丸の内・表参道で聞いた、夏のスーツ＆ジャケットを涼しく着るコツ

眼鏡のフレームはヴィンテージだそう。どこまでも他とはひと味違ったセレクトがこだわりの表れです。

アンティークのロードエルジンは、スクエアなスモセコとインデックスの感じから、相当の年代物。カフスの上にするのが森岡さん流。

靴職人・森口豊さん手がけるオーダー靴。白と茶のロングブローグのコンビなんて、じつに洒落ています。

人気のダニエル・ウェリントンは、シンプルでモダンなフェイスがドレッシーなスーツにぴったり。

コインローファーはジャランスリウヮヤ。スーツに素足でローファーというスポーティな組み合わせが夏ならでは。

人差し指に嵌めたリングがアクセント。こういうジュエリーの洒落た使いは参考になります。

パリッとしたスーツかと思いきや、オラツィオ ルチアーノのジャケットに、五十嵐トラウザーズの共生地パンツを組み合わせた加藤由隆さん（35歳）。足元はエドワード グリーンのタッセルスリッポンを素足履きし、白シャツに無地のネイビータイというシンプルでモダンなVゾーンも涼し気にすっきり見せるポイントです。

杉光秀建さん（26歳）のジャケパンスタイルは、ホップサック調にざっくり織られたオンリーのジャケット、リデアルのパンツはシアサッカーパンツと、素材にこだわった合わせ方で夏を乗り切る涼感に。じつはシャツにはペイズリ柄、タイには太幅ストライプなど、大胆な柄使いで若さと個性をアピールしています。

ボリオリのジャケットにエディフィス別注ベルナールザンスのサッカーパンツを合わせた高林剛さん（31歳）。ユルりとした余裕あるシルエットですが、コンパクトなサイズバランスが涼し気にこなしたポイントかと。シャツはギローバー、ニットタイはマーウッド。ネイビー〜薄いブルーまでのグラデーションを、素材を様々に変えて立体的にこなされています。