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2019.04.08

破れた靴でも、直せるってご存知ですか?

洋服はお直ししたりリメイクしたりしますが、靴の場合ソールがすり減ったり、ヒールが削れたりしたなら修理するとしても、アッパーが傷んだらお払い箱という方が多いのではないでしょうか。実は、靴のアッパーはリペアはもちろんカスタムリメイクすることもできるんです。

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写真/蜂谷哲実(hachiya studio) テキスト/池田保行(04)

どんなに汚れても捨てられない靴はありませんか?

洋服は体型の変化でサイズの修正が必要になりますが、足のサイズは大きくなったり縮んだりすることがないので、靴は服より長く履くことができます。

そのため「お金をかけるべきは長く履ける靴」と言われるように、靴は上質な素材を使い、職人が手仕事で仕上げた良いものを買うほうがお得とも言われます。アッパーはメンテナンスをしっかりしていれば、むしろ購入当初より色艶を増して美しくなりますし、すり減ったソールやヒールの交換は簡単です。

ですが、ついケアを怠って革が硬くなったまま履いてしまうとアッパーの革がひび割れたり、切れて穴が空いてしまうことも。そうなってはじめて「靴の寿命」と諦めてしまいがちですが、靴はまだまだお直しが利くのです。

また、長く履いた靴が飽きて、「そろそろ新しい靴を新調したい」と思ったら、意匠を変えることもできるんです。そんなお直しや、デザイン替えのテクニックが「チャールズパッチ」と「タッセル交換」です。海外ではわりと常識的に行われているようですよ。 

あの英国王室、チャールズ皇太子は、靴もツギハギして履いている!?

世界のファッショニスタを驚かせた、チャールズ皇太子のフットウエアがこちら。数カ所にわたってパッチが施されているのがおわかりかと。履き込まれ、そして磨き込まれた靴には、ブレない美学と圧倒的なオーラが宿っているようです。(c)Press Assosiation/aflo
ダブルのスーツにサックスのシャツ、独特の柄入りのタイと、さり気なく差したチーフ。一見オーセンティックなアイテムですが、とても洒落た雰囲気なのはこの方ならでは。世界的にも有名なウェルドレッサー。(c)James Veysey/Camera Press/aflo
「チャールズ〜」とは英チャールズ皇太子に由来するもの。ネットで検索しても、「チャールズ」と打つと「靴 つぎはぎ」「靴 修理」などのキーワードが出てくるように、実際に彼がツギハギを宛てた黒のストレートチップは、あまりに有名です。

この靴はチャールズ皇太子が20歳のとき、ジョンロブで誂えたものとか。それを50年も履き続けているとは……モノを大切にする彼のお人柄が滲むもの。ピカピカに磨き上げられたトゥが、日頃のメンテナンスの良さを物語ります。  
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● お直し その1 

靴に亀裂が入ったら……「チャールズパッチ」が有効

靴の履き皺部分は無理な力がかかる箇所。履き終わったら、きちんとブラシでホコリを払い、オイルやクリームを塗り込んでおかないと革が劣化してひび割れたり、破れてしまいます。そのうえきちんと手入れしていても、履く頻度によっては数年でダメージが出てくるもの。  

そうなったら、補修箇所に上からパッチを宛てる「チャールズパッチ」が使えます。サルト銀座店では、このパッチひとつで革の材質や大きさによって3000円〜対応していただけます。ちなみに甲革が大きく避けてしまった場合は、甲を覆うように切り替えてリペアすることも可能だそうです。  

高価な靴を長く履くためにはもちろんのこと、靴を大切に履き続けるという心持ちは、全方位にわたって好印象を与えてくれるのではないでしょうか。

● お直し その2  

定番のタッセルローファーは、「タッセル交換」で雰囲気が一変します

「こんなこともできるの!?」という意外なリメイクがタッセル(房飾り)交換です。履いていると足元で揺れるタッセルは、房が汚れたりヨレたりして、だんだんとくたびれてきます。そうなったら、新しいタッセルに交換するのが良いでしょう。

サルト銀座店では、お手持ちのタッセルローファーのタッセル部分を、同じ素材で取り替えるだけでなく、サイズを大きくしたり小さくしたり、あるいはあえて別の素材を使って靴の印象をガラリと変えることも可能です。

またノーマルのヴァンプシューズに、新たにタッセルを取り付けることもできるのだそう。愛用靴を自分だけのオリジナルカスタムにして、長く履くというのも新しい靴の楽しみ方ではないでしょうか。
※掲載商品はすべて税抜き価格です

■ お問い合わせ

サルト銀座 03-3567-0016

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