2020.05.29

VOL.04「特別扱いされる常連への道は優しさ?」

あなたは常連? それとも金づる?

「ぐるなび」のエディトリアル・プロデューサーとして超高級から庶民派まで全方位にわたる豊富な食体験を誇る業界の“グルメ番長”松尾 大さんが、食のトレンドを押さえつつ、新たなグルメの楽しみ方をご提案する連載です。

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文/松尾 大 イラスト/東海林巨樹、林田秀一

「ぐるなび」のエディトリアル・プロデューサー松尾 大さんが、食のトレンドを押さえつつ、新たなグルメの楽しみ方をご提案する連載。今回のテーマは……。

■Theme04「特別扱いされる常連への道は優しさ?」

自分が常連で特別扱いされるのが気持ちいいという人は多いと思います。でも、知っていると鼻が高いというレベルの店の常連になるのは至難の業。ただ、新しくオープンした店の場合は比較的常連になりやすいです。とはいえ、そのなかでも特に認識される存在になるには、オープンしてしまってからでは、すでに遅い場合もあります。

だから、店がオープンする前にその店のことを知る。その一番の近道は、独立あるいは新しい店舗を任される“未来の店主”といい関係であることです。二番手まで上がってきた人は、早晩新しい店を任されたり、引き抜かれたり、独立したりします。それをオープン当初からサポートすると、最上級の常連=ソワニエの道が近いと思いませんか? 

でも、これが意外と難しい。特別扱いされたい人ってどうしてもその店で一番エラい人=店主やシェフと仲良くしたがり、その下のスタッフに対してはけっこう上からの態度をとっている姿を見かけます。まぁ、店の人に対してエラそうな態度の人ってそもそもモテないと思うんだけど、男の人ってどうもそういう態度にでがちですよね。特に中途半端にエラい人や中途半端にお金を持っている人。 

私はこの店のことをよく知っていて、どんな態度をとっても許されるなんて思っている人は、認識してください。それは常連じゃなくて、極論すれば金づるです。

まぁ、LEON読者なら店にも、そしてもちろん女性にも優しいとは思いますが。

松尾 大

雑誌編集者を経て、2015年にぐるなび入社。 グルメウェブサイト『dressing』を立ち上げ、編集長、2017年よりエディトリアルプロデューサーに就任。のべ2万軒以上の店に足を運んできた“グルメ”番長。

2020年4月号より

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