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2017.08.16

【珍肉クイズ】未知なる肉を食するは、知的でワイルドな冒険だった!

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取材・文/和田 真由子
写真/山口 敏三
「自分は肉食男子(女子)だから~」と”肉好き”を誇る人でも、食べているお肉は牛、豚、羊、鹿くらいなのでは?  この広い世界には、文明人が日常的に口にしていない、レアでおいしいお肉がまだまだあるのです。さあ、未知で美味なるお肉にチャレンジしてみませんか?

Q.この料理は一体何の肉でしょう?

今回取材したのは、第一級のレア肉を取り扱う横浜の料理居酒屋「珍獣屋」。豊富なメニューのなかから、ビギナー向きに5品を選定しました。まずはそれぞれが何のお肉か、当ててみてください!

【1】一見豚肉の生姜焼きのようだけれど、もっと歯ごたえがしっかり&風味はあっさり。引き締まった肉質は、この動物の跳躍力と関係があるのかも!?

【2】魚のように香ばしい唐揚げだけれど、ひと切れの長さにご注目。くねるようにしなやかなフォルムは、あの生き物ならでは、ですよ。

【3】肉汁たっぷり! の粗挽きハンバーグ。意外とクセは少ないけれど、脂には「森の王者」らしいワイルドな香りが。

【4】こちらのお刺身は魚ではなく、れっきとしたお肉。いまや希少な海の哺乳類です。

【5】都会にも現れる、にっくき(!?)アイツが、フレンチ風の上品な一品に! 鋭いカギヅメの足も、「濡れ羽色」と同じく黒いのです。

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答えはコチラ!

それでは解答です!

【1】カンガルー ガーリック焼き

オーストラリアのあの天然記念物が、こんなに食べやすいなんて……(驚)。ガーリックやクミンなどスパイスを効かせたエスニック味で、白いご飯に乗せてもイケそうです。1280円

【2】海ヘビの唐揚げ

シーフードのようでいて、プリッと弾力のある食感が爬虫類ならでは(?)。クセもなく、ビールが進む唐揚げですよ。1280円

【3】ヒグマの粗挽きステーキ

噛みしめるとジュワ~ッと肉汁が溢れるハンバーグ。臭みはなく食べやすいお肉ですが、脂には、牛や豚とは異なる、森の王者らしい野性味が。1480円

【4】クジラのホルモン刺 3点盛り

我々日本人には馴染みのある“海のお肉”ですが、迅速な処理と流通によるものは、驚くほどフレッシュ! ニンニク醤油でパンチを効かせて、あるいは生姜醤油でさっぱりと。写真左から、ブリアン(背ビレの根元)・心臓・ノドチンコ。2480円

【5】山ガラスのグリル

カラスはカラスでも、街中でゴミを荒らすカラスとは別物で、鳩と同様に高級食材として扱われるジビエです。血とバターを合わせたソースはフレンチ風のリッチな味わい。3980円
……アナタは何肉、いえ何問正解できましたか?

その肉に宿るスピリットや強さも、いただきます

「珍獣屋」の店内には、目を引くメニュー名の料理がずらり!

さて、未知の肉料理を目の当たりにしてのご感想はいかがでしょうか。

最初こそ少し勇気が要るかもしれませんが、熟達したプロの手で調理された肉は、臭みやクセもなく意外な食べやすさ。食わず嫌いする必要はナシ! 

といっても、牛や豚など家畜の食肉に不足のない今日、あえて野生のレアな肉をオススメするのは、味だけが理由ではありません。未知なる肉を食するのは、それが人間の好奇心や探究心を刺激し、生き物としての根源的な本能を目覚めさせるから。
古代、我々の祖先は、仕留めた獲物はそれが何という動物かにかかわらず、糧として大事にいただいてきたはず。
 
また、獣の肉を食べるという行為には、その獣の強さやその霊性(スピリット)を、自分の心身に取り入れようとする意味もあったといいます。
 
現代に生きる我々だって、その厳かな営みにならってもいいのです。そして、風味豊かな野生の肉にかぶりつき、熊の力強さやヘビのしなやかさを我がものとしたアナタは、女性の目にますますワイルド&セクシーに、魅力的に映るかも……。

好奇心旺盛な彼女との、新機軸のグルメデートにもオススメなのですよ!

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美味なレア肉を食べられるのは専門店ならでは!

美味なレア肉を食べられるのは、専門店ならでは!

桜木町駅から徒歩5分のロケーションながら、昭和のディープな盛り場の雰囲気を残す野毛の町。野毛小路から一本脇道に入ったビルの2階に位置するのがコチラの「珍獣屋」です。

一見さんにはわかりにくそうなロケーションにもかかわらず、開店直後からお客さんや予約の電話が絶えない人気店。赤と黒が基調のバーのような内装も、変わり種の肉の店とは思えない雰囲気です。
豊富に取り揃えられた銘柄焼酎や、店長の故郷の山形の地酒を傾けながら、話題になりそうな珍しい肉をいただくのも一興。
オーナーシェフの網島氏は、以前はフレンチの料理人でしたが、「もっと素材の力を活かした料理を作りたい」「力のある食材、珍しい野生の肉を提供する店にしたい。自分でもそんな肉を食べたい!」と、馴染みのエリア・野毛での開業を決めたそう。
 
マニアックな肉料理はクセがなく食べやすいのが驚きですが、血抜きなどの処理が手早いため、肉に生臭さや雑味が残らないのだとか。
 
味付けは日本人の口に合う醤油ベースや、フレンチのジビエ料理風など。調理法も、刺身から炒め物、揚げ物、カレーまで、それぞれの肉の個性に合わせた様々な味付けで飽きさせません。
「熊って恐いのに食べやす〜い❤ 」「ハブ酒も意外とあっさり味でイケるよ♪」などと盛り上がりながら、野生の肉のパワーを密かにチャージし、彼女ともグッと仲良くなれそうですよ。

◆ 和酒&漁師料理 珍獣屋

住所/神奈川県横浜市中区野毛町1-45-1 第二港興産ビル2F 1号室
営業時間/月~金曜・日祝17:00~21:00、土曜17:00~23:00
定休日/不定休
予約・お問い合わせ/☎045-260-6805
URL/https://twitter.com/noge_chinjuya?lang=ja
 
●席料/450円、サービス料10%(〜10月31日まで)

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