2022.07.24
夏の王道リネンシャツを、モテるオヤジ流に着こなすと!?
大人のリゾートスタイルに欠かせないリネンシャツ。それも開襟とくれば今っぽさも言うことなし。ただ、開放感や季節感はばっちりだけど、やっぱりモテる大人はさらに色気も足したいもの……。そこでモノを言うのが、小物を使った“艶足し”です。
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写真/鈴木泰之(Studio Log) スタイリング/四方章敬 文/押条良太(押条事務所) 構成/長谷川茂雄
リゾートスタイルの王道は、小物使いで差をつける

ただ、もし、貴兄が「大人のリゾートスタイル」を志向するなら、「リネン」が間違いのない選択かと。
リネンはメンズクロージングにおける夏の伝統素材ですが、実はバリバリの機能素材。吸水性や発散性、通気性に優れ、丈夫で長持ち。サラリとした肌触りも汗ばむ夏に最適です。
ファッション面でも、リネン特有の光沢とシワ感がスタイリングにえもいわれぬこなれ感を演出してくれます。
そんなイイことづくめの素材ではあるものの、こなしにはひとつ注意すべきポイントが。それは着こなしを一歩間違うと、ユル~い印象になり、一気に“南国の脱力系おじさん”になってしまうのです。
それを回避するにはずばり、小物で“艶足し”をするのが一番。サングラス、アクセサリー、腕時計、シューズを駆使してリネンの開襟シャツを盛ってあげれば、こなれ感とリッチが溶け合う大人のリゾートスタイルができあがるのです。
Style#01
リゾートムードに色気を盛れば、好感度もアップ

パンツ選びも重要です。チョイスしたのは、今シーズン注目度が急上昇中のストライプパンツ。ユルりとした素材感でも縦縞ですと、スタイルアップして見えるという効能があります。
しかもワイドピッチのストライプ柄なら、スタイリッシュかつ開放的なイメージ強めつつ、リネンの開襟シャツを艶っぽく見せるのにも役立ちます。

もともと素材に存在感があるシャツゆえ、色柄は無地で、ディテールも胸ポケ程度のシンプルデザインが◎。
また、涼しげなリラックス感が持ち味のシャツゆえ、ピタピタではなく、きもちゆったりとしたサイズを選ぶのもポイントです。
◆ POINT 1
リゾートムードと色気をもたらすのは、ゴールド系アクセ


ゴールドの輝きがナチュラルな風合いのリネンシャツに絶妙にマッチして、スタイリングにゴージャスな色気を添えてくれます。
「ギラつきやコッテリ感が気になる」という人もご心配なく。身に着けるアクセの数を絞りつつ、小ぶりなデザインを選べば、意外なほどすっきり上品にまとまります。
◆ POINT 2
腕時計はゴツめのゴールドケースの単体使いで

もともとアースカラーのシャツはゴールドの色味と馴染みやすいため、ギラつく心配もありません。
ただ、アクセと同様に着け過ぎにはご注意を。ブレスの重ね着けはあえて避けて、腕元を極力すっきり見せれば、リネンシャツの持ち味であるリラックス感が損なわれることはありません。
◆ POINT 3
足元は肌の露出が控えめなレザーサンダルが値千金

ただ、大人っぽさや艶を重視するなら、トングタイプではなく、エスパドリーユやグラディエータータイプなど肌の露出がほどよく控えめなサンダルを選ぶのがおすすめ。
このこなしには、アーシーなカラーコーデに合わせてブラウンをチョイス。素材はレザーが間違いありませんが、こうした上質なスエードならば、ベルベットのようななめらかな起毛が気品と色気を演出してくれます。
◆ POINT 4
クリア系フレームでさらに涼しげに

ブラックやブラウンのセルでベーシックにまとめるのも手ですが、一段上を狙うならクリア系のフレームを。
これなら、リネンの涼し気な風合いとマッチしますし、重さやギラつきとも無縁。大人のリゾートスタイルのシメとしてぜひ活用したいパワーアイテムです。
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