2020.12.10
【仮説09】
空の上では「カシミアスーツ」が名刺代わり、説
飛行機ではビジネスクラスやファーストクラスを利用する、というお方も多いのでは。そうすると、客室乗務員がジャケットを預かってくれることもあるかと。その時の決定打となるのが極上素材ならではの「手触り」です。ふんわりとろけるカシミアなら、名刺以上の効果を発揮してくれますよ。
- CREDIT :
写真/黒沼 諭(aosora) スタイリング/四方章敬、久 修一郎 ヘア/Tomo Tamura(Perle Management) メイク/Ken Nakano 文/いとうゆうじ

この一瞬の間にやりとりされている(したいと思っている)のは、上着だけではありません。そう、乗務員はゲストの趣味嗜好を知りたいし、オヤジは上客であるという印象を与えたいと、それぞれの思惑が裏側にある。
そんな時にオヤジが差し出すべきなのが、カシミアのジャケット。というのも、乗務員は聞かずともその人にとって最良のサービスを提供する、いわば“人を見る職業”。
そこを逆手にとり、とろける風合いのカシミアジャケットを渡せば、社会的地位だけをアピールする名刺よりもはるかに、ほかの客とは違うことが伝わります。そうすれば、その後の接客もどうしたって意識してしまう。う〜ん、やっぱりヤラシーなぁ、オヤジって♪
【解答】
"預ける"が無言のアピールになる「カシミアスーツ」

ジャケットは男らしい幅広ラペルのダブル仕立て。見た目には貫録があるのに、着心地はとっても軽やかでエアリー。優しく肌を包み込むようなとろけるカシミアの風合いと、さり気なくも上品な光沢がオヤジの色気を際立たせてくれるのです。

身頃のライニングにはブランドのロゴとベビーカシミア、撥水加工『レインシステムR』を記載したタグが鎮座。預けた時にチラリと見えて効果倍増。
※掲載商品はすべて税抜き価格です
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ゼニス 03-3575-5861
ロロ・ピアーナ ジャパン 03-5579-5182