2017.09.25
モテるデニムスタイル・スナップ【1】「ストラスブルゴ」&「シップス」
セレクトショップのスタッフに「モテるデニムスタイル」というテーマでコーディネイトを見せて頂きます! 第一回目は「ストラスブルゴ銀座店」と「シップス銀座店」。オトナの街らしい、シックなデニムスタイルに注目です!
文/持田 慎司
ドレスのアイテムをちりばめて大人のデニムスタイルを構築
◆ストラスブルゴ銀座店
そんな彼がモテるデニムスタイルとして提案してくれたのが、ジャケットにジレを合わせたタイドアップの着こなし。「なるべくドレスのアイテムを合わせることでシックにまとめつつ、小物で上質感を演出しました」とのお言葉通り、絶妙な色落ちのデニムを大人っぽく仕上げています。
カジュアルなデニムを履くときは、どうしてもスニーカーを合わせたり色数を多くしてしまいがちですが、あえて革靴を合わせさらに全身をブルー、グリーン、ブラウンの3色に抑えることで、モダンでモテるデニムスタイルが完成するというわけなのです。
デニムを引き立てる“合わせ”にご注目あれ
10年選手のデニムは、リジットから少しずつ色落ちさせたもの。美しいヒゲや縦落ちが、デニムに対する深い愛情を暗黙のうちに代弁しています。
Vゾーンに使用しているのは、ブルー系とグリーン系の2色のみ。ジャケットのウィンドウペーンもグリーンという、徹底したこだわりには頭が下がります。
グラスヒュッテ・オリジナルの時計やネイティブアメリカンジュエリーを腕元に。上質感のある小物使いによって、大人っぽい雰囲気を演出しています。
エドワード グリーンのブラウンの紐靴を足元に。ややカジュアルなムードを醸し出すシボの風合いが、美しい落ち感のデニムと抜群の相性を見せています。
10年選手のデニムは、リジットから少しずつ色落ちさせたもの。美しいヒゲや縦落ちが、デニムに対する深い愛情を暗黙のうちに代弁しています。
Vゾーンに使用しているのは、ブルー系とグリーン系の2色のみ。ジャケットのウィンドウペーンもグリーンという、徹底したこだわりには頭が下がります。
グラスヒュッテ・オリジナルの時計やネイティブアメリカンジュエリーを腕元に。上質感のある小物使いによって、大人っぽい雰囲気を演出しています。
エドワード グリーンのブラウンの紐靴を足元に。ややカジュアルなムードを醸し出すシボの風合いが、美しい落ち感のデニムと抜群の相性を見せています。
ヌケ感を醸し出しつつ締めるところは締める
◆ストラスブルゴ銀座店
柔らかな雰囲気を備えるジャケットと、上品ながらもリラックス感漂うニットポロによって、肩肘張らない大人のデニムスタイルを構築しているわけですが、この着こなしのポイントは、何と言ってもデニム自体にあるのです。
というのも、こちらの一本はプリーツやクリースがあしらわれたスラックスのような仕様になっているのです。これが、さらに今っぽさを演出しているというわけ。
「ジャケットやレザーシューズにも抜群に合わせやすいんです」という細川さん。なるほど確かに、ドレスディテールをそこかしこに散りばめたこのデニムであれば、簡単に大人のモテるデニムスタイルを実践できそうな予感が。
軽やかに仕上げたジャケデニスタイルの好例
シヴィリアのデニムには、プリーツやクリースといったスラックスに用いられるディテールが。これによって、ドレスアイテムとの相性も格段にアップします。
ニットポロは柔和な雰囲気に加えリッチで軽やかなムードも添えてくれるので、ワイルドなデニムを上品に昇華するのにはもってこいのアイテムです。
腕元にはエレガントなカルティエのタンクをチョイス。美しい光沢を湛えるゴールドのケースが、デニムスタイルに気品をプラスしてくれます。
デニム自体がスラックスのようなディテールを備えているため、レザーのローファーとも相性抜群。軽やかなジャケデニスタイルの土台となる、お洒落な選択です。
シヴィリアのデニムには、プリーツやクリースといったスラックスに用いられるディテールが。これによって、ドレスアイテムとの相性も格段にアップします。
ニットポロは柔和な雰囲気に加えリッチで軽やかなムードも添えてくれるので、ワイルドなデニムを上品に昇華するのにはもってこいのアイテムです。
腕元にはエレガントなカルティエのタンクをチョイス。美しい光沢を湛えるゴールドのケースが、デニムスタイルに気品をプラスしてくれます。
デニム自体がスラックスのようなディテールを備えているため、レザーのローファーとも相性抜群。軽やかなジャケデニスタイルの土台となる、お洒落な選択です。
