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2022.02.10

■ vol.162「brutto(ブルット)」

パンもゼロから焼き上げる! “出来立て”にこだわる話題のイタリアンとは!?

お洒落なイタリアンは数多あれど、代々木上原の「brutto(ブルット)」ほど“出来立て”にこだわっているお店は稀です。パスタはもちろん、パンも当日にゼロから作り上げるコチラは居心地も良くて、何度も足を運びたくなっちゃうはず!

CREDIT :

取材・文/渡辺ゆり子 写真/福本和洋

本誌LEONでYULI*YULIとして長きにわたり、あらゆるジャンルのレストラン&バーを取材してまいりました“デート・コンシェルジュ”(略してデーコン)こと、渡辺ゆり子が、本当にデートで使えるお店の選び方をわかりやすく御指南します!

窓越しに、居心地の良さが伝わってきます

brutto(ブルット)
毎月通う美容院の近くで見つけたイタリアン・レストラン「brutto(ブルット)」。代々木公園駅から代々木上原駅方向に、開かずの踏切を渡ってすぐのところにあります。コンクリート打ちっぱなしのビルの1階なのだけど、大きな窓から店内全体が見渡せて、なんだか良い雰囲気だからずっと気になっていたんです。店内に入ってみると、実際、ステキでした!
brutto(ブルット)
コチラ、以前は工場だったせいか天井も高く、広々とした空間に奥行き2mのカウンターをゆったりとしつらえたオープンキッチンのお店です。お洒落でカジュアルな雰囲気はさることながら、メニューはアラカルトばかりなのも使い勝手が良くてうれしい!
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brutto(ブルット)
シェフの一番のこだわりは、お客さまに“出来立て”を提供すること。生パスタを当日作ることはもちろん、なんとパンもゼロから焼き上げているというのだから驚きです。パン専門店が使うような本格派の調理機器を2台も駆使するほどの力の入れよう! この焼きたてパンが目当てのファンもいるみたいですよ。

写真のパンは、全粒粉フランスパン、レーズンを入れたブリオッシュ、国産小麦のフォッカッチャの3種類。これだけでもかなりワクワクしちゃいます!
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オープンキッチンだから、シェフが目の前で調理してくれる様子を五感で楽しめるのもデート向きです。メニューは前菜、メイン、デザートまで種類豊富に揃っているけれど、今回選んだのはこの3品!
brutto(ブルット)
▲ 「佐渡島産メジマグロのカルパッチョ、彩り野菜のソース」1900円
パプリカ、ズッキーニ、タマネギ、プチトマトやディルなどのハーブをヴィネガー・マリネした前菜。見るからにカラフルで元気が出る一品は、マグロと野菜のサラダのような感じでいただけますよ。
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brutto(ブルット)
▲ 「トマト不使用のボロネーゼと実山椒 タリアテッレ」 1750円
トマトを使わず、あえてまばらに挽いた合い挽き肉をカリカリに炒めて作ったボロネーゼ・ソースが、手打ちパスタに絶妙な具合で絡んだひと皿。たっぷりと振りかけたパルミジャーノのコクと、実山椒のピリッと爽やかな風味もたまりません。
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▲ 「フランスビュルゴー 鴨 フィレ ポートワインときのこのソース」3500円
そしてメインは、フランスで4代続くビュルゴー家のシャラン鴨フィレ肉のロースト。新潟から取り寄せた椎茸、舞茸、白茸の3種のきのこで作ったソースにはポートワインを効かせて。上に載っているのはトウモロコシのポレンタと、パプリカ、長芋、スナップエンドウ、ラディッキオなどの焼き野菜です。

brutto(ブルット)
ワインはイタリア産がメイン。特にナチュール系を多く取り揃えています。珍しいところでは、最近話題のジョージア国(ワイン発祥の国と言われています)産やオレンジ・ワインなど。思わずジャケ買いしたくなる個性的なワインを堪能できますよ。
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いわゆる“カウンター・イタリアン”の店だけれど、かなりゆったりとした席配置なので、お隣を気にしないでデートを楽しめます。
 
「出来立てを食べてもらう」ため、あえて手間暇を惜しまないシェフの心意気をぜひ味わってみてくださいね!
※掲載商品はすべて税込み価格です
brutto(ブルット)

◼️ brutto(ブルット)

住所/東京都渋谷区元代々木町 4-4 田村ハウス 1F
営業時間/18:00〜24:00
(※ 最新の営業時間は店舗まで直接ご確認ください)
定休/日曜

予約・お問い合わせ/TEL.03-4362-8377

● 渡辺ゆり子

食、シャンパーニュ、花、インテリアと多岐のジャンルが活動のフィールド。2003年、国際アートフラワーコンクール優勝。2010年、シュバリエ・ド・シャンパーニュ叙勲。本誌LEONの「モテたいオヤジの通ぶり!レストラン」でも連載中。2021年7月7日に、自身のバー「Champagne Bar LILI-LA-YULI」が14周年を迎えた。

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