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2017.08.17

その食感はまるでキス!? 日本一のステーキに編集長が挑戦!

品質、サービス、客層、値段・・・どれもが日本一のステーキはどんな味がする?

文/秋山 都
写真/松井 康一郎
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筆者は以前日本のトップ企業の社長にインタビューする連載を担当していたことがあります。「好きな食べ物はなんですか?」「ご自分で料理するのはなんですか?」という問いに、圧倒的な回答率で返ってくるのが「ステーキ」。社長という、人々を組織し、リーダーシップをもって率いていく人種が、このシンプルかつエネルギーにあふれた料理を好むのはなんとなくわかるような気もします。

そんななか、顧客の多くが「社長」と呼ばれる立場の方だとウワサなのは築地のステーキ店「哥利歐(ごりお)」。日本最高峰のステーキを供する(そしてお値段も…ね♡)「麤皮(あらがわ)」の分店として1984年に創業した「哥利歐」だけにその品質とサービスはお墨付き。やはり客層もそれなりに、エグゼクティブの方々が集まっているようです。そんな名実ともに日本一のステーキをご紹介するなら、ぜひ編集長に食べてもらいたい! ということで前田陽一郎LEON.jp編集長の登板です。
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前田編集長、日本一のステーキを前に威儀をただしてブラックタイ姿で登場。
おっと、食べちゃう前に「哥利歐」の肉のご紹介を。高価なステーキにはその理由がきちんとあるのですから。

「哥利歐」の肉はすべて純血統の但馬牛。長年にわたって和牛としての優れた資質を伝え、強い遺伝力によってその血統を守ってきた但馬牛は、他の地方の牛との交配を避けながら純粋な血統を守るとともに、さまざまな飼育方法を開発し改良を重ねてきました。

この但馬牛が三田市のセリにかけられたら三田牛となり、神戸市のセリにかけられたら神戸ビーフとなる、つまり但馬牛は最強のブランド牛であるという次第。「哥利歐」ではその未経産のメス(俗にいう処女牛)に限定し、通常より長く40ヶ月以上肥育した肉を厳選しているため、赤身にも脂がほどよくのっています。
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但馬牛のサーロイン。この美しいサシをご堪能ください。
この脂が筋繊維に細かくサシている様子をギョーカイ用語で「小ザシ」と言うんだそう。まさに「哥利歐」のステーキは「小マタの切れ上がった、ならぬ、小ザシのきいたオンナ」というわけ。前田編集長、期待が高まってきましたね。
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威風堂々という言葉が似合う「哥利歐」のサーロインステーキ400グラム4万円(2名さま分)
「お肉はサーロインなら2~3センチ、テンダーロインは5~6センチの厚さにこだわっています。その厚みがもっとも但馬牛のおいしさを引き出してくれるようです」と、山田元典カスタマーズマネージャー。ではその極上ステーキ、そろそろ味わっていただきますか!
なんと「ぼく実はサーロインあんまり得意じゃなくて」という前田編集長。LEON本誌の編集長を6年、そしてLEON.jpの編集長に就任して半年余り、こんなに肉食なメディアを率いていながら肉の脂が不得意だったとは。

「ただ、そんなぼくでも、この400グラムのステーキを一枚ペロリといけるおいしさ。脂が脂っぽくないというか、上質だからなのかな、さらりとしてる。そしてこの焼き加減の絶妙さ。口の中で肉が舌にまとわりつく感じがなんというか・・・官能的だよね(笑)」

編集長、それはつまりキスですか? ねえ、キスですか? と食い下がりましたがさわやかな笑顔でかわされてしまいました。こんな小ザシのきいた美女とキスできるのなら、諭吉の2枚や3枚、惜しくはないのかもしれません。社長族のみなさんが(多くはリアルな美女もお連れになるんでしょうね?)、こちらへ大挙する理由がわかったような気がいたします。
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◆ 哥利歐(ゴリオ)

住所/東京都中央区銀座8―18―3
予約・問い合せ/☎03-3543-7214
営業時間/12:00~23:00(L.O.22:00 )
定休日/第二日曜、年末年始

●ステーキコース(ディナー)2万5000円

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