どこか懐かしくもちょっぴり新しいエレガントなスタイルが席巻中！
編集部がピッティ取材でルネサンスの地に降り立ったのは、実に2年半ぶりのこと。連日最高気温35度を超える猛暑もあってか、イタリアオヤジの"カジュアル化"はますます顕著に見て取れました。
が、一方最旬スタイルに身を包み、艶〜でエレガントな洒落たイタリアオヤジはいまなお健在。彼らの着こなしから感じたのは、1970〜90年代初頭を連想させる"どこか懐かしくも新しいエレガントなスタイル"が台頭していたということ。てなわけで、早速、彼らのお洒落テクをこの夏から拝借しちゃいましょうよ！
では、洒落たイタリアオヤジは何をどのように着ていたのでしょうか？ 現地で見て、感じたキーワードは以下の６つ。その筆頭が、80年代のアルマーニや90年代初頭のロメオ・ジリを連想させる進化系ソフトスーツです。
が、一方最旬スタイルに身を包み、艶〜でエレガントな洒落たイタリアオヤジはいまなお健在。彼らの着こなしから感じたのは、1970〜90年代初頭を連想させる"どこか懐かしくも新しいエレガントなスタイル"が台頭していたということ。てなわけで、早速、彼らのお洒落テクをこの夏から拝借しちゃいましょうよ！
では、洒落たイタリアオヤジは何をどのように着ていたのでしょうか？ 現地で見て、感じたキーワードは以下の６つ。その筆頭が、80年代のアルマーニや90年代初頭のロメオ・ジリを連想させる進化系ソフトスーツです。
■ 80年代風ソフトスーツをラフに
▲ バブルが崩壊してから30年の月日が流れました。当時大流行したスーツスタイルがアルマーニに代表されるソフトスーツ。あのゆったりしたちょい不良スーツをラフに着こなすのが、最高に格好いいのです。
バブリーでゆったりしたラインのスーツを、ドレスアップではなくＴシャツやポロシャツでラフに着崩す。スーツではこれが圧倒的に新鮮に見えました。もうひとつ大きく変化したのが、デニムスタイル。
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■ デニムはとにもかくにもクリース入り
▲ 趣味趣向が顕著に出るデニムコーデはますます幅広いスタイルへ。そこで、洒落てるイタオヤのデニムコーデを見てみると……ムムッ！ 皆、揃いも揃ってクリースが入っているではありませんか！？
細めテーパードも、やや太めのストレートにも皆クリースを入れて、ちょいドレッシーにはきこなしていたのです。そしてジャケパンスタイルのジャケットは、60年代のサンローランに端を発する４ポケのサファリジャケットが主流に。
涼しげかつ機能的で、日本の夏にもすぐに取り入れやすい流行りとしてオススメします。そのほかには、ラフでハッピーに着こなすミリタリーコーデにも注目。
涼しげかつ機能的で、日本の夏にもすぐに取り入れやすい流行りとしてオススメします。そのほかには、ラフでハッピーに着こなすミリタリーコーデにも注目。
■ ミリタリーはカジュアルにハッピーに！
▲ LEON創刊期に大ヒットしたイタリア軍パンを筆頭に、イタリアオヤジさんのミリタリーのコーデは、ドレススタイルのハズしとして使うのが基本でした。でも、2022年夏はとことん楽しくスポーティに少しだけドレスの要素を足すコーデが旬なのです
これまでピッティではドレスのハズしにミリタリーを使うケースが多かったのですが、カジュアル主体でドレスの要素を少しだけ入れるスタイルへと進化していました。
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■ 主役級柄シャツを上品に艶っぽく
▲ 艶っぽい柄シャツの存在感がピッティで急上昇中！ジャケットのインナーとしてはもちろんやおら主役として声高に主張しはじめたのです。キモは上品エレガントに着こなすことですよ！
さらには艶っぽく懐かしい雰囲気の柄シャツが台頭していたり、レザーサンダルでテーラードスタイルを軽やかに着崩したりするスタイルも目立っていました。
■ 真夏のスーツにサンダル!?
▲ スーツの足元は端正なレザーシューズかスポーティなスニーカーでキメるのが彼らの常套手段。ですが、酷暑のピッティで目についたのはジャケット＋レザーサンダルの新潮流！真夏のスーツスタイルに最適なヌケ感のある雰囲気が演出できるのです。
これら６つのトレンドの芽に共通する“進化した過去”＝「ニューレトロ」とLEONは命名。そんな彼らの新しいお洒落テクニックを次ページから、キーワード別に解剖していきます！ ぜひ、いまから真似して、取り入れてみてくださいね！
2022年9月号より
イタリアオヤジの着こなしを参考にしたい方は、コチラもチェック！
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