あの名作シャツが、ゆったりサイズになりました

大は小を兼ねる。「大きいものは小さいものの代わりに使える」「小さいものより大きいもののほうが幅広く役に立つ」などの意味ですが、最近のファッションの世界でも同様のことが言えそうです。街行く女性を見てみると、3人にふたりはオーバーサイズの洋服に身を包んでいて、聞けばパートナーの服を借りて着ているなんて声も。まさに大は小を兼ねる装いが人気のようです。

男性にもこの傾向はあるものの、極端にサイズが合っていないとダラしなく見えてしまうという難点があり、大は小を兼ねない!?と思っていましたら、ありました、時代の空気感を纏いつつも、そんなお悩みを解消してくれる逸品が。

「ブルックス ブラザーズ」の新作シャツは、ベースは定番のオックスフォードなのですが、身幅が広くゆったりシルエットになり、ダラしなさを感じさせる丈感はコンパクト仕様になっているんですね。

このちょっとしたサイズ感の変化こそ、大人が着るべきゆったり服であると思うんです。……欲張って大きなつづらを選んだ老婆が怖い思いをしたというおとぎ話もあることですし、諸兄には過度な大ではなく、ココンチのちょい大なシャツを選んでいただけたら、と思う次第です。

大オススメのサックスブルーだけでなく、定番のホワイトやラベンダー、ピンク、イエローなど、選り取り見取り。もちろん、ココンチの顔であるボタンダウンはそのままに、身幅ゆったり、丈感は絶妙と秀逸なシルエットが目を引きます。1枚と言わず、大人買いをオススメいたしますゾ。