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2019.05.24

オヤジさんでも十分楽しめる! 一流ホテルのアフタヌーンティー5選

ホテルのアフタヌーンティーというと、女性が行くものというイメージがありませんか? いえいえ、実は男性でも楽しめるホテルがいくつかあるんです。彼女と行くもよし、オヤジ同士で楽しむもよし。アナタももっとホテルのアフタヌーンティーを活用してみませんか。

CREDIT :

文/大石智子

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筆者はホテル関連の仕事をしていますが、正直、アフタヌーンティーの経験に乏しいです。ちょっと、私にはキラキラし過ぎている世界。例えばSNSで#アフタヌーンティーと検索すると、出ます出ます、お手入れの行き届いた美女インスタグラマーの皆さん! もう、何だか匂いがピンク。眩しい。でももっと見たい。そんな心境でした。
実際に取材でホテルを訪れ、アフタヌーンティーを横目に見ると、多くが女性客。企画がガーリーすぎて女子大のようになっているホテルもあります。しかし、“実は行ってみたいんだよなあ”“行くなら女子会っぽくない所がいいなあ”と、心がオヤジさんの私は思います。

そこで探してみました、男性も行きやすいアフタヌーンティー。気恥ずかしくならない5軒をご紹介しますので、密かに興味のある方はお試しあれ。「一度アフタヌーンティー行ってみたいんだけど」とデートに誘うのもありですよ!

01 【アマン東京】

アフタヌーンティーをいただきながら、次の旅先を考えましょう

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女性の間で絶対的人気を誇る「ザ・ラウンジbyアマン」のアフタヌーンティー。実はバーのソファ席とシガールームでもいただけます。「アマン東京」といえば高さ30mの吹き抜けをもつロビーが大迫力で、その空間内にある「ザ・ラウンジ by アマン」もかなり開放的。ここがすでに性差をなくすユートピアとなっていますが、バーとシガールームはさらに大人っぽくお忍び感もあり。スーツを着た男性が似合う場所です。
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そんな空間でいただけるアフタヌーンティーがこれまた面白い。オーダー後に運ばれてくるのは、なんとトランク! トランクが開けられると、中には色とりどりのスウィーツがずらりと詰められています。

アマンといったら、ラグジュアリートラベルを牽引してきたリゾート界の王者。そんな海外のアマンへの“旅”に着想を得て、この甘美なトランクが作られたのです。
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アフタヌーンティーのLOが17時と遅めなので、夕方からのデートとするもよし。33Fの高層階でサンセットタイムにアフタヌーンティー、しかもアマンが舞台だなんて、誘いの引きが強い! 5月25日から6月2日まではミシュランの星をもつフランス人パティシエとのコラボ「ブラックアフタヌーンティーbyセバスチャン・ヴォークション」が提供されるのでそちらも要注目です。

場所/アマン東京33F ザ・ラウンジ by アマン
提供時間/11:30〜LO17:00(6月30日まで)
料金/ひとり4600円(税サ別)
URL/https://www.aman.com/ja-jp/resorts/aman-tokyo/the-lounge-by-aman

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02 【グランド ハイアット 東京】

ステーキハウスでいただく、アメリカンなアフタヌーンティー

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「グランド ハイアット 東京」のアフタヌーンティーといえば、「フレンチ キッチン」が好評ですが、実はこの4月から「オーク ドア」でもアフタヌーンティーを提供。そもそも「オーク ドア」って通し営業で、一般的なアイドルタイムがゆったり寛げる穴場だったりするんですよね。ラグジュアリーなステーキハウスなので、そりゃオヤジさんも居心地いいです。
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気になるアフタヌーンティーの内容は、サイフォンで淹れる紅茶とミニバーガー&スウィーツのセットという斬新なもの! サイフォンで紅茶がポコポコと抽出される様子は理科の実験のようで萌えますし、甘いものが多めのアフタヌーンティーのなかでバーガーがテーマなのも面白い。ミニバーガーは、ハワイ、ワシントン、シアトルをテーマに味わいを変えている凝りようです。あと、ここならアフタヌーンティーを前にビールを頼んじゃっても引け目ないですね(結局、酒か!)

