2017年度の「世界のベストレストラン50」が発表されるのを、固唾を飲んで待ち受けていた人々です。これはレストラン業界のインフルエンサー約1000人による投票に基づき、「美食の世界の潮流を創り出す」料理人とその店、地域などを読み解くデータベースとして毎年世界的に注目されているアワードなのですね。
アジアからは、タイ・バンコクの「Gaggan(ガガン)」が昨年の23位から順位を上げて7位に、シンガポールの「Restaurant André(レストラン・アンドレ)」が14位に選ばれました。ちなみに「ガガン」は6月にマンダリン オリエンタル 東京にてポップアップレストランを開催予定です。
他エリアで注目したいのが、ペルーの首都リマ。5位の『Central』、8位 の『Maido』、33位の『Astrid y Gastón』と3店もランクインしています。
日本からは地球の反対側の遠い国ではありますが、世界的に評価が高まる「コンテンポラリー・ペルビアン」の名店巡りが目的で、美食の都・リマを訪れる食通も増えているそう。海と山に恵まれ、新鮮な食材の味をスパイスで引き出すというペルー料理……、ぜひ本場で食してみたいものです。
ちなみに、『Maido』はペルー料理と日本料理のフュージョンで「ニッケイ(日系)料理」なのだとか。次のバカンスで訪れる都市は、下記の公式サイトの「LIST」の項目から参考にして選ぶ……そんな美食尽くしの旅もいいですね!
「世界のベストレストラン50」公式サイト(英文)