2017.09.22

「秘書が選んだデートのお店 vol.3」

「普段着デートで連れてって♥」カジュアルなのに美味しいお店はこちら

カジュアルに出かけるときも味と雰囲気には妥協しない、デキる秘書厳選のグルメリスト

文／秋山都
協力／「こちら秘書室」 powered by ぐるなび

全国3万5000人の秘書が集うコミュニティサイト「こちら秘書室」に参加しているのは、大切な取引先や、海外のVIPなど数多くの要人たちを満足させるための会食のセッティングを任されている、選りすぐりの秘書たち。
東京中の名店をリサーチし尽くした彼女たちの審美（味）眼にかなう店は、目と舌の肥えたグルメな彼女をエスコートするのにも充分。
というわけで、今回デキる秘書たちがオススメするのは「普段着デートで連れて行って欲しいお洒落でカジュアルでおいしいお店」。とっておきのカジュアルデートへとご案内いたしましょう。

味・雰囲気どれをとっても女子ウケNo.1

◆ クラフタル

「目黒川沿いにあり、店内の大きな窓から春は桜、夏は新緑が望める好ロケーション。器などのしつらえも素敵で、なんといってもお料理が美しく、美味しい」（商社・34歳）
「キレイで、アイディアが散りばめられた一皿一皿に楽しくなります」（コンサルティング・39歳）

CRAFT（手仕事）とTALE（物語）というふたつの言葉を重ねた「CRAFTALE(クラフタル)」。その名前のままに、無機質な内装に味わい深いウッドのテーブル、また木や石の器がナチュラルなあたたかさを加え、窓の外には目黒川の風景。そして「盛り付ける」、というより「描く」という言葉がふさわしい美しいお皿の数々……そのすべてが女性なら、みな「キュン♡」とすること間違いなし。

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もちろん美しいばかりではなく、お味もお墨付き。オーナーシェフの大土橋真也さんは恵比須の「ジョエル・ロブション」、パリのネオビストロ「サチュルヌ」で腕を磨き、2015年9月にこの「CRAFTALE」をオープン。生産者をリスペクトし、素材の味を引き立てる、彼ならではの料理の数々は季節ごとに通いたくなるから、記念日だけではなく、日常的なちょっとした贅沢デートにこそふさわしい。さすがデキる秘書のチョイスです。

◆ CRAFTALE

住所／東京都目黒区青葉台1-16-11 POPビル 2F
予約・お問い合わせ／☎03-6277-5813
営業時間／土・日ランチランチ 11:30～15:00 (L.O.13:00)、土・日ディナー18:00～23:00 (L.O.22:00)、月・火・木・金17:00～23:00 (L.O.22:00)
定休日／水曜日

● ディナーコース　7000円、フルペアリング（7杯）6500円、ハーフペアリング（4杯）4500円

「薬膳火鍋行かない？」という誘い言葉は断れない

◆ 天香回味

「『一緒に薬膳火鍋を食べに行こうよ』というのはさりげなくて良い誘い文句だと思います。健康と美容というキーワードを出されたら断れません（笑）。『天香回味』はスパイスや漢方を多く使っているため、服にカレーのような香りがつくので普段着デートにおすすめ。都内に数店舗ありますが、落ち着く日本橋店か、ラグジュアリーな雰囲気の赤坂別館がおすすめです」（小売・流通、39歳）

名物の「天香回味鍋」とはモンゴルの英雄チンギス・ハーンが考案したとされる鍋。辛くて痺れる真っ赤な天香鍋と、数十種類の野菜や漢方を煮込んだ白い回味鍋の、2種のスープでいただきます。花びら茸やタモギ茸、エリンギといった計6種類のキノコをはじめ、サツマイモや長イモ、豆腐、台湾肉団子、タラなどさまざまな食材をバランスよく食べられるのも女性にはうれしいポイント。食べ進む内に身体がポカポカと温まり、汗ばんできますが、それはアナタを目の前にコーフンしているわけではないので勘違いしないように（笑）。

