
◆ 「Bacha Coffee(バシャコーヒー)銀座」

▲ 男性●ジャケット14万4100円/タリアトーレ(トレメッツォ)、ニット5万3900円/ジョン スメドレー(リーミルズ エージェンシー)、パンツ7万8100円/ラルディーニ(トヨダトレーディング プレスルーム)、サングラス6万8200円/アイヴァン 7285(アイヴァン 7285 トウキョウ)、シューズ11万8800円/フラテッリ ジャコメッティ(ウィリー) 女性●コート20万9000円/チヴィディーニ、ブラウス9万2400円、スカート7万7000円/ともにヴィンス(以上すべてコロネット)、シューズ13万7500円/サントーニ(リエート)
【推薦者】 Web LEON編集デスク 森本 泉
いつもの銀座が一瞬にしてマラケシュの宮殿に⁉
デートにおいて最も気を付けるべきはマンネリ。どんなに楽しいテーマパークも、どんなに美味しい寿司屋も、訪れる回数が増えるにつれ、いずれは飽きが来る。ふたりの間にも秋風が吹く。まだ春も来ていないのにそれは困る! というわけで、彼女に常に新鮮な驚きを与える努力がオヤジさんには必要なのですね。
来週の銀座デートも然り。直球より変化球、出来れば彼女をのけ反らせるぐらいのクセの強い球を投げたい、そんなオヤジさんの希望を叶えてくれるのがこちらのコーヒーハウスなんです。ん? コーヒーハウスで待ち合わせして、どこ行くの? って、違うんです。このコーヒーハウスこそが銀座デートの目的地。

▲ モロッコ発、伝説のコーヒーハウス「Bacha Coffee (バシャコーヒー)」が日本に上陸です。
昨年の12月、銀座5丁目すずらん通りに忽然とオープンしたのはモロッコ発のコーヒーハウス「Bacha Coffee(バシャコーヒー)銀座」。そのバシャコーヒーの本店はアフリカ北西端に位置し地中海を挟んでヨーロッパと対峙する国、モロッコの古都マラケシュにあります。コーヒーハウスが誕生したのは1910年。「ダール・エル・バシャ」と呼ばれる壮麗な建築群の一部として創設されました。
そこは20世紀を代表する文化的・政治的指導者たちが集う社交の場でもあったとか。煌めくポットで淹れたての「アラビカコーヒー」を楽しみながら、作家コレット、作曲家ラヴェル、映画監督チャップリン、アメリカ大統領フランクリン・ルーズベルト、イギリス首相ウィンストン・チャーチルらが語り合っていたそう。
第二次世界大戦後、一度コーヒーハウスは閉じられますが、「ダール・エル・バシャ」は文化交流博物館として再生、その後コーヒーハウスも当時の煌びやかな世界観を纏って復活したのです。以降、店はパリ、ソウル、ドバイ、シンガポールなど各地に進出、今や世界17都市42店舗で展開しているという次第。
どうです、ストーリーが盛りだくさんでしょう。彼女に語って聞かせたいお話はまだまだありますが、まずはお店へと足を進めましょう。

Bacha Coffee(バシャコーヒー) 銀座

▲ 豪華絢爛でありながら凛とした落ち着きを感じさせる1階フロア。
「Bacha Coffee(バシャコーヒー)銀座」を前にしてまず圧倒されるのが、その優雅で洗練された異国情緒溢れる外観デザイン。そこだけ時空が歪んで突如マラケシュに瞬間移動したかのような気分になります!
店の1階は世界35カ国から厳選された200種以上の100%アラビカ種スペシャルティコーヒーを集めたコーヒーブティックとテイクアウトエリア。
創業の地に着想を得た店内は、白黒市松模様の大理石の床と、サフランイエローに輝く幾何学模様の壁、色鮮やかなコーヒーの缶やパッケージが一面に並んだ眩いばかりの空間で、まさに別世界に迷い込んだかのよう。

▲ 実際に香りを嗅いでお好みのコーヒーを見つけることが出来る。
展示されたコーヒーパッケージの前にはそれぞれドリップバッグがセットされたカップが置かれ、挽いた豆の香りを楽しめるようになっています。何とも香しい豊かな香りが鼻孔をくすぐり、それだけでもコーヒー好きには至福の時間。

▲ 2階から3階への階段。手すりを支える壁面にもエキゾティックな装飾が施されている。
それでは階段を上がって上の階へ。2階、3階はそれぞれ「1910」、「Marrakech(マラケシュ)」と名付けられた、コーヒールームを備えたフロアです。全40席を揃えたこちらの空間も優雅にして豪華な内装で特別な邸宅に招かれたような感覚を味わえます。
いただけるのは伝統的な製法に基づき、丁寧にハンドローストしたコーヒー。このお店には、エスプレッソもラテもありません。その代わり、コーヒーはシングルオリジンからファインフレーバー、ファインブレンド、二酸化炭素抽出法を使用したカフェまで幅広い種類を揃えています。常に「最高のものを妥協なく」というそのストイックな姿勢から「バシャコーヒー」は巷で「コーヒー界のエルメス」とも呼ばれているのです。

