初回のデートで格好つけるなら「着流しスーツ」vs「ドレスなデニム」さあどっち？

迷い、立ち止まることは、過去と現在を見つめ直す時間。悩みとは未来を描く羅針盤でもあって、悩むことは崇高で愛おしい行為。さあ、「着流しスーツ」vs「ドレスなデニム」の“究極かつ快楽な二択”に振り回されてみませんか？

CREDIT :: 写真／渡辺修身　スタイリング／吉野誠　ヘア／Takuya Baba（SEPT）　メイク／水野真理　文／竹内虎之介（シティライツ）　編集／井原宏太、加藤寛太（ともにLEON）　撮影協力／Hotel Vintage、ベントレーモーターズジャパン

色気は苦悩の量に比例する──昨今、そんな投稿がSNSで共感を集めています。これ、あながち間違いではありませんよね。迷い、立ち止まる。一見マイナスな逡巡も見方を変えれば、過去と現在を見つめ直す時間。悩みとは未来を描く羅針盤でもあって。だから、悩むことは崇高で愛おしい行為。さあ、ここからは日常を彩る“愛すべき悩み”の境地へ。

【A.着流しスーツ】vs【B.ドレスなデニム】

style【A】

サラリとエレガントな「着流しスーツ」

かつてデートの装いといえば、スーツが絶対的な定番でした。なにせスーツで入れない場所はありませんし、服装で大人の誠実さと覚悟を示すことができたからです。もちろんその効能は、令和の今も変わりません。とりわけ初回のデートには間違いのない選択です。

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とはいえ彼女に気を遣わせないのもオヤジの器量。そこで選びたいのが、キメ感とこなれ感が高次元で融合した「ザ・ロウ」の上下おソロ。スーツが最強のデート着だった90年代の薫りを現代解釈したような一着を着流せば、大人の余裕と安心感をスマートに演出できること請け合いなのです！

◆ ザ・ロウ

硬軟の塩梅絶妙なモヘア混素材が絶妙

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Vゾーンの狭いシングルブレストで、リラックスフィットに仕立てられた3Bジャケットとパンツ。素材はブラウンの、上質なモヘア混のテーラーリングウールを使用。軽量かつパリッとしたクリスプ感を備えつつ、なめらかなドレープを描くエレガントな素材です。

style【B】

男らしく頼りがいのある「ドレスなデニム」

初回のデートの装いは王道感がとっても大事。そこで浮上してくるのがスーツと並ぶ男の大定番たるデニムです。こちらはラフな男らしさと若々しいムードが持ち味。グイグイと楽しさのなかに引き込んでくれそうな頼もしさを感じさせることができるでしょう。

ただし大人のデート着ですから、信頼感を担保するリッチさは不可欠。だから選びは濃色デニム、こなしはおソロでキマり。さらにそれが、圧倒的な上質素材と仕立ての良さを備えた「ブルネロクチネリ」のなら、クラス感もひとしお。頼りがいと親しみやすさを兼備したデニムスタイルが完成します。

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◆ ブルネロクチネリ