2019.07.31
素足履きしても“敬遠されない”革靴を知っていますか?
この時期、レザーのスリッポンなんかを毎日のように“素足履き”している御仁も多いかと。お洒落としては成立しても、女性からはやや敬遠されている節もあるような……。では、どんな革靴なら素足で履いてもいいのか? LEON.JPが最適解を導き出してみました。
- CREDIT :
スナップ・写真/Massi Ninni 静物・写真/蜂谷哲実(hachiya studio) スタイリング/稲田一生 テキスト/吉田 巌(十万馬力)
甲板で素足履きが出自のデッキシューズなら爽やかにキマります


それに気づいた洒落者たちの間で、最近人気が再燃しているのがデッキシューズです。トラッド好きの定番として知られるこの靴は、水に濡れるヨットの甲板上で履くために生まれたもの。もとから素足履きが前提ゆえ、街で素足履きしても何ら違和感を覚えないというわけです。
さらにデッキシューズがいいのは、丸っこいフォルムや革紐が履き口の周りを覆うクラシックなデザインが、どこか育ちを良さげに見せてくれるところ。そのあたりは上のスナップを見ていただければ皆さんも納得でしょう。上品なスラックスやセットアップスタイルにもすんなりハマり、なおかつ並みのスリッポンよりぐっと足元を新鮮に演出しています。
というわけで以下に大人に似合うデッキシューズを厳選しましたので、この夏用の好みを見つけてくださいませ。
◆ おすすめのデッキシューズ その1 「ジョン ロブ」
細部まで名門美意識が息づく高級デッキ靴

軽量なラバーソールを使用しつつ、製法はグッドイヤーウエルトゆえ長年の酷使に耐えるのも魅力。大人の貫禄を示すのに絶好な一足です。
◆ おすすめのデッキシューズ その2 「ティンバーランド」
デッキ靴には珍しいクールなオールブラック仕様

こちらはカスタムオーダーでアッパーとソールをブラックで揃えたことで、どこかシックな趣き。黒Tシャツ×黒ショーツなんてスタイルに合わせ、都会的に仕上げるのがおすすめです。
◆ おすすめのデッキシューズ その3 「パラブーツ」
実は仏軍海兵隊も履いてました

じつはこちら、フランス海兵隊のオフィシャルシューズにも採用された骨太なモデルで、アッパーには海水や太陽の光にさらされてもひび割れや変形が起きにくいヴォイル・レザーを採用。もちろんホワイトソールは濡れた路面でのグリップ力も満点です。
◆ おすすめのデッキシューズ その4 「ジェイエムウエストン」
デッキながらしっかり品を感じさせる、知る人ぞ知る名作

フォルムは大傑作の「ゴルフ」を彷彿とさせますが、それもそのはず、木型はまったく同じもの。そんなわけでゴルフ同様、幅広いスタイルに合わせることができます。ちなみに高級感たっぷりのアッパーは、革好き垂涎のロシアンカーフです。
■ お問い合わせ
ジェイエムウエストン 青山店 03-6805-1691
ジョン ロブ ジャパン 03-6267-6010
ティンバーランド/VFジャパン 0120-953-844
パラブーツ青山店 03-5766-6688