▲ 3階フロア「Marrakech(マラケシュ)」。各テーブルには豪華なメニューのほかブランドブックも置かれ、ブランドやコーヒーについての知識を学ぶことが出来る。テーブルの横に置かれているのがグースネックポット。
丁寧にハンドドリップされたコーヒーは金色のグースネックポットで席に登場。コーヒーマスターが1杯ずつ丁寧に淹れてくれます。その優雅な身のこなしはあたかも厳粛な儀式のようで、思わず息を止めて見入ってしまいます。
すべてのコーヒーにはシャンティークリームやバニラビーンズが添えられています。まずはブラックで豆の持つ本来の味を堪能し、その後クリームやバニラなどお好みで加えて何度でも変化を楽しむのがバシャコーヒー流。
コーヒーの種類が多いので迷ってしまいますが、そんな時はぜひコーヒーマスターにお声がけを。お好みの味わいに合わせて最適な一杯を提案してくれます。今回選んだのはブランドが誕生した年号を冠した“1910コーヒー”。ベリーのフルーティさが香るすっきりした味わいで苦みもなくとても洗練された印象です。クリームのまろやかさが融合するとさらに華やかで優しい味に変化するのでコーヒー好きの彼女にはあれこれお試しいただきたい。

▲ ピスタチオのフィリング入りで、サクサクのクロワッサン。
コーヒーと一緒に楽しんでいただきたいのがクロワッサン。バニラクレームブリュレやピスタチオなどのフィリング入りクロワッサンは軽やかな甘さが特徴で、決してコーヒーの味わいや香りを邪魔しません。もちろん他にもスウィーツ類がたくさん。甘いもの好きの彼女が目を輝かせること間違いなしです。

▲ ケフタはひき肉という意味で、ミートボールのようなモロッコの郷土料理。付け合わせの野菜も美味しい。
そして、こちらの店が目的地ですから、もちろん料理も味わっていただきたい。フードメニューも充実していますが、おススメはモロッコの伝統料理である「ケフタ」。ミートボールをハーブやトマトのグレービーソースで煮込んだ料理で、香辛料が効いたエキゾティックな味わいが自慢です。食べ応えもあり満足感溢れる逸品ですが、付け合わせの繊細に揚げた細切りフライドポテトも実に美味しくて手が止まりません。

▲ テイクアウト用のコーヒーも200種以上の豆から選べる。豪華なペーパーカップに入ったコーヒーはシルバートーンのデザイナートレイに、バニラビーンズを散りばめたシャンティークリーム、ローシュガースティック、木製スプーン、アイスコーヒーは再利用可能なガラスストローを添えて提供される。
さて、少しは店の魅力をご理解いただけたでしょうか。カフェと言えば「日常」の代名詞のような存在ですが、こちらで体験できるのはまさに正反対の「非日常」。そしてそれが叶うのはこの店のすべてが本物だから。素晴らしい内装もコーヒーも料理もサービスも、すべてが最高のクオリティを目指して妥協なく実現された空間。だからこそ本物を知る彼女をお連れいただきたい。
いつもの銀座をマラケシュに変えてしまった「Bacha Coffee(バシャコーヒー)銀座」。マンネリデートを回避する特効薬としてぜひリストに加えてくださいませ!

推薦者が語る「ココがすごい!」
ほかでは体験できない圧倒的な「非日常」
オープンは昨年の12月。当時は店の前に開店前から大行列が出来ておりました。こちらのお店は予約を受け付けていません。だから並ぶしかないのです。でもその価値は十二分にあり。コーヒーを通してモロッコの文化とホスピタリティを伝えようとする徹底した姿勢は感動的ですらあります。コーヒー界のハイブランドが提供する「非日常」をぜひ大切な人と体験してください。
【推薦者】 森本 泉♂(Web LEON編集デスク)
大のコーヒー党。1日4杯以上ブラックで数十年飲み続けています。自宅から徒歩圏内の清澄白河界隈のカフェ巡りも趣味のひとつ。最近森下にいいジャズ喫茶を見つけました。
私もイチオシです!
【オシ編】大崎文菊(Web LEON編集部員)
「コーヒー好きだけのお店じゃありませんよ!」
コーヒーは人並み程度にたしなむほどで、コーヒー党とまではいきませんが、甘いものには目がないスウィーツ男子、いやスウィーツオヤジのワタクシ。コーヒーケーキやヴィエノワズリーなど、ココでしか味わえないスウィーツが揃うので、コーヒー好きじゃなくても通いたくなるほど。ケーキもいいんだけど、やっぱりクロワッサンがイチオシかなぁ〜!
※掲載商品はすべて税込み価格です
■ お問い合わせ
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ウィリー https://www.wheelieltd.jp
コロネット 03-5216-6516
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トレメッツォ 03-5464-1158
リエート 03-5413-0051
リーミルズ エージェンシー 03-5784-1238

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