3大ポロブランドだけじゃない！ 名品ポロシャツはまだあります！

歴史があり、そして世界的な定番アイテムであるポロシャツ。前回紹介したラコステ、ラルフ ローレン、フレッドペリーなどの老舗ブランドに注目が集まりがちですが、どっこい他にもたくさんの名ポロシャツがあります。

そもそもポロシャツを展開しているブランドは数多あるのですが、今回はその作りやデザインに一家言ある3ブランドをピックアップ。勝手にポロシャツ新御三家と命名し、その魅力に迫りたいと思います。

名品系でありがちな‟かぶり”を回避したいと思いつつも、そんじゃそこらのポロシャツじゃ満足できないといううるさ方の御仁も、きっと満足していただけることかと。

肩幅やボディに余分なゆとりはないものの、着丈がやや長めになっているのがメゾン キツネの特徴。「クラシック・ポロ」という名は、まさに言い得て妙です。生地はコットンピケ。おなじみのフォックス パッチは、パリジャン・ラインの特徴であるトリコロールカラーをまとっています。

コチラはシーズンニューカラーとなるグリーン。注目は胸のフォックス パッチで、ボディカラーと異なるトーンを使用したトーナル フォックスは今シーズン初登場です。フレンチなトリコロールカラーに対して、比較的シックで落ち着いた印象に。

シーズンごとにロゴの配色が変更されるココのポロシャツ。よく見ると、ロゴの形自体も若干のマイナーチェンジを行なっています。今シーズンは、さらに見どころが。数シーズンぶりに、ドロップテールを復活させています。全体的なシルエットもゆったりで、クラシック回帰といったところかと。

コチラは、ブランドとして初めてポロシャツをリリースした2005年当時の一着。2007年に定番展開化される以前のモノとなります。ドロップテールの採用は今シーズンと共通ですが、シルエットは全体的にコンパクト。トップボタンを外した際の襟のキレイな開き具合は、いまのモデルにも引き継がれています。

ポロシャツといえば、やはり本場であるフランス発のブランドが気になります。生地はオーガニックコットン製のピケ。適度なハリがあります。コチラはクラシックフィットで、肩幅や身幅に適度なゆとりを持たせたボックスシルエット。胸のAmi de Coeur刺繍が、アイキャッチに。