2017.10.02
編集部員が実践する、大人なデニムのこなし方【王道ブルーデニム編】
デニム特集をお届けしているLEON編集部員が、いま選ぶべき大人のデニムと着こなしを2回に渡って紹介! 今回は王道のブルーデニム編です!
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写真/蜂谷哲実(hachiya studio) 文/LEON.JP編集部
王道ブルーデニムの着こなし5選
LEON 副編集長 堀川正毅
これぞデニム! 定番色インディゴブルーも選びを“サラリ”で今っぽく
そんな王道の一本は、抜け感のある色落ちと絶妙な丈のおかげで“サラリ”とした印象。つまり、キレイめな着こなしに、絶妙なハズしの効果をプラスしてくれるんです。
コーディネートのポイントは、“ブロードの白シャツ”に“タッセルローファー”、“黒のアウター”であくまでシンプルリッチなキレイめにすること。無骨なボトムの大代表的デニムも、こんな風に合わせることで、その個性がいい意味で効いてくるのです。
LEON 市村広平
タフなイメージを払拭、マッキントッシュのジージャン
一見するとかなりアジが出ていますが、そこはかとなく上品なのには理由があります。よく見ると、フロントボタンはフラットなメタルボタンに変更。さらに本来タイトなジージャンのシルエットを、アームやボディを”ほどよくゆったり”なサイズ感にすることで、ソフトな雰囲気に仕立てています。
その着こなしのポイントは、ジージャンのタフさをグレートーンで中和させていること。ほどよくゆったりなグレスラ、グレーのニットカーディガンならソフトな印象なので、ジージャンともしっくり。だから、あくまでジージャンが主役でいながら、全体としては上品な印象になるんです。
首元と裾から白Tを覗かせれば、クリーンなイメージも加わりますので、ぜひお試しを!
LEON.JPチーフディレクター 高橋 大
リーバイスの「赤耳」が、いま丁度いい?!
古着といっても、ヴィンテージと呼ばれるものではなく、通称「赤耳」と呼ばれるタイプをチョイス。「赤耳」の特徴は、サイドに現れる“アタリ”(この独特な色の落ち方はセルビッジ付きのみ)と、縦落ちではないムラっぽい色落ち。ヴィンテージマニアからすると、実は評価の低いこの色落ち感が、クリーンでさらりとした着こなしにぴったりなんです。もちろんダメージなしというのもポイント。
コートは、デニムとのなじみを考えてコーデュロイですが、黒ならシックな印象に。足下はビットローファーで艶っぽくまとめるのもお忘れ無く。さらにトレンド感をプラスするなら、柄の開襟シャツを加えるのも手です。
大人の着こなしにピッタリのおすすめダメージデニム
LEON.JP編集長 前田陽一郎
本物を知る大人だからこそ履きこなせる変化球デニム
さらにこちらのデニム、「尾道デニムプロジェクト」の1本。世界各地の人々と1本のデニムを引き継ぎ合うバトンレースのようなこの企画では、履く人の背景の物語を共有することで、デニムの変化や人との縁を楽しむことができます。
第1弾で創り上げたデニムの総数は540本。まずは職人の魂を受け継いだ尾道のリアルワーカー270人にそれぞれ2本ずつ渡し、週ごとのローテーションで穿いてもらい、その後毎週「回収・配布」 → 「洗う」 → 「穿く」を交互に繰り返しその工程を1年間続けてようやく最初のデニムが完成します。
そんなストーリーをもつ主役級のデニムだからそれに合わせるアイテムは極々シンプルがオススメ。たとえばライダーズジャケットやスニーカーを合わせれば大人の上質スタイルが決まります。
LEON 武田一希
バイカーデニムも、選び次第ではオトナにこそオススメ
その名の通り、バイカーパンツから着想を得たステッチ使いによりこなれ感が生まれ、コーディネートのアク足しに最適です。程よいダメージと太すぎず細すぎないシルエットも大人のスタイルにピッタリ。
オススメのコーデは、往年のバラクータの「G9」。モードなデニムにクラシック感漂うアイテムを合わせることでバランスが上手く取れ、今っぽく着こなせるのでおすすめです。
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