2019.03.11
【問題】スーツに許される2大アクセを知っていますか?
昨今は職場のドレスコードが随分ゆるくなっていますが、仕事用のスーツにネックレスやらブレスやらをジャラジャラとつけすぎるのはNG。センスばかりか知性や人格まで疑われかねません。昔から男のスーツに許されるアクセは今回紹介するタイバーとカフリンクスのみなのですよ。
- CREDIT :
写真/蜂谷哲実(hachiya studio) スタイリング/稲田一生 テキスト/吉田 巌(十万馬力)
タイバーとカフリンクスなら華美になりすぎません
これはタイバーとカフリンクスが、スーツスタイルに許された数少ない装飾品であり、男の装いに欠かせないものとの考えがあるからでしょう。なのにキザな感じがするからと、試しもしないうちに苦手意識を持つのはもったいないことなのです。
ちなみになぜこの2つは許されるのかというと、タイバーはネクタイがブラブラするのを防ぐため、カフリンクスはシャツの袖口ボタン代わりと、共にもともとは実用的なアイテムだから。それでいながら端正さや上品さ、リッチさや洒脱さを演出する装飾的な効果も非常に高いのがミソで、ダンディと言われる男たちは昔から上手に活用してきたんですね。
タイバーはまだしも、カフリンクスはパーティなどの格式の高い場面でしか使えないと考える人もいるようですが、いえいえもっと普段から使って大丈夫。大きなジュエリーの類いをセットした豪奢なもの以外なら、手持ちのスーツを新鮮かつお洒落に見せるツールに絶好ですから。
とくに女性と食事をするようなシーンには有効。ワインを注ぐ、食事をサーブする、会計時にサインする……そんな仕草のひとつひとつを印象的に彩る小道具になってくれます。
カフリンクスをつけるには、カフの両側に穴の空いた専用のシャツを用意する手間がありますが、その手間を補って余りあるメリットがありますので、ぜひタイバーとともに活用くださいませ。
● おすすめのタイバー その1 「ダンヒル」
シンプルながら英国的ダンディズムが香る
こちらはメンズアクセの名門である英国のダンヒルが手がけた純銀のタイバー。中央をくり抜いたエッジの効いたデザインで、胸元をキリッとシャープに引き締めてくれます。
● おすすめのタイバー その2 「エリザベス パーカー」
コスパ度で選ぶならコレ!
● おすすめのタイバー その3 「エリザベス パーカー」
フレンチらしい優美な曲線フォルムも◎
枠の下からタイの柄が見えるこちらのデザインは、ヴィンテージをリメイクしたものです。
● おすすめのカフリンクス その1 「コーディス マヤ」
美しい輝きでちょっとした所作もエレガントに
● おすすめのカフリンクス その2 「ロンドンバッジ」
このちょっとしたウィットが大人には大切
● おすすめのカフリンクス その3 「ベンソン&クレッグ」
唯一無二のヴィンテージ感が特徴
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