2022.07.14
アメカジと侮るなかれ。大人が着たい、レタードTシャツ4選
再び注目度を増しているレタードTシャツ。しかし強い存在感があるだけに、諸刃の剣的な側面もあり、大人が上手にこなすのは難しいという意見も。これを艶っぽくこなすためのポイントは、まず色選びにあります。そんな大人好みをピックアップしました!
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写真/鈴木泰之(Studio Log) スタイリング/四方章敬 文/秦 大輔 構成/長谷川茂雄
ボディは定番色、レタードは大きめが吉

こと定番のカレッジ系は、そもそもが学校で着るものだったわけで、大きなプリントの主張もあることから、苦手意識を持つ大人がいるのも事実かと。
では、これを大人っぽく攻略する鍵は何か? それは、まず第一に、ネイビーやブラックといった落ち着きのある定番色のボディを選ぶことにあります。
一方、レタードはボディが控えめな分、大胆にアピールできる大ぶりなものや、力強いコントラストカラーのものを選んで間違いはありません。
プリントTは、やはりプリントの存在感があってこそ。大人が艶っぽく着るなら、ボディカラーがダークトーンであれば、ジャケットを羽織ったり、小物でアレンジを加えたりと、他の方法でカバーできるのです。
逆に、プリントの主張がしっかりあるものの方が、ヤンチャなアクセントとして活用が可能という利点もあります。
さらに大切なポイントがもうひとつ。生地はくったりと柔らかな風合いのものを選ぶべし。それにより、こなれた大人の余裕が演出できるのです。
今回は、以上のポイントを網羅した、大人の理想的なレタードTをピックアップしてみました。
◆ 大人が着るべきレタードTシャツ その1 「SPRINGFORD」
ネイビーに赤白が映える、王道カレッジ風

服好きにはお馴染みのギルダンの丸胴ボディは、王道アメリカンを体現したドライタッチ。着込めば着込むほど、いい具合に味が増すことでしょう。
やや長めの着丈も、タックインなどのアレンジが利くためオススメです。
◆ 大人が着るべきレタードTシャツ その2 「バックヘッド」
古着っぽいのにイマドキ! な二面性にヤラれる

コットン100%のボディは肉厚で、たっぷりしたボックスシルエットがなんともイマドキ。一方、独特のフォントはヴィンテージ感があってツウ好みと、この二面性がたまりませんな。
◆ 大人が着るべきレタードTシャツ その3 「チャンピオン」
大きめアーチロゴがヤンチャに主張する

しかも、こちらはダイナミックな印象のアーチロゴタイプ。ハイコントラストな配色も相まって、胸元で強力にアメリカンテイストを主張します。
丸胴のボディは、やや薄手でサラッとしたタッチ。日焼けした肌にも優しく、夏の陽光が似合う一枚といえましょう。
◆ 大人が着るべきレタードTシャツ その4 「サムウェア イン トウキョウ × トウキョー カルチャート by ビームス」
○○州でも△△大学でもなく“どこか”(笑)

“都内某所”の多目的空間で様々なアート展示やエキシビションを行うブランドの名をあしらった、シャレっ気のある一枚です。
解釈次第で某所=自分んちにもなるわけで、メッセージがいい具合にアノニマスなのがミソ。黒地×ビームスカラーの配色も洒落てます。
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