◆ ストラスブルゴ銀座店
住所/東京都中央区銀座5-2-1 東急プラザ銀座
お問い合わせ/☎03-3573-6190
営業時間/11:00〜21:00
デニム×シャンブレーを大人っぽく着こなす
◆シップス 銀座店
銀座店の井上さんです。
この素材の組み合わせで、全体としての印象に野暮ったさは皆無。むしろ洗練された雰囲気が漂うその秘密は、シルエットやアイテムの選びにありました。ダラシなく見えないきれいめなシルエットとジャケットにタイドアップをすることで、見事に大人の着こなしへと昇華しています。
「赤をアクセントカラーとして使っている」という本人のお言葉通り、随所に赤を取り入れている点も見逃せないポイント。これによって、ともすると渋くなりがちなヴィンテージテイストのアイテムを、好感度抜群な印象に仕上げているというわけなのです。
絶妙なサイジングと合わせで大人のデニムスタイルを表現
デニムはダメージ加工が施されていますが、肌は見えない設計に。味わい深さと大人の節度を両取りできるという、なんとも絶妙な塩梅の作りになっています。
ネクタイやチーフにトレンドの赤を差し色として使用した本日の着こなし。華やかな色味が加わることで、全体が明るく親しみやすい印象に仕上がります。
定番のターコイズ意外に、サンゴやシェルをあしらったネイティブアメリカンジュエリー。ここでもさりげなく、差し色の赤を効かせているのです。
レザーの編み込みが目を引くレザーシューズを足元に。ややカジュアルな雰囲気を備える一足だけに、デニムとのマッチングは言わずもがな。
デニムはダメージ加工が施されていますが、肌は見えない設計に。味わい深さと大人の節度を両取りできるという、なんとも絶妙な塩梅の作りになっています。
ネクタイやチーフにトレンドの赤を差し色として使用した本日の着こなし。華やかな色味が加わることで、全体が明るく親しみやすい印象に仕上がります。
定番のターコイズ意外に、サンゴやシェルをあしらったネイティブアメリカンジュエリー。ここでもさりげなく、差し色の赤を効かせているのです。
レザーの編み込みが目を引くレザーシューズを足元に。ややカジュアルな雰囲気を備える一足だけに、デニムとのマッチングは言わずもがな。
ライダーズを合わせてもシックにキメる手腕に脱帽
◆シップス 銀座店
レザージャケットにデニムという、ともするとハードすぎる着こなしになりそうなアイテムのチョイスですが、そう見えないのにはやはり秘密がありました。トップスをタイトにまとめボトムスをややルーズフィットにした抜群のサイズバランスと、そこにネクタイを合わせるというコーディネートの妙が効いているのです。
そして、デニムに合わせるレザーの色はブラウンの方がシックな印象と思われがちですが、あえてハードに感じるブラックをチョイス。それでも、タイドアップの効果で都会的でドレッシーな見え方に。この点も、ライダーズ×デニムを大人っぽく仕上げるためのポイントと言えるでしょう。
Aラインとアイテム選びの抜群のセンスに注目
ライダーズに合わせたのは、オックスフォードの白BDシャツと黒のニットタイ。スポーティなタイドアップによって、ライダーズとデニムとの調和を図りつつ大人っぽさも演出しているのです。
左手にはロレックスのGMTマスター、そして右手にはダニー ロメロのシルバーリングがいいアクセントに。
袖をロールアップすると、ダニー ロメロのシルバーバングルがチラリ。オトナなデニムスタイルに高級感をプラスする腕元演出もお忘れなく。
シューズはオールデンの外羽根プレーントゥ。ミニマルかつ程よくカジュアルなラストとデザインは、カジュアルスタイルにも相性抜群ですね。
ライダーズに合わせたのは、オックスフォードの白BDシャツと黒のニットタイ。スポーティなタイドアップによって、ライダーズとデニムとの調和を図りつつ大人っぽさも演出しているのです。
左手にはロレックスのGMTマスター、そして右手にはダニー ロメロのシルバーリングがいいアクセントに。
袖をロールアップすると、ダニー ロメロのシルバーバングルがチラリ。オトナなデニムスタイルに高級感をプラスする腕元演出もお忘れなく。
シューズはオールデンの外羽根プレーントゥ。ミニマルかつ程よくカジュアルなラストとデザインは、カジュアルスタイルにも相性抜群ですね。
◆ シップス 銀座店
住所/東京都中央区銀座3-4-15 菱進銀座ビル
お問い合わせ/☎03-3564-5547
営業時間/11:00〜20:00