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2017.10.18

新米の季節に彼女と行きたい、白ごはんの食べ比べが楽しめる店/六本木「チアカウンター」

新米の美味しい季節です。選び抜かれた白ごはんが食べ比べできる“土鍋ごはんがメインディッシュ”というお店「チアカウンター」をご紹介します。

文/柏木智帆
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まずはご飯を決めてから一品料理を決めるというスタイル

ごはん好きの女性はもちろん、パン好き、麺好きの女性も新米の季節にはおいしい白ごはんが食べたくなるもの。今こそ「新米を食べに行かない?」がデートの誘い文句です。そして、向かうべきは、東京・六本木にある「チアカウンター」。なんと、メインディッシュが土鍋炊きごはんのお店です。「ごはんってこんなにおいしかったのね」と彼女も感激すること間違いなし。ごはんの食べ比べというエンタテインメントも楽しめてしまいます。

チアカウンターを訪ねて六本木の裏道を行くと、とあるマンションにたどり着きます。住所を見ると、たしかにここなのですが、看板も表札もありません。2階へ上がると、ドアが3つ。ここは迷うことなく颯爽と入店したいところ。正解は、真ん中。中へ入ると、不意打ちをくらいます。

落ち着いた照明の店内には、カウンター6席、4名用テーブル席2卓。さらに、お酒がずらりと並んだバーカウンターが5席。まさかこんな空間が広がっているとは、外観からは想像もつきません。「こんな隠れ家的なお店を知ってるのね」と彼女のテンションも上がるはずです。
席に着いて、まずはドリンク、そして料理を……といきたいところですが、最初にすすめられるのは、なんと、お米のメニュー表。

「フレンチでは、まずは肉や魚などメインディッシュを決めてから、それに合わせてお酒や前菜を決めていくのが主流です。当店はお米をメインに据えていますので、まずはごはんを決めてから、一品料理を決めていただくスタイルです」と話すのは、この店のオーナーの村上誠治氏。
村上氏は、「米・食味鑑定士協会」認定の米・食味鑑定士。その村上氏が厳選したお米を常時5種類取り揃え、土鍋で炊き上げて提供しています。

この日のお米は、高知県「合鴨コシヒカリ」、徳島県「あわみのり」、鹿児島県「なつほのか」、秋田県「あきたこまち」、佐賀県「さがびより」。お米は約3週間ごとに入れ替わり、11月20日前後には5種類すべてが新米に切り替わる予定です。お米にあまり詳しくない方でも、スタッフが丁寧に1つ1つのお米の特徴を説明してくれるうえ、「粘りが強いお米が食べたい」「さっぱりとしたお米が食べたい」などと好みを伝えるとおすすめを教えてくれます。

お米は食べ慣れたものがおいしいと感じるもの。彼女の出身地や食べ慣れたお米の味、好きなごはんのおとも、おいしかったごはんのエピソードなど、彼女とごはんトークで盛り上がること間違いなしです。
「初めてお越しいただく方は『ふたりで1合でいい』とおっしゃる場合が圧倒的に多いのですが、当店ではぜひ2種類のお米をご注文いただき、食べ比べてみてお米の味の違いに気づいていただきたいと思っています。控えめに1合にした方も、意外にぺろりと完食してしまいますよ」と村上氏。もう1合追加注文すると、炊きあがるまで1時間。ならば、最初に2合注文したほうがスマートです。

海苔にいくらに明太子、ごはんのおともは20種以上からセレクト

さらにこのお店、ごはんがおいしいだけではありません。なんと客の9割が注文するキラーコンテンツが、九州直送の刺身。鹿児島県産の本鮪や長崎県産の平政、福岡県産の真鯛など、その日届いた新鮮な魚が日によって種類を変えて並びます。お酒は幅広いランクのシャンパンやワインのほか、各地の蔵の日本酒や焼酎などを取り揃えています。特に日本酒は、春夏秋冬で季節ごとのお酒に総入れ替え。極上の刺身で秋のひやおろしが飲めるなんて、日本酒好きの彼女にはたまりません。

お酒の味が苦手だけどお酒も楽しみたい……という彼女には、カクテルも豊富に取り揃えています。中でも、「アフリカローズビール」は、アフリカ産のバラを販売している東京・広尾の「AFRIKA ROSE」とクラフトビール事業などを手掛ける株式会社「ELLEWAY」が共同開発したオリジナル。バラの香りが口いっぱいに広がるため、食前や食後がおすすめです。

お酒と料理を楽しんだら、いつのまにかごはんの炊きあがり10分前。このタイミングでごはんのおとものメニュー表が登場します。海苔や明太子、いくらの醤油漬けなど20種類以上の中から彼女と作戦会議をしてセレクトするのも楽しいもの。そして、炊きあがったごはんは、まずはそのまま食べ比べ。彼女と感想を言い合いながら食べれば、いつも以上においしく感じられるはずです。
ごはんの違いを楽しんだ後は、ごはんのおともと一緒に。人気は、1個500円のブランド鶏「岡崎おうはん」の卵かけごはん。殻が分厚く、黄身は箸でつまめるほどしっかり。濃厚でありながらも、くどさがないピュアな味わいで、お酒と料理を堪能した後でもさっぱりと食べられます。

残ったごはんはおむすびにして、まるでジュエリーが入っているような小さな紙袋にコンパクトにまとめてくれます。これは彼女のおみやげに。冷めてから食べるとまた違うお米の味わいに出会えます。

お米は食の原点。おいしいお米を心ゆくまで堪能できる、新米の季節のデートに持ってこいのお店です。

◆ チアカウンター

住所/東京都港区六本木7-16-11 ヴェルデ六本木 2F
営業時間/月~金、祝前日: 18:30~翌3:00 (料理L.O. 翌2:00 ドリンクL.O. 翌2:00)、土: 18:30~翌0:00 (料理L.O. 23:00 ドリンクL.O. 23:00)
定休日/日・祝日
URL/https://akr6293742890.owst.jp/
お問い合わせ/☎03-3479-6111

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