2019.06.11
春夏の定番ボーダー、貴方はセントジェームス派?オーシバル派?
たった1枚だけで、マリンテイストを存分に楽しむことができる。そんなアイテム、バスクシャツ以外に思いつきません。それも、フランス発の2大ブランド以外には。
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写真/島本一男(BAARL) スタイリング/髙塩崇宏 文/安岡将文

令和になっても、この牙城は揺るぎません
その特徴は、ボートネックと呼ばれる大きく開いたネック。これは、もし漁船から海に転落した時に、すぐ脱ぐことができるようにデザインされたと言われています。同じく漁師着として有名なガンジーセーターも、ネックが広く設定されていますよね。もう一つの特徴であるボーダー柄も、遭難した際に目印にしやすいからというのが通説です。それらの実用性は、フランス海軍のユニフォームとして採用された実績が示しています。
ピカソやヘミングウェイも愛用したそんなバスクシャツにおいて、2大ブランドとされているのがセントジェームスとオーシバル。セントジェームスはフランス・ノルマンディ地方で1889年に創業。漁師や船乗りのためのマリンセーター作りに端を発します。同じくフランス発のオーシバルは創業1939年と後発ですが、かつてフランス海軍にマリンTシャツをユニフォームとして納入していた実績を誇ります。
それぞれ歴史、実績、ストーリーと語りどころ満載。どっち派?なんて聞かれても、軍配なんて下せませんよね(笑)。
◆ セントジェームス 定番ウェッソン
これ以上も以下もなし! 世紀を超えた永久定番

◆ セントジェームス ウェッソン新色
ミリタリーなカーキに、ほんのり色気ありピンク

◆ セントジェームス 定番ナバル
盛夏に着るならこれ! 爽やか&軽快バスク

◆ セントジェームス ナバル新色
実は約10年ぶりの再登場! 爽やかさ控えめ配色

◆ オーシバル 定番マリンTシャツ
生地からフランス製ってところに、惹かれちゃいます

◆ オーシバル 定番バスクシャツ
長年着込んでこそ、ここの魅力はわかるんです

■ お問い合わせ
セント ジェームス代官山店 03-3464-7123
ビショップ 03-5775-3266