2017.07.30
ジャケットを今どきに見せるこの一手
- CREDIT :
写真/鈴木克典、椙本裕子、
小澤 達也(STUDIO Mug) 文/池田保行(04) 協力/山本 晃(グルーヴ)、山崎 諭(04) イタリアスナップ/Massi Ninni、前田直子
特に近年のそれは芯地や肩パッドもなく、ビジネスシーンをはじめとしたオンタイムに限らずカジュアルな装いにもピッタリなものが数多くラインナップされています。
そんなジャケットを、気取らす洒落て魅せるなら、いまどきはドレスなシャツではなく、クルーネックのTシャツがベターというお話。
ラウンドネックの無地Tシャツがジャケットをモダンに魅せる
Tシャツの襟のカタチは、胸元の開いたVネックより、主張しすぎないクルーネックが最適です。しかもシンプルな無地なら、ジャケットの色や柄を気にせず合わせやすいうえ、シックな装いに見えますから。ジャケットのインには無地のラウンドTが真似しやすいでしょう。
ちなみにここでもやっぱり白Tは鉄板の様子。そんな白Tをインナーに使う場合、襟周りのリブは細いものより太いものを選ぶほうが、下着っぽく見えないのでスポーティにこなせますよ。
ラウンドネックの無地Tシャツがジャケットをモダンに魅せる
街のオトナはジャケット×ラウンドTを巧みにこなす
シアサッカーのシャツジャケットにブルーのTシャツを合わせた加藤貴大さん(37歳)。羽織モノが一枚あるだけで、Tシャツ一枚よりぐっと品のあるオトナのこなしに変わることがおわかりいただけるかと。5ポケットの白パンは、ちょい太めを選ぶあたりがポイントです。マリンルックにならない、じつに爽やかな白とブルーの好例です
笠原隆史さん(35歳)のエトネのジャケットは、夏場に涼し気なストライプ。Tシャツはチルコロのラウンドネックニットカットソーですが、インに重ねた白Tの差しがポイントになってます。足元は真っ白のアディダス スタンスミス。これもやっぱり白差しのポイントですね
ダブルのシアサッカースーツでキメた近田龍一さん(22歳)。インは白Tでサラッとこなす夏ならではのスーチングです。ここでTシャツが太リブなあたり、スポーティな気分を盛り上げるポイントです。ポケットチーフで色を差すあたりも、洒落てます。
船引俊祐さん(31歳)はジャケットとTシャツともにカルバン・クライン。ジャケットのシルエットはとてもシャープなのですが、襟付きシャツにタイドアップでは、ドレッシーになりすぎてしまいますので、ラウンドネックTシャツならこんなふうに軽〜くこなせるんです。
片山貴之さん(43歳)は、ジャージージャケットにネイビーのクルーネックT、ボトムズは白パンというシンプルかつオトナのリアルなスタイルで。Tシャツは細リブですが、濃色ゆえに下着っぽく見えないのです。足元はランバンのスエードシューズですが、ネイビーを合わせているあたりがぐっと洒落て見えます。
シアサッカーのシャツジャケットにブルーのTシャツを合わせた加藤貴大さん(37歳)。羽織モノが一枚あるだけで、Tシャツ一枚よりぐっと品のあるオトナのこなしに変わることがおわかりいただけるかと。5ポケットの白パンは、ちょい太めを選ぶあたりがポイントです。マリンルックにならない、じつに爽やかな白とブルーの好例です
笠原隆史さん(35歳)のエトネのジャケットは、夏場に涼し気なストライプ。Tシャツはチルコロのラウンドネックニットカットソーですが、インに重ねた白Tの差しがポイントになってます。足元は真っ白のアディダス スタンスミス。これもやっぱり白差しのポイントですね
ダブルのシアサッカースーツでキメた近田龍一さん(22歳)。インは白Tでサラッとこなす夏ならではのスーチングです。ここでTシャツが太リブなあたり、スポーティな気分を盛り上げるポイントです。ポケットチーフで色を差すあたりも、洒落てます。
船引俊祐さん(31歳)はジャケットとTシャツともにカルバン・クライン。ジャケットのシルエットはとてもシャープなのですが、襟付きシャツにタイドアップでは、ドレッシーになりすぎてしまいますので、ラウンドネックTシャツならこんなふうに軽〜くこなせるんです。
片山貴之さん(43歳)は、ジャージージャケットにネイビーのクルーネックT、ボトムズは白パンというシンプルかつオトナのリアルなスタイルで。Tシャツは細リブですが、濃色ゆえに下着っぽく見えないのです。足元はランバンのスエードシューズですが、ネイビーを合わせているあたりがぐっと洒落て見えます。