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2023.01.03

「白のボリューミーダウン」でリッチに差別化!【4選】

冬に欠かせないアウターのダウンは、いまや老若男女が着る防寒アウターの筆頭。差別化は必須ですが、ここはオヤジのアドバンテージであるリッチさで大差をつけるのが正解でしょう。でもってリッチなダウンとは何かと考えて行き着いたのが、ホワイトのボリューミーなダウンでした。

CREDIT :

写真/人物・前田 晃(maettico)、静物・蜂谷哲実(Hachiya Studio) スタイリング/男性・四方章敬、女性・金野春奈 ヘアメイク/古川 純  文/竹石安宏(シティライツ) 編集/井原宏太、赤松いづみ(ともにLEON) 撮影協力/バックグラウンズファクトリー

【1】 モンクレール

レトロモダンなモテる白ダウン

ダウン31万6800円/モンクレール(モンクレール ジャパン)
▲ 男性●ダウン31万6800円/モンクレール(モンクレール ジャパン)、マフラー1万8700円/ユナイテッドアローズ(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店)、パンツ3万9600円/コロン(エンメ)、メガネ3万6300円/モスコット(モスコット トウキョウ)、リング6万4900円/グッド アート ハリウッド (ミック 恵比寿) 女性●ブルゾン5万3900円、スカート3万6300円/ともにマレーラ(三喜商事)、ニット4万2900円/スカリオーネ(トレメッツォ)
1960年代のスキーウエアからインスピレーションを得たショートダウン「クリンチ」。真っ白ななかにもジップ両脇や背にトーン・オン・トーンの別素材で切り替えを施すなど、奥行きのあるデザインが凝らされているのはさすが。

黒ニットや黒パンでメリハリを効かせつつ、鮮やかなオレンジのマフラーで差し色を加えれば、ダウンの白がより引き立つんです。

冬の都会で映える白ダウンのリッチさ

白は洋の東西を問わず、高貴さや清潔さの象徴であり、昔から上流社会の人々が好んで身につけてきた色。汚れやすい白を美しく保つには、それなりの財力が必要だからです。いまでも白がなんだかリッチに見えるのはそのためですが、ましてや本来は泥だらけになるアウトドア用防寒着のダウン。あえて白を選ぶことで、リッチ見えの効果もとりわけ高いんですね。

また、高級ダウンの証といえば、惜しげもなくパンパンに封入された、高フィルパワーの上質ダウン。つまり、白くてボリューミーなダウンこそ、もっともクラス感のあるダウンとなるわけ。そもそも白のアウターは、貫禄あるオヤジに似合うし、リッチで華やかにこなせるもの。着ない手はないと思いませんか?

【2】 タトラス

艶やかリッチに目を引く初のモノグラムは買い

ダウン16万5000円/タトラス(タトラス コンセプトストア 青山店)
▲ ダウン16万5000円/タトラス(タトラス コンセプトストア 青山店)、ニット9万6800円/グランサッソ(エスディーアイ)、デニム3万7400円/トリプル ダブル(ノウン)、サングラス4万700円/ロバートマーク(オブジェ・イースト)、ショルダーウォレット3万5200円、キーケース1万2100円/ともにラルコバレーノ(エンメ)、靴25万8500円/フラテッリ ジャコメッティ(ウィリー)

「白のボリューミーダウン」の基本の選びとこなし

【Point1】 ダウンたっぷりでとにかく暖かい着心地
【Point2】 合わせはモノトーン&差し色でメリハリを
ブランドイニシャルのTを光沢の異なるジャカード織りで繊細に表現した、アイコニックなモノグラムコレクション「ベネ」。なめらかな肌触りや撥水性など、機能も充実。光を受けて柄が浮かぶので、夜でも目を引きそう。

白ダウンを着こなす際には、全体がボヤけないように注意を。黒を合わせたモノトーンコーデでコントラストを強めたり、鮮やかな差し色アイテムでメリハリをつけるのが有効。
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クールで暖かな白ダウンのこなし方

