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2020.07.12

【まとめ】オジさんに見えないポロシャツとゆったりシャツは、どこが違うのか?

スポーティなポロシャツが、決して悪いわけではありません。でも、「おじさんっぽい」と言われると、やっぱりちょっとショックですよね。あと、ゆったりめのシャツも、似合ってないと突っ込まれたら傷つきます。ならば、どんな選びと着こなしなら好感度を上げられるのか? 改めて考えてみました。

CREDIT :

写真/スナップ・Yu Fujiwara(@8and2)、静物・鈴木泰之(Studio log)  スタイリング/小野塚雅之 文/安岡将文

ポロはニット地、ゆったりシャツはストライプ柄がポイント

あくまで主戦場は街。それも、ちょっとしたレストランぐらいなら堂々入れるポロシャツが欲しいなら、生地は鹿の子ではなく断然ニットです。

とはいえ、通気性や吸汗速乾においては、もちろん鹿の子に軍配が。しかし、上品かつ大人な印象を狙うなら、柔らかなドレープ感がエレガントに見せてくれるハイゲージニットには敵いません。

形は同じでも、ニット生地の持つ上品なイメージによってスポーティさは抑えられ、クラシカルなプリーツ入りスラックスやジャケットさえもこなしてしまいます。さらにいえば、デニムにスニーカーという超カジュアルなコーデの場合でも、ニットポロシャツなら大人できちんとした印象に格上げが可能なんです。

さらに、ワイドシルエット&ドロップショルダーのシャツも、大人が着るとダラしなく見えがちで、攻略が難しいものの一つです。こちらも、好感度を高く着こなすには注意が必要。

そこで注目したいのがストライプ柄なんです。スーツのVゾーンメイクにおいても、端正でシャープな印象作りでお馴染みのストライプなら、ユルいシルエットでも比較的抜け感が抑えめに。袖のロールアップも、品良く見えます。シャツイチで陥りがちな物足りなさも解消出来ますしね。

上記の視点で、さらりと着るだけでオシャレに見えるポロシャツとゆったりめシャツを、着こなしサンプルとともにピックアップしてみました。
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◆ポロシャツSNAP#1

クラシックなスラックスとも馴染んでくれます

ベルトレススタイルに2プリーツと、クラシカルな雰囲気満載のパンツ。ハットも然りです。ここに鹿の子生地のポロシャツはミスマッチ。ドレーピーなニット生地の方が、断然似合います。襟周りが柔らかな点も見どころ。シックな色使いも相まって、実にエレガントです。

◆ポロシャツSNAP#2

色次第で大人の男らしさが演出可能

ニットだからといって、おとなしいばかりではありません。カーキとブラックによる、男らしい着こなしも可能です。それでも、ジャケットと共にニットで合わせることで、リラックスした雰囲気に。雰囲気演出において色やシルエットも重要ですが、生地感こそが要という好例です
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◆その1 「ジョン スメドレー」

ニットポロにおけるイロハのイといえばコレ

▲ 2万6000円/ジョン スメドレー(リーミルズ エージェンシー)
1930年代に登場して以来、ロングセラーを記録し続ける定番のISIS。素材はシーアイランドコットン。30ゲージというハイゲージで編み立てたニットは、ゆったりとしたシルエットと共に、上質にしてリラックスした着心地を楽しませます。やや長めに設定したアームも、スポーティさを抑えてエレガントな雰囲気を醸し出してくれます。

◆その2 「ザニエリ」

ニットだけど気取らずラフさも残してます

▲ 2万4000円/ザニエリ(フィーゴ )
イタリアでカシミア専業として創業したファクトリーが手がけるブランドだけに、生地感の上質さは確か。素材はコットンで、ハイゲージに編み上げることでドレーピーな生地感を披露していますが、袖先や裾をリブ切り替えにしないことで、シルエット自体はスポーティ。襟もコンパクトで、今どきな大人ストリートにもマッチしてくれます。
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◆ ゆったりシャツSNAP#1

はみ出しシャツも、ダラシなく見えません

アームと胸ポケットをピッチの異なるストライプで切り替えた、クレイジーパータン。そんな遊び心たっぷりのシャツでも、ストライプなら小ぎれいな印象に。スリム&ローライズなパンツからはみ出したユルいタックインも、程よい抜け具合に留まります。小物をダークカラーで揃えているのも、効果的です。

◆ ゆったりシャツSNAP#2

アメカジ系も野暮ったくならないんです

シャツは台襟が高くドレス仕立てですが、サイジングはかなりワイド。ベイカーパンツにタックインし、幅広にロールアップしたアームと共に、男らしい雰囲気で着こなしています。クルーネックのTシャツが、そのカジュアルで気抜けた印象を後押し。それでもくっきりしたブロックス ストライプが、端正に見せてくれます。
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◆ アスペジ

細ピッチで楽しむ都会的な洗練アメトラ

2万円/アスペジ(トヨダトレーディング プレスルーム)
ゆったりとしたシルエットならではの快適さを、より楽しませてくれるコットンシアサッカー生地。ボタンダウンにボックスプリーツと、シャツイチで着るのに打ってつけのアメトラスタイルです。とは言え、ピッチ幅の狭いストライプは都会的でシャープな印象に。ゆったりサイジングも、肩の力が抜け過ぎません。白デニムとのモノトーンなら、さらに洗練さを印象付けられます。

◆ バグッタ

クリーン度アップ確実な、細スト&幅広ピッチ

3万円/バグッタ(トレメッツォ)
よりクリーンで上品な印象を楽しみたいなら、こんな幅広ピッチかつラインの細いストライプが狙い目。小細工なしでシャツイチスタイルがサマになる、カッタウェイカラーを選ぶのもポイントです。余裕のあるシルエットだけでなく、微ストレッチが効いたコットン混生地もリラックス感を後押し。パンツは薄色でリラックスに終始するのも、もしくは濃色でメリハリを付けるのも、どちらもありです。
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※掲載商品はすべて税抜き価格です

■ お問い合わせ

トヨダトレーディング プレスルーム 03-5350-5567
トレメッツォ 03-5464-1158
フィーゴ 03-5772-8348
リーミルズ エージェンシー 03-5784-1238

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