2019.11.17

【人気】大人でストリートなロゴもの3選

かつては御法度とされてきたブランドロゴですが、90年代にインスパイアされたストリートの隆盛によって、完全に市民権を得るようになりました。とは言え、ロゴ使いにはちょい抵抗のある大人が、無理なく、洒脱に取り入れるとしたら? そのヒントはやはりメゾンにありました。

CREDIT :

写真/鈴木泰之(Studio Log) スタイリング/稲田一生 文/川瀬拓郎

ロゴの主張で抜き差しするのがスマートな大人

デカデカとブランドロゴを配置したTシャツやスウェットは、90年代ストリートファッションに欠かせないアイテムでした。90年代当時、まだ小さな子供だったか、まだ生まれてすらいない若い世代にとっては、非常に新鮮に受け入れられたからです。ヒップホップをルーツとするここ数年来のストリートファッションの復権によって、ロゴが再評価されるようになったのです。
 
一方で、90年代のストリートファッションを通過しながら、次第にロゴから遠ざかってきた我々世代は、この逆転現象にいささか複雑な気持ちになってしまうことも事実。着こなしのアクセントとしてロゴを取り入れたいけれど、子供っぽく見られるのも嫌だし、悪趣味に見られるのも願い下げ。あくまでセンスよく、大人がストリートの新味を取り入れるなら、メゾンのロゴアイテムにそのヒントがありました。

◆ フェンディ

シンプルな白シャツにこそロゴが効く

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6万6000円/フェンディ(フェンディ ジャパン)
ボディや胸ポケットにロゴというありきたりな手法ではなく、襟そのものをグラフィカルなFFロゴで切り返した白シャツ。一番目立つ場所にロゴを配置し、デザインとして成立させているのがメゾンの面目躍如。スクエアカットを活かして裾を出し、オーバーサイジングでラフに着るのが今の気分。ジャケットやコートのVゾーンにも効果絶大。
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◆ モンクレール

あえてズラしたレタリングが新鮮

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8万1000円/モンクレール(モンクレール ジャパン)
どこかカレッジテイストを感じさせるミドルゲージのハイネックニット。センターラインに配したブランドロゴが、1文字ズレて腕に入るデザイン。インナーに着ているとブランド名が判読できず、「それ、なんて書いてあるの?」なんていうツッコミが、会話のきっかけになるかも? 主張しすぎないのに、不思議なほど人目を惹くのがいいんです。

◆ ベルルッティ

ロゴ自体が上品だから直球勝負

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12万6000円/ベルルッティ(ベルルッティ・インフォメーション・デスク)
ボディにブランドロゴを大きく配置するのはストリートの定番。しかし、メゾンの手にかかれば、ご覧の通り、全く嫌味にならないのです。その秘密は、絶妙なフォントによるロゴデザインと、ボンディングによってハリを持たせたダブルフェイス素材にあり。全体的に丸みを帯びた、やりすぎないビッグシルエットも大人にちょうどいい。
※掲載商品はすべて税抜き価格です

■ お問い合わせ

フェンディ ジャパン 03-3514-6187
ベルルッティ・インフォメーション・デスク 0120-203-718 
モンクレール ジャパン 03-3486-2110

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