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2021.10.20

大人なレザーといえば、やっぱりアレの黒!?

レザーブルゾンは男の勲章。ですが、威圧感のあるハードすぎる装いは避けたいもの。そこで推奨したいのが黒のスエードブルゾンです。周囲の警戒感を解きほぐす重要なポイントはスエードの質感にありました。

CREDIT :

写真/鈴木泰之(Studio log) スタイリング/四方章敬 ヘア/Takuya Baba(SEPT) 文/T.Kawata 構成/長谷川茂雄

ハードさを緩和しつつシャープな印象に

レザーといえば、ワイルドで無骨なものとお考えの方も多いかと。が、そんなレザーの高級感を生かしつつ、ハードさを和らげるのがイマドキの装いには重要です。

さて、その簡単な解決策といえば、スエードを選ぶこと。それにより、表革のハードさを緩和しつつ、上品さがアップいたします。一方で、レザーならではのちょっと不良的なクールさは捨てがたい……。

ってな方は、黒スエードを選ぶのが吉ですよ。なにしろ、質感がほどよく肩の力の抜けたキャラを演出してくれるうえ、色でしっかり引き締まってレザーの持ち味は活かせますから。

あとはハードにキメすぎない脇役を合わせればいうことなし。では、実例を交えつつ、黒スエードブルゾンの秀作をご紹介します。

暖色系ニット&キレイめパンツでユルさをプラス

▲ ブルゾン17万6000円/ルッフォ(伊勢丹新宿店)、ニット3万8500円/ブリッラ ペル イル グスト、パンツ3万1900円/ジャブスアルキヴィオ(ともにビームス 六本木ヒルズ)、Tシャツ9350円/スローン、メガネ7万9200円/ジャック・マリー・マージュ(オブジェ・イースト)、靴21万7800円/ジョンロブ(ジョン ロブ ジャパン)
ポイントは、普段ならテーラードジャケットに合わせるような品のあるアイテムで、スエードブルゾンのハードさをうまく回避すること。さらにハードボイルドなダークトーン一辺倒は、周囲に威圧感を与えますから、温厚そうな差し色を取り入れて、とっつきやすさを添えてみるとよろしいかと。写真のライダースはルッフォのマーロンSP。既存モデルから胸ポケットを排し、袖のハギをとるなど、より洗練されたアレンジを施したほか、袖丈も日本人仕様という伊勢丹別注モデルです。

◆ POINT 1

季節感も演出できるオレンジのニットを活用

上質なセーターは、柔らかで安心できる人物像の演出に一役買ってくれます。とりわけオレンジ色のソレは、レザーのハードさを中和してくれるうえ、季節感も発揮できるスグレモノです。白Tシャツのチラ見せでアクセントをつけると、馴染みもよくなるのでお試しあれ。
スエードのソフトな風合いは、そのまま周囲の受ける印象につながります。ハードなレザーと違い、落ち着きや温厚さを伝えたいなら、持ってこい。なお、こちらのブルゾンの素材はゴートスエード。繊維質が細かく、手触りも上々ですよ。

◆ POINT 2

ドレス仕様のパンツともすんなり馴染みます

ダメージデニムやレザーパンツも、シーンによってはカッコ良いもの。ですが、イマドキにまとめるなら、タック入りのテーパードパンツを合わせて、マイルドな大人の装いに見せるのが正解です。おまけに足元がローファーなら、さらに上品さと抜け感がアップ。もうなにも文句はございません。

◆ チンクワンタ

細身&シンプルさで人気のベストセラー

▲ 12万9800円/チンクワンタ
やや細めのシルエットに無駄な装飾がないシンプルさが魅力の秀作です。どんな人が着てもサマになると、好評なのだとか。スエード素材は若いヤギの革を、薄く削ぐことで独特な軽やかさとしなやかさを実現していて着心地も快適です。素材の風合い、主張の控えめなルックスは、大人のちょいユルなスタイリングに理想的といえましょう。

◆ アワー レガシー

より気負わず装いたいならシャツタイプはいかが?

▲ 8万8000円/アワー レガシー(エドストローム オフィス)
ポルトギーゼ スエード(羊革)を用いて、ミニマムに仕上げたシャツタイプの一着は、軽快感満点です。左胸に付いている実用的なポケットは、大きめでデザイン上のアクセントにもなっています。大人がユルく着こなすのに最適なレギュラーフィットもうれしい限り。それでいて、ホーンボタンを採用するなど、ディテールに抜かりがないのはさすがです。

◆ ロンハーマン

素材にヒネリありのシングルライダース  

▲ 36万3000円/ロンハーマン
フロントがジップ仕様になった襟付きブルゾンは、着回しやすい一着。注目したいのは素材です。見た目は繊細なスエードのようでしょ? でも、コレ、厳密に言えば柔らかな着心地のディアスキンにヌバック加工を施したレザーなんです。とはいえ、あくまでスエードライクにこなせるのがミソ。これなら、時間とともに使い込んだ味わいを楽しめますよ。襟と、目立たないポケットだけのシンプルデザインってのが、無骨さを軽減してくれて好印象間違いなし。

■ お問い合わせ

伊勢丹新宿店 03-3352-1111
エドストローム オフィス 03-6427-5901
オブジェ・イースト 03-3538-3456
ジョン ロブ ジャパン 03-6267-6010
チンクワンタ 050-5218-3859
日本ロレックス/チューダー 03-3216-5671
ビームス六本木ヒルズ 03-5775-1623
ロンハーマン 0120-008-752

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