2020.04.15
大人なら知っておきたい、ミリタリーアウター選びのポイントとは?
今季のトレンドとして再浮上しつつあるミリタリーですが、ただの武骨なジャケットに見えてしまうのは避けたいところ。いつものジャケット同様にさらりと着られるものがオススメ。クリーンで都会的に見え、この先も長く付き合えるアイテムを厳選しました。
- CREDIT :
写真/鈴木泰之(Studio Log) スタイリング/小野塚雅之 文/川瀬拓郎
ミリタリーアウターがしっかり大人仕様になって帰ってきた!
若い頃からM-65やMA-1などで慣れ親しんできた諸兄も多いでしょうが、大人になった今、ミリタリーに求められるのは上品さ。若き日のようにアウトローを気取るのではなく、最近のブラッド・ピットのような男の円熟味を漂わせたいもの。
そこでチェックすべきポイントですが、一つ目は信頼できるブランドであること。ほとんどのブランドでミリタリーを元ネタとしたアイテムが展開されていますが、その多くが過剰なアレンジが加えられていたり、トレンドに寄せすぎていたり。直球でも変化球でもないさじ加減が大人には重要です。
二つ目はクリーンでこなれた素材感。やり過ぎのダメージ&ユーズド加工は避けましょう。
三つ目に意識するポイントは、細すぎず太すぎずのジャストなサイズ感。オーバーサイジングが流行りですが、大人が着ると少々野暮ったく見えてしまいがちなので、避けるのが賢明でしょう。
こうした重要ポイントをクリアした、大人のミリタリーアウターを見ていきましょう。
◆ その1 「カルーゾ」
ナポリのテーラリング技術が手がけるミリタリーブルゾン
背面のアクションプリーツやウエストのドローコードといった機能的なディテールを踏襲しつつ、首裏にはコーデュロイをあしらうことで着心地の良さも向上させています。
◆ その2 「カンタータ」
オリジナルに敬意を払いつつ、現代的な仕上がりに
身幅やアームを少し細身にすることで絶妙なバランス感に。オリジナルの良さはそのままに、素材とシルエットを現代的にアップデートしています。
◆ その3 「バラクータ」
ブランドを象徴するディテールと機能性素材を投入
このブランドらしく、ドッグイヤーと呼ばれる首元のディテールとタータンチェックの裏地を、フィールドジャケットに落とし込んでいます。製品洗いによる風合いも大人にちょうどいい。
◆ その4 「バブアー × アークエアー」
本格ミリタリーブランドと老舗の英国同士のコラボ
アークエアーの定番スモックジャケットをベースに、バブアーの定番作ビデイルのシルエットに近づけているのが特徴です。ちなみにフードは取り外し可能。
◆ その5 「グレンフェル」
センスの良いアレンジで個性的なミリタリーに
フロントはダブルジッパーにアレンジしてすっきりと仕上げ、威厳のあるショルダーラインを描くセットインスリーブというのもユニークです。
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