◆ 天香回味赤坂別館

住所／東京都港区赤坂5-1-1 HK赤坂ビル2～3F
お問い合わせ／☎03-5575-2314
営業時間／11:30～15:30（L.O.14:30）、17:00～22:30（L.O.21:10 ドリンクは21:40）
定休日／無休

●薬膳鍋コース5000円～

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お値段以上の癒し系イタリアン

◆ La coccola

「家庭的でホッとする雰囲気のイタリア料理店。お値段以上にすてきなお料理にいつも大満足です。シェフのやさしい笑顔にも癒やされます」(サービス・29歳)

最近、「焼鳥今井」「アンディ」「傅」など話題のお店の出店が相次ぐ外苑前・外苑西通り周辺。その外苑西通りを眺める絶好のロケーションにあるのが「La coccola」。

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「グラナータ」や「ASO」などイタリアンの名店で経験を積んだシェフ園田洋平さんが厳選された食材で供するのは、なんと2800円のコース。3時間の飲み放題をつけて5000円という驚きのコスパに今日も普段着のカップルやファミリーが笑顔でテーブルを囲んでいます。

◆ La coccola（ラ・コッコラ）

住所／東京都渋谷区神宮前3-42-3 林ビル2F
予約・お問い合わせ／☎03-6804-5772
営業時間／11:30～14:30 (L.O.14:00)、18:00～ (L.O.23:00)
定休日／日曜・祝日

●ディナーコース4500円～

バルとレストランの間が心地よい

◆ エスタシオン

「神楽坂の細い路地を歩いていくと現れるスペイン料理店。カジュアルだけどセンスのいい内装で、こだわりのスペイン料理をいただけます。美味しいものが本当に好きな人が集まっていて、食通好みの店。行き帰りに神楽坂の街並みを楽しめるのも高ポイントです」（人材・37歳）

東京でも有数のスペイン料理店を擁する街、神楽坂。スペイン料理店といえば高級なレストランか、ごくカジュアルなバルに二極化されていますが、「その中間が欲しい」とオーナーシェフの野堀貴則さんが2015年10月にオープン。日本ではまだ知られていない郷土料理とロゼワインをテーマに季節の食材をたっぷりと味わえます。

神楽坂で小さな割烹や飲み屋が連なり雰囲気のある路地を歩いていくのも「エスタシオン」ならではの楽しみ。時間に余裕を持ってお散歩気分でどうぞ。

◆ エスタシオン

住所／東京都新宿区神楽坂3-6 カーサピッコラ神楽坂 1F
予約・お問い合わせ／☎03-5225-3808
営業時間／18:00～23:30
定休日／日曜

富山の海の幸と日本ワイン

◆ ラ・ボッテガ・デルマーレ

「銀座のカジュアルなイタリアンバル。富山県のシーフードと日本ワインとテーマが明確なので、話が盛り上がりやすいのも嬉しいポイントです」（コンサルティング・37歳）

富山県は春のホタルイカ、シロエビ、氷見産のブリ、紅ズワイガニなど“キトキト”な海の幸が豊富なお国柄。「天然の生け簀」とも称される富山湾から上がるシーフードを直送し、日本酒や日本ワインと一緒にペアリングで楽しめるのが、こちら「ラ・ボッテガデルマーレ」です。

素材を活かしたシンプルな味付けに、ついついワインも進んでしまいますが、銀座にあっても飲んで食べて1万円行かないコスパはお見事。

◆ ラ・ボッテガ・デルマーレ

住所／東京都中央区銀座3-11-7 鶴見ビル 1・2F
予約・お問い合わせ／☎03-6264-7874
営業時間／月～金17:30～23:30(L.O)、土・祝16:30～22:00(L.O)
定休日／日曜・祝日の月曜

◆「こちら秘書室」

全国の秘書または秘書業務従事者が無料で登録できる、会員数約3万5000人の秘書コミュニティサイト。会食や接待に最適な飲食店・手土産情報のほか、秘書業務に役立つコンテンツを発信し、セミナーや懇親会も開催。『「こちら秘書室」公認接待の手土産2017-2018 』(日本経済新聞出版社)も好評。
https://secretary.gnavi.co.jp/about/

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