2018.02.14
どんな着こなしにも合う、安定感のある靴といえば?
冬のコーディネイトにおいてよく耳にする疑問が「靴はどうするのが正解か?」ということ。確かに冬はコートなどの重衣料が影響し、非常に身体回りがボリューミーに仕上がるもの。であるのに足下だけが年中はいている軽快なシューズでは、どうしてもバランスが悪くなってしまいます。そこで冬ならではのスタイリングにズシッと効く、存在感ある一足をご紹介いたします。
- CREDIT :
写真/静物・蜂谷哲実、スナップ・Yu Fujiwara(@8and2) スタイリング/稲田一生 文/長谷川 剛(04)
マウンテンブーツで、足下にボリュームをもたせる
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ヘヴィなロングコートや厚手ブルゾンを取り入れた重みあるコーディネイトをガシッと受け止める“強さ”を備えているのです。そんなブーツのセレクトポイントとなるのは、まずフルレザー製であること。そしてちょっとクラシカルな登山靴の要素を取り入れたデザインであること。飽くまでタウン使いを意図したスマートフォルムのものから選ぶことも、洒脱に見せるための重要な条件です。
キモは上質な表革、ドレス感あるフォルム、編み上げタイプ
◆ マルモラーダ
職人による本格仕立てと深いムラ色に注目
![ジャコメッティは以前、マルモラーダの名義にて本格的なハンドソーンのマウンテンブーツを数多くリリースしてきた実力派。新作となるこちらは、伝統的なノルベジェーゼ製法はそのままに斬新なスクエアトゥデザインを施したもの。13万円/マルモラーダ(ウィリー)](https://assets-www.leon.jp/image/2018/02/07194932828089/0/3.jpg)
![アッパーの革材にはジャコメッティならではの「コロラート」仕上げを施しているのがポイント。アニリン原液とワックスを手作業にて丁寧に塗り込み染色することにより、味わい深いムラ感と艶を放つ仕上がりに。](https://assets-www.leon.jp/image/2018/02/06224231686052/1600/4.jpg)
![独自の木型構造により、足入れを阻害することなくスマートに見える設計が実に秀逸。ビンテージシューズのような雰囲気と、ハンドメイドならではの軽さと屈曲性はジャコメッティならでは。](https://assets-www.leon.jp/image/2018/02/06224240552812/1600/5.jpg)
◆ ブッテロ
快適なフィット感とモードな端正さを兼備
![1974年イタリアはトスカーナ州にてブランドをスタートさせたブッテロ。「ブーツと言えばブッテロ」の異名をとる実力派の定番が、このCANALONEです。多彩なブーツを展開させる同ブランドのなかでもスタイリッシュな細身木型を使用しており、モードな洒落感をも備えた一足です。6万3000円/ブッテロ(ブッテロ トーキョー)](https://assets-www.leon.jp/image/2018/02/06224301988273/1600/6.jpg)
![ゴツめな外観ながら軽量なビブラムソールを搭載しており、終日はいて歩いても疲れ知らず。タフな革製レースによる編み上げデザインですが、実は踵の内側部分にジップ付き。脱ぎはきも非常に容易です。](https://assets-www.leon.jp/image/2018/02/06224311759022/1600/7.jpg)
◆ パラブーツ
堅牢な作りのなかにフレンチの粋を込めた傑作
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