2017.07.28
モテ色=派手色なのか? イタリアオトコを例に検証してみた
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文/吉田 巌(十万馬力) イタリアスナップ/Massi Ninni、前田直子
そんなシックなスタイルにキレイな色を少しだけ差すというのも、強い日差しの下、夏の大人の着こなしには有効なのです。
そこで参考になるのが、イタリアオトコたちの着こなし。元来シックなスタイリングのなかにカラフルな色を上手にポイント使いし、さりげなくセンスをアピールするイタリアオトコたちのテクニックをチェックしてみましょう。
派手色使いはサジ加減が重要です
でも、こうした着こなし、じつは簡単なルールに則れば、誰もが即再現できるものなんです。
そのルールとは、“Vゾーン”や“足元”といったごく一部のポイントにのみ色を挿すという法則。仮にジャケットやパンツといった面積の大きなものをビビッドな色にしてしまうと、よほどのお洒落巧者でもない限り、浮いてしまう事しきりですよね。
これはイタリアオトコとて同様で、皆さんベースはコンサバティブ。そんな中でポイントに派手色をちょい挿しすることで華やかさや色気、大人の茶目っ気を巧みにプラスしているんです。この絶妙な塩梅を参考にぜひお試しくださいませ。
簡単で効果的! ネクタイとチーフでチラリ艶色
とはいえ、紺スーツに赤いネクタイというようなコントラストを効かせる組み合わせよりも、まずは同系色で鮮やかな色合いを選ぶのがベターですよ。

イタリアオトコはVゾーンが巧み
足元でサラリと派手色がオトナの小ワザ
