
己を貫きながら、攻めの姿勢で進化する「アツい」男のスタイル
一方「ディーゼル」は、サスティナブルな取り組みを積極的に行いながら、あくまでもファッションブランドとして攻めの姿勢を崩さず、実験的とも言えるアプローチで新たな提案を行い続けています。
そんなディーゼルの哲学が濃縮された今シーズンの最新コレクションをアツい男、伊勢谷さんが軽やかに着こなします! その化学反応をたっぷりとお届けしましょう。

アツい! スタイル 01
環境へ配慮しながらも男くさい、イマドキのワークアメカジ
その上に羽織ったアウターは、ナイロンサテン地を採用したいわゆるMA-1タイプのブルゾン。まるでタイガーカモフラのようなオーバープリントが唯一無二の存在感を放ちます。表&裏生地のナイロンと中綿のポリエステルは、ともに認証リサイクル素材。男くさいスタイルの中にも環境への優しさを忍ばせる。それがディーゼル流、最新ワークスタイルなのです。




アツい! スタイル 02
単なるゆるスタイルでは終わらせない
まるでフリンジのように見えるのは縦糸を抜き出すという特殊な加工によるもので、さらにストーンウォッシュやエクリュ色によるオーバーダイを加え、まるで刺し子やボロのような日本の伝統着を想起させる独特なヴィンテージ感と高いデザイン性を実現しています。もちろん、着込むほどにさらに表情を変えるのも見どころ。
誰もやったことのないような手間のかかる加工技術を駆使する、ディーゼルの「世界のどこにもないデニムを作る」という矜持がこめられた一着なのです。




アツい! スタイル 03
磨き上げた技術でレザーの魅力をアップデイト!
手に取ってもリアルレザーと見間違うほど、リアルな光沢と質感の「ディーゼル」の合成皮革は、非常に軽くしなやか。ゆえにこんなロング丈のステンカラーコートでも、気軽に羽織えると言うワケです。
さらに注目はハンドブラシ加工。デニムで得意とするリアルな味出し加工を、ここでも存分に発揮。着心地は軽く、それでいてヴィンテージな雰囲気を楽しませてくれるコートには、ファッションの自由な楽しみ方を追求する「ディーゼル」の熱量がグッとこもっているんですね。




アツい! スタイル 04
今季、一番注目のパファージャケットで完成するアツい男のスタイル
ボリューミーな中綿が織り成すゆったりとした雰囲気と、ダイヤモンドキルトが醸し出すエッジーな雰囲気が混在するところも魅力。
リアルな加工と着心地の良さで大人気のジョグデニムと合わせれば、リラックスした中にも静かな緊張感が漂う、アツい男のスタイルの完成と相成ります。


■ interview
伊勢谷友介さんインタビュー
伊勢谷友介さん(以下、伊勢谷) どれもすごく新鮮でした。あれほどテクスチャーにこだわった服って、久々に着ましたから。最近は機能性を謳うブランドが目立ちますが、「ディーゼル」はファッションとして、デザインとしての面白さを追求しているという印象を受けました。
── 一番気になったアウターはどれですか?
伊勢谷 ジャカードデニムのボア付きジャケットですね。あの形は普段でもよく着ますが、あの無数に糸が垂れ下がった生地は、見たことないですよ。
あれ、どうやって作ってるんだろ(笑)。ボア襟もアフターサーフの際にあたたかくていいんですよね。

── 特殊な加工といえば中綿入りのジャケットも珍しいですよね。
伊勢谷 生地の一部を溶かしているヤツですよね。確かにアレもすごかったです。でもシルエットはすごくリラックス感があって、普段からサラッと着ることもできそう。
── 「ディーゼル」といえばやはりデニムが有名です。
伊勢谷 実は久しぶりにデニムを履いたんです。海に行くことが多くなってからは、テキトーに洗えるパンツをはくことが多くなって(笑)。デニムをはくのはバイクに乗る時ぐらいかな。でも「ディーゼル」のデニムは、ストレッチが効いていて楽でいい(笑)。それでいて色落ちもリアルヴィンテージで驚きました。
── ご自身のファッションポリシーは?
伊勢谷 50歳を目前に、ちょうど変化のタイミングなんです。若い頃から自分が着てきたものと、これからの自分に似合うものってやっぱり違うと思うんです。とはいえ、相変わらず好きなものはあったりして、その整合性を模索しているところです。でも悩んでいるというか、そんな葛藤さえも楽しめたらとは思っています。

伊勢谷 これまで社会問題に対して色々なアプローチをしてきましたが、正直にいえばなかなか難しい。様々な壁に阻まれてきた中で、あきらめも感じてきました。とはいえ、僕は挫折をしないことをポリシーとしているので、今の自分で何ができるか、何をやりたいのか、再度思考をデザインし直したんです。
── 未来の描き方として、「ディーゼル」は環境負荷軽減の取り組みとして、再生可能エネルギーの活用や水使用量の削減など、積極的に行っています。
伊勢谷 「ディーゼル」がすごく真摯に取り組んでいることは、今日初めて知りました。素晴らしいことだと思います。ただ、僕も環境を考えたファッションアイテムをこれまで作ってきましたが、これもまた正直に言うとなかなか難しい。
あくまで利益を出さないと継続が難しく、そうするとどうしても反比例することが出てきます。また、売る側の意識だけでなく、買う側の意識も高めなくちゃいけない。その点、ヨーロッパの方が日本よりも随分と進んでいる印象ですけどね。
それから、ファッションとしてのチャレンジができなくなることが出てくるんですよね。だから、今回着たアウターのように「ディーゼル」がエコとファッションを両立できていることが、とても素晴らしいと思いました。

● 伊勢谷友介 (いせや・ゆうすけ)
1976年、東京都生まれ。東京藝術大学在学中にモデル活動をスタート。1998年に映画「ワンダフルライフ」に初出演。2002年には自身が監督を務めた映画「カクト」が劇場公開される。
2004年「CASSHERN」をはじめ、2007年「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」、2010年「十三人の刺客」、そして第35回日本アカデミー賞で優秀助演男優賞を受賞した2011年「あしたのジョー」、第43回日本アカデミー賞で優秀助演男優賞を受賞した2019年「翔んで埼玉」など、さまざまな映画作品に出演。
同時に2008年より社会貢献活動「リバース・プロジェクト」を始動。さらにファッションやアートを通じて、さまざまな社会問題の解決を目指すアクションブランド「ハッピーソース」も昨今立ち上げる。
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