白ダウンは装い全体がボヤけないようにするのが、洒脱に着こなすコツ。ゆえに色数を抑えたモノトーンのコーディネートを基調に、メリハリを効かせた色使いを意識するのが正解です。

【こなし方1】 オフ白 × 派手色

いわゆる差し色は装い全体を引き締める効果がありますが、その恩恵をもっとも生かせるのが、無彩色であるモノトーンに鮮やかなアイテムを差す着こなしです。で、これが白ダウンにも当てはまるんです。

【3】 デュベティカ

手持ちの黒パン&鮮やかニットを活用

ダウン11万円/デュベティカ(エフイーエヌ)
▲ 男性●ダウン11万円/デュベティカ(エフイーエヌ)、ニット1万3200円/ナノ・ユニバース(ナノ・ユニバース カスタマーサービス)、パンツ3万1900円/ビーエイブル(バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター) 女性●コート13万2000円/タリアトーレ(トレメッツォ)、スカート4万9500円/プロタット(サン・フレール)、そのほかはスタイリスト私物
最上級ピュアグースダウンを用いた「デュべ ピ」は、ミニマルなデザインに完成された7つのエレメンツを擁するショートレングスのフーデッドダウン。ホワイトの表地にグレーの裏地、ブラックのジップ&ロゴパッチがお洒落のアクセントに。

白ダウン×黒パンツのモノトーンにビビッドなレッドのニットを合わせることで、全体が引き締まって若々しい雰囲気にまとまります。赤に限らずどんな手持ちのカラーニットでも効果は同じゆえ、ぜひともお試しを。
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【こなし方2】 オール白

ハイコントラストや差し色に並び、装いをボヤけさせないもうひとつの方法が、いっそオールホワイトで揃える着こなし。統一感によってメリハリとは違ったインパクトが生まれ、洒脱にまとまります。

【4】 マッカージュ

ホワイトを基調にちょい黒が決め手

ダウン14万8500円/マッカージュ(ジェイプラスインターナショナル)
▲ ダウン14万8500円/マッカージュ(ジェイプラスインターナショナル)、ニット3万6300円/ジョン スメドレー(リーミルズ エージェンシー)、パンツ3万8500円/オールド イングランド(オールド イングランド 広尾店)、メガネ3万7400円/オリバーゴールドスミス(オブジェ・イースト)、リング14万3000円/グッド アート ハリウッド(ミック 恵比寿)、グローブ2万7500円/アルポ(ビームス 六本木ヒルズ)、ブーツ32万3400円/ジョンロブ(ジョン ロブ ジャパン)
ダウンに定評があるカナダ発のアウターブランド。ヒップ丈の「ケンドリック」は、軽量設計ながらも絶妙なドロップショルダーのオーバーサイズシルエットや、ワイドピッチのキルトステッチがボリューム感を演出。

白タートルや白スラで全体的にはホワイトですが、メガネやダウンの裏地、グローブ、ブーツなど随所にブラックを差すことでより統一感が強まり、トライもしやすくなるはず。
2023年1月号より
※掲載商品はすべて税込み価格です

■ お問い合わせ

ウィリー www.wheelieltd.jp
エスディーアイ 03-6721-1070
エフイーエヌ 03-3498-1642
エンメ 03-6427-2261
オブジェ・イースト 03-3538-3456
オールド イングランド 広尾店 03-3443-2002
三喜商事 03-3470-8233
サン・フレール 03-3265-0251
ジェイプラスインターナショナル 03-5792-8010
ジョン ロブ ジャパン 03-6267-6010
タトラス コンセプトストア 青山店 03-3407-2700
トレメッツォ 03-5464-1158
ナノ・ユニバース カスタマーサービス 03-5464-1158
ノウン 03-5464-0338
バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター 0120-137-007
ビームス 六本木ヒルズ(カジュアルフロア) 03-5775-1620
ミック 恵比寿 03-3461-3915
モスコット トウキョウ 03-6434-1070
モンクレール ジャパン 0120-977-747
ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店 03-5772-5501
リーミルズ エージェンシー 03-5784-1238

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