2022.04.26

古着ブームで懐かしのアレが人気に!?

ヴィンテージデニムの再燃、古着人気、そして古き良きアメカジの復活、さらにはサステナブルとくれば、ココに辿り着くのは必然でしょう。今、古着リメイクに、各ブランドが力を入れているんです。

CREDIT :

写真/島本一男(BAARL) スタイリング/髙塩崇宏、笠島康平 文/安岡将文

ブランド側がヤルってところがミソですよね

最近、若い人の間で古着がブームのようです。まぁ、昨今のアメカジ人気を受けて、オヤジ達だって古着に再び熱視線を注いでいますけどね。古着好きの間では、これまでオリジナルにこだわる人が多かった印象ですが、ここにきてリメイク物の勢いを感じます。

90年代リバイバルで、なおかつワイド&ルーズシルエットがトレンドとあって当時のオリジナルでも十分楽しめるのですが、それだと色柄や状態の良いモノを探す必要があります。その点、リメイクだとツボを押さえた一着が比較的容易に手に入るってワケ。

ということで、今回ご紹介するのはリメイク物。見どころは、ブランドが自ら手がけている点。トミー ヒルフィガーなんて、自分トコの古着を使って、しかも古着屋さんとタッグを組んで作っちゃったりしてます。以前ならある種のライバル関係でしたが(笑)、サステナブルという点も考慮すると、まさにベストミックスではないでしょうか。90年代の古着ブームを知る世代としては、興味津々ですしね。
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◆ トミー ヒルフィガー×ジャンピンジャップフラッシュ 

本家がアップサイクルに携わる時代です

▲ スウェット2万2000円/トミー ヒルフィガー(トミー ヒルフィガー カスタマーサービス)
▲ 2万2000円/トミー ヒルフィガー(トミー ヒルフィガー カスタマーサービス)
古くなったものに手を加え、新たな価値ある品に変える。そんなアップサイクルに目をつけたのは、トミー ヒルフィガー。なんと自社のデッドストックを使い、中目黒の老舗ヴィンテージショップである「ジャンピンジャップフラッシュ」と手を組んでリメイクアイテムをリリースしているんです。こちらはスウェットにフリース襟をアレンジしたもの。

◆ トミー ヒルフィガー×ジャンピンジャップフラッシュ 

古着屋さんらしい、斬新で攻めたリメイク

▲ シャツ2万2000円/トミー ヒルフィガー(トミー ヒルフィガー カスタマーサービス)
▲ 2万2000円/トミー ヒルフィガー(トミー ヒルフィガー カスタマーサービス)
2枚のマドラスチェックシャツを分解し、一枚のシャツに融合させたこちら。「ジャンピンジャップフラッシュ」といえば、2003年のオープン以来長年リメイクを手がけてきた、いわば手練れ。単にリメイクしただけでなく、デザインとしてもユニークな一枚に仕上げているのは、さすがです。この他さまざまな柄の組み合わせのシャツが揃っており、バリエーションも豊か。
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◆ トミーフィルガー×ジレ 

遊びココロのある仕掛けも、リメイクならでは

▲ ブルゾン6万500円/トミー ヒルフィガー(トミー ヒルフィガー カスタマーサービス)
▲ 6万500円/トミー ヒルフィガー(トミー ヒルフィガー カスタマーサービス)
こちらは祐天寺でアメリカの雑貨を扱うショップである「スーパーマーケット」から展開するブランド、ジレとのタッグ。デニムパンツやデニムシャツなど、色もオンスも異なるデニム生地を大胆にパッチワークしたブルゾンは、どこか80年代的。向かって左下には、着脱が可能なサコッシュが付けられてます。

◆ セルジオ ロッシ 

新品だけど既に愛着の湧く顔つきに

▲ シューズ右:13万2000円、左:12万1000円/ともにセルジオ ロッシ(セルジオ ロッシ カスタマーサービス)
▲ 右:13万2000円、左:12万1000円/ともにセルジオ ロッシ(セルジオ ロッシ カスタマーサービス)
先月発売がスタートした伊勢丹の「デニム de ミライ ~ Denim Project ~」に参加したイタリア発のセルジオ ロッシが手がけたシューズ。伊勢丹新宿店主導で、阪急阪神百貨店、岩田屋三越など6社が協業したもので、リーバイス®501®を使ったアップサイクルプロジェクトの新作です。コチラはアッパーに、ユーズドストックのリーバイス®501®が使われています。
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◆ ゴールデン グース

ココが作ると、まるで違和感ありませんよね

▲ シューズ右:10万8900円、左:8万300円/ともにゴールデン グース(ゴールデン グース 東京店)
▲ 右:10万8900円、左:8万300円/ともにゴールデン グース(ゴールデン グース 東京店)
ヴィンテージ加工に定評のあるラグジュアリーブランド、ゴールデングースによるロー&ハイカット。おなじみのスターモチーフをあしらったアッパーに、リーバイス®501®のユーズドが使われています。その色落ちしたデニムが、トゥやソールに配されたお得意のヴィンテージ加工のラバーと、絶妙にマッチしています。

◆ 3.1 フィリップ リム 

ユーズド素材だから、当然同じモノはナシ

▲ バッグ[W35.5×H37×D16.5cm] 5万9400円/3.1 フィリップ リム(3.1 フィリップ リム ジャパン)
▲ [W35.5×H37×D16.5cm] 5万9400円/3.1 フィリップ リム(3.1 フィリップ リム ジャパン)
アーキュエイトステッチや赤タブが、リーバイス® 501®のアップサイクルだとアピールしてくれるトートバッグ。同じデニム生地でも、色落ち加減がまるで異なることなることから、形は同じでも一点モノとなります。また、ブラックトリムとレザーストラップが、単なる再利用とは一線を画してくれます。
※掲載商品はすべて税込み価格です

■ お問い合わせ

ゴールデン グース 東京店 03-6803-8272
3.1 フィリップ リム ジャパン 03-5962-7061
セルジオ ロッシ カスタマーサービス 0570-016-600
トミー ヒルフィガー カスタマーサービス 0120-266-484

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