施され、見た目も味わいも印象的な“会話の弾む”料理が供されます。

例えば八寸はブドウとホタテのおろし和え、大根と鶏の旨煮、タコの柔らか煮、れんこんチップスとヒスイ銀杏のトリュフ塩。それぞれに食感の違う4品が見た目も麗しく味と風情を競います。
料理長は、京都で和食の修業をした後、イタリアにわたって、現地のリストランテに勤務。その後、また帰国して和食の研鑽を積んだという異色の経歴の持ち主。出される料理は至極まっとうな日本料理なのですが、どこかに少しだけ洋の発想を活かした遊び心が感じられるのも楽しいところです。

カウンターでの“横並びご飯“がふたりの距離を一気に縮めます

そうこうしているうちに、煮花(にえばな)が出されます。煮花とは、お米がごはんになる直前のアルデンテの状態のもので、お米が本来持っている風味を味わうことが出来るひと品。その滋味溢れる香ばしさを味わうと、お米がもつ秘めたる力を感ぜずにはいられません。
こちらが煮花。塩を添えて
その後、かき揚げ、焼き魚と進んで、いよいよ炊き上がって蒸らされた白ごはんの登場です。土鍋の蓋が開いた途端にごはんの馥郁たる香りが鼻孔を強く刺激します。日本人のセンサーがビンビン感応してしまいます。ここで間違いなく彼女の笑顔も全開になるはずです。

目の前でよそって頂くごはんは心持ち固めで、しっかりとした粒立ちが印象的です。この日選んだ「龍の瞳」は米粒が普通の品種の1.5倍の大きさがあり、甘さ、香り、粘りなどが際立ち、まさに食事の主役と呼ぶにふさわしい存在感です。
ごはんは、そのまま頂いても十分に美味しいのですが、こちらのお店は、ごはんの“おとも”も充実。コースの中にあらかじめ、鶏のしぐれ煮、出汁巻き玉子、海苔佃煮など6品の“おとも”が組み込まれていて、それぞれとのマッチングが楽しめるのです。

さらに追加で「焼きしゃぶ」「豚しょうが焼き」「トンカツ」「煮込み」など一品おかずの追加も可能。腹一杯食べたい人にはいくらでも楽しみが用意されています。

ちなみにお酒も種類は多くないものの、選び抜かれたセンスの光る品揃えです。

さて、こちら、個室もあるのですが、デート使いなら是非ともカウンターをオススメします。人は向かい合うより、隣同士で座った方が心理的距離を縮めやすいというのは恋愛心理学の常識。特にこんな非日常空間での“横並びご飯”なら、期待以上の成果が得られること間違いなしです。彼女と顔を見合わせながら、最高の白ご飯をお楽しみくださいませ~。

じきに予約の取れない店になること必至の、こちら「恵比寿 米ル」、行くなら今のうちですよ。

◆ 恵比寿 米ル(エビス・コメル)

住所/東京都渋谷区恵比寿西 1-16-7 HAGIWARA BLDG. B1F
営業時間/17:00~24:00
定休日/なし
お問い合わせ/☎03-6416-9637

●料理はおまかせコースが5980円(税抜)

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