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2021.10.10

超定番レイバンの3大モデルが実は微妙に変わっている??

レイバンのサングラスの中でも傑出した人気を誇るのが「アビエーター」「ウェイファーラー」「クラブマスター」の3モデル。どれも永世定番かつ名品として知られますが、実は意外なバリエがあるってご存知? しかもそれが、今どきなお洒落に効くんですよ!

CREDIT :

写真/鈴木泰之(Studio Log) スタイリング/稲田一生 文/秦 大輔

ハードに見せない活用法でお洒落度が上がります

Ray=光線を、Ban=遮る──レイバンは、眩い光からパイロットの目を守るために開発された、ティアドロップ型サングラスを端緒に生まれました。そのサングラスとは、ご存知「アビエーター」。1937年の登場にして、アメリカを体現する傑作として今なおファンの多いあのグラサンです。

でも、上の写真(の最右)をご覧あれ。思い描くイメージよりも、なんだか印象が和らいでいると思いません?
▲ 1986年公開の映画『トップガン』にて、エリートパイロットの卵を演じたトム・クルーズがアビエーターを着用。以来、アビエーターといえば! のお手本に。 
©️Album/アフロ
従来のイメージはおそらく、映画『トップガン』でトム・クルーズが掛けていたこのお姿。今見てもめちゃめちゃカッコいいのですが、そのハードな外観から、人や服を選ぶ嫌いがあるのは否めませんでした。

その点、先の淡色レンズが入ったモデルはハードな印象が抑えられ、誰もが掛けやすいバランス。ファッション視点でも、より多彩なスタイルに合わせやすくなっているのですよ。

加えて、ハマると激烈にカッコいいけれど顔のカタチを選ぶと言われてきた「ウェイファーラー」も、今は万人向きのフィットがあり。

さらに、サーモント型の名品「クラブマスター」には、ブルーライトをカットするクリアレンズを搭載した、現代的なモデルもラインナップされています。

男らしさもレイバンの魅力ですが、こうした新世代モデルをハードに見せずに活用することで、誰でも手軽にお洒落度を上げることが可能なのです。

てなわけで、3大レイバンの今どき活用術を、スタイリング例を交えて解説していきましょう!
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◆ 名品その1 「アビエーター」

淡色レンズなら、柔和な印象に劇的チェンジ!

▲ 「アビエーター」 (左より)2万3980円、2万8380円/ともにレイバン(ルックスオティカジャパン カスタマーサービス)
「アビエーター」のルーツは、高高度を飛行する米軍パイロットのために開発されたサングラス。人間の目の動きと同じ範囲をカバーし、最大の視野を確保できるティアドロップ型のシェイプや緑のレンズでお馴染みですが、写真右の一本はレンズが今どきな淡色。男らしさを象徴するような左の定番もイイですが、柔和な印象の淡色ver.は新鮮でしょう? ちなみにこのレンズ、実は紫外線量と温度により色が変化する調光レンズ。淡色でも屋外に出ればばっちり、レイをバンしてくれます!
▲ 「アビエーター」2万8380円/レイバン(ルックスオティカジャパン カスタマーサービス)、ニット1万500円/コス(コス 銀座店)
ハードな印象が絶妙に中和されているため、リラックスしたクルーネックのニットスタイルにも浮いて見えません。ティアドロップなのに柔らかい印象に! この意外な組み合わせが洒落て映るのです。
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◆ 名品その2 「ウェイファーラー」

“フルフィッティング”なら、顔を選ばずクールにハマる

▲ 「ウェイファーラー」各2万3980円/ともにレイバン(ルックスオティカジャパン カスタマーサービス)
伊達男のアイコンともいうべきセルフレームの傑作が、1952年誕生のウェイファーラー。ボブ・ディランにアンディ・ウォーホルにと、これを愛したセレブは数知れません。でも、傾斜の強い攻めたシェイプのため、こと日本では頬やまつ毛に当たってしまう人が多く。長きに渡り、ハマればカッコいいけど人を選ぶと言われていました。

でも、今はアジアンのフィットを目指して開発された「フルフィッティング」モデル(品番表記の最後に-Fと記載)がある! 傾斜が浅く、テンプルのカーブが強いうえに、ノーズパッドもグローバルフィッティングのものより高くなっているのが特徴。サイズが2種あるので、ジャストな一本を選ぶのもお洒落にこなすポイントですよ。
▲ 「ウェイファーラー」2万3980円/レイバン(ルックスオティカジャパン カスタマーサービス)カットソー1万5400円/ザ インターナショナル イメージズ コレクション(ノウン)、グラスコード2200円/トニータイズサン(ジービーガファス)
ロックテイストのあるプリントTとの相性はやっぱり抜群。写真は愛用のご縁でアンディ・ウォーホルのそれと。スポーティなグラスコードとの合わせもハードさを緩和します。グローバルフィッティングモデルもカッコ良いですが、すんなりかけやすい「フルフィッティング」タイプで、ストレスなく名品を楽しむのは賢い選択かと。
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◆ 名品その3 「クラブマスター」

クリアレンズのそれは、オンスタイルにも相性ヨシ!

▲ 「クラブマスター」各2万3980円/ともにレイバン(ルックスオティカジャパン カスタマーサービス)
映画『マルコムX』で主人公を演じたデンゼル・ワシントンが身に付けていたのが、1986年登場の「クラブマスター」。50年代をフィーチャーしたそのデザインは、まさに50年代を駆け抜けた人権運動家や小説家などの知識人が好んだ、サーモント型のシェイプ。知性の中に秘めた力強さが、多くのアイウェアファンを虜にしてきました。

そんな偉人たちを想起させるクラシックな印象が強いサングラス(上)ですが、今ではブルーライト&UVカットのクリアレンズを搭載したモデル(下)なんてのもありで、こちらはビジネス使いにもってこい! リモート会議続きでもっぱらPCの画面を見つめている、な~んて人にも重宝するでしょう。
▲ 「クラブマスター」2万3980円/レイバン(ルックスオティカジャパン カスタマーサービス)、ジャケット7万4800円/ビナイン(エヌエスナイン)、カットソー2万4200円/アスペジ(トヨダトレーディング プレスルーム)
というわけで、ジャケット×Tシャツの今どきなビジネススタイルにクリアレンズをオン。有害とされるブルーライトを防ぎながら、さらりと知的な印象づけができます。外出時のメインサングラスとして「クラブマスター」をチョイスするのは、もちろんアリですが、オンライン会議時のお洒落小道具として、あえてクリアレンズタイプを活用すれば、知性漂う大人の装いが演出できますよ。
※掲載商品はすべて税込み価格です

■ お問い合わせ

エヌエスナイン 03-5877-9442
コス 銀座店 03-3538-3360
ジービーガファス 03-6427-6989 
トヨダトレーディング プレスルーム 03-5350-5567
ノウン 03-5464-0338
ルックスオティカジャパン カスタマーサービス 03-3514-2950

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