場所/グランド ハイアット 東京6F オークドア
提供時間/14:30〜LO17:00(土日祝15:00〜6月30日まで)
料金/ひとり2000円(税サ別)※2名より注文可
URL/https://www.tokyo.grand.hyatt.co.jp/restaurants/recommended/oak-door-siphon-afternoon-tea/

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03 【ザ・ペニンシュラ東京】

人生で一度の超セレブ体験が実現します

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お次はお財布にかなり余裕のあるオヤジさんにおすすめのアフタヌーンティー。それは、1日1組限定(4〜6名)、日比谷公園や皇居外苑を望むデラックススイート(116㎡)を3時間貸し切り、ドン ペリニヨンのフリーフローもつく豪華プランであります。おひとりさま10万円也。

高額ですが、予約当日に空きがあれば、298㎡の日比谷スイートや347㎡のザ・ペニンシュラスイートにアップグレードされるというから夢がある。347㎡の部屋でドン ペリニヨンを好きなだけ飲めるなんて、「カーダシアン家」かっ!
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さらに、ルームサービスメニュー数種類から好きなものを選べ、生演奏や同ホテルのアンバサダー“Peter ベア”の挨拶、着物姿の専用バトラーのもてなし、ペニンシュラ仕様にカスタマイズしたロールス・ロイスでのお出迎え(ホテルから10km圏内で1箇所限定)も付き、セレブがとまらない! 気分は来日スター! 4名以上のプランなので、超ド級なお食事会も叶います。

場所/デラックススイート以上のスイートルーム
提供時間/12:00〜18:00のなかで3時間
料金/ひとり10万円(税サ別)※7日前までに要予約
URL/https://www.peninsula.com/ja/tokyo/special-offers/dining/imperial-afternoon-tea

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04 【パレスホテル東京】

フィンガーフードのレベルが高いって幸せです

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続いてはバーでいただけるアフタヌーンティーの2軒め。舞台はこちらのホテル6Fにある「プリヴェ」でして、窓の外の緑が心地よく内装のデザインはモダン。大人の遊び場といったムードが漂うバーであります。

普段から知っておきたいのが、このバーのフードのレベルが高いということ。というのも「プリヴェ」はフランス料理「クラウン」に隣接し、すべてのメニューを同じキッチンより提供しているから。アフタヌーンティーのフィンガーフードにしても然り。また、ホテル名物のマロンシャンティイが含まれているのもうれしいかぎりです。
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そんなフードやスウィーツが、鋳物の老舗「能作」とのコラボレーションによるティースタンドにのって提供されます。このスタンドのフォルムがまたカッコいい! 細部まで洗練されているアフタヌーンティーは、知る人ぞ知る奥のテラス席でいただくのも気持ちいいですよ。

場所/パレスホテル東京6F ラウンジバー「プリヴェ」
提供時間/14:00〜16:30/17:30〜18:30(2時間制)※夜は2組限定で要予約 ※写真は6月1日〜8月31日のメニュー
料金/ひとり3900円(税サ別)
URL/https://www.palacehoteltokyo.com/restaurant/lounge-bar-prive/

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05 【帝国ホテル】

オトナの時間が始まる“ミッドナイトハイティー”

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最後は日系ホテルの雄、「帝国ホテル 東京」です。そもそもホテル自体に、オジさま、オバさま、紳士の多いこちら。一歩ホテルへ入れば、戻ってきた~と思えるような、底知れぬ安心感を得られます。

そんな同ホテルの「インペリアルラウンジ アクア」で、“ミッドナイトハイティー”が提供されているのをご存知でしょうか? その名のとおり、なんとLOが24時! 女子会として恋バナで盛り上がるアフタヌーンティーから一転、こちらは艶やかな現場です。あぁ深い。デートはもちろん、ひとりで気ままに利用される方もいらっしゃるとのこと。
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トラディショナルな三段スタンドとともに登場するのは、乾杯用のシャンパン(ノンアルに変更可)。上二段は、和牛イチボ肉の赤ワイン煮込みやタラバ蟹のサラダ仕立て、三段目はチョコレートと、呑兵衛の心をくすぐるフードが並びます。

ちなみに「インペリアルラウンジ アクア」は本館17階にあり窓が西側を向く絶好のサンセットポイント。ハイティーがスタートする18時頃に入って、マジックタイムを背景に楽しむのもオツです!

場所/帝国ホテル 東京 本館17F インペリアルラウンジ アクア
提供時間/18:00〜LO24:00(平日前の休日はLO22:00)
料金/ひとり6000円(税サ込)
URL/https://www.imperialhotel.co.jp/j/tokyo/restaurant/imperial_aqua/plan/midnight_high_tea_2019.html

以上、厳選の5軒でした。実際にアフタヌーンティーに行ってみて、なぜ女性たちがアフタヌーンティーに魅了されるのか分かった気がしました。アフタヌーンティーって、時間を忘れて空間とお喋りを楽しめる場所なのですね。例えていうなら、シガーに似ている。シガーが終わるまでは、何にも束縛されず、ゆったりした時間がもてるじゃないですか。アフタヌーンショーだとスタンドとお茶(酒)の存在が、時間を許してくれる。食事ともバーとも違う解放感がそこにはあったのでした。夏の涼をとる場所としても、ぜひお試しくださいませ!

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