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2022.01.20

絶対名品。いま、ペンドルトンに注目の理由とは?

昨年辺りから、この柄をよく見るようになりました。まぁ、本来はトレンドも時代も関係ない、エバーグリーンな存在ではありますが、昨今の古き良きアメカジブームが、再び火を点けちゃったみたいです。

CREDIT :

写真/島本一男(BAARL) スタイリング/髙塩崇宏 文/安岡将文

▲ カーディガン1万5400円、ブランケット5万3900円/ともにペンドルトン(エイアンドエフ)

この柄を探すなら、ココ以上も以下もナシ!

ネイティブ・アメリカン柄と聞いて、どんなブランドを思い浮かべますか? 十中八九、ここの名を挙げるはずです。

創業は1909年。英国人の織物職人トーマス・ケイが設立した家族経営の織物工場を娘が受け継ぎ、さらにその3人の息子が受け継いだのが、そのはじまりです。創業者の娘ファニーはアメリカ先住民との交易を行っており、それがネイティブ・アメリカン柄のブランケット製造につながったとか。
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ペンドルトンとして創業した1909年の毛織物ファクトリー
第2次世界大戦中にはアメリカ軍の納入実績も。また60年代にはビーチ・ボーイズが着用したことで、ペンドルトン=サーフという印象を持っている人も少なくありません。そして1998年にはカジュアルウエアラインも登場し、今ではライフスタイルブランドとなりました。

英国人によるネイティブ・アメリカン柄。今なら文化盗用なんて言われそうですが、ペンドルトンに限ってはそれに当たりません。創業時よりアメリカ先住民のナバホ族やホピ族たちからその品質が認められ、ある部族においては子どもが生まれた時の贈り物にさえなっているからです。

ネイティブ・アメリカン柄をデザインしたアイテムは数多くありますが、結局ペンドルトンに辿り着くのはそんな歴史があるから。このジャンルにおいては、はっきり言って敵ナシってところです。

アメカジ人気に加え、アウトドアブームもあり、とにかく注目度の高いペンドルトン。ナチュラルで華やかな柄は、昨今の女性キャンパーからも圧倒的な支持を受けています。要するに女子ウケも抜群ってこと。もちろんアウトドアシーンだけでなく、タウンユースとしても、自宅のインテリアとしても大活躍すること間違いなし。ライフスタイルすべてに対応した今最も注目のブランドってわけなんです!
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ペンドルトンとして創業した1909年以前から毛織物ファクトリーは経営していましたが、実は何度も失敗しています。そこから学んだ効率の良い生産体制があればこそ、良質なウール製品の生産に成功したのです。
ネイティブ・アメリカンのモチーフを徹底研究し、生み出した色柄
ネイティブ・アメリカンのモチーフを徹底研究し、生み出した色柄。良質な生地とともにネイティブ・アメリカンから評価され、いつしか基本的衣服として認められます。なかには、儀式においても重宝されるまでに。
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デカ柄なのにむしろ落ち着く稀有なモチーフ

▲ ニットカーディガン1万5400円/ペンドルトン(エイアンドエフ)
▲ 1万5400円/ペンドルトン(エイアンドエフ)
ラムズウール混のニットカーディガン。7ゲージのボディとアームにあしらわれるジャカード織りの柄は、ペンドルトンを代表する柄ハーディングです。シンメトリーなデザインが、実にシンボリック。
▲ ニットカーディガン1万5400円/ペンドルトン(エイアンドエフ)
背中にもデカデカと。ココまで大柄なのに派手さを感じないのが、伝統柄に基づくペンドルトンならでは。ラムズウールの暖かみある風合いも然り。
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キャンプブームの今、こんな一着が気になる!

▲ フリース1万5400円/ペンドルトン(エイアンドエフ)
▲ 1万5400円/ペンドルトン(エイアンドエフ)
天然素材を使った伝統的なアイテムも魅力ですが、こんなイマドキ感のあるフリースで楽しむのも一興かと。ポリエステル製フリースには、ニットカーデと同様にハーディングを採用しています。
▲ フリース1万5400円/ペンドルトン(エイアンドエフ)
▲ [W25×H12×D2.5cm]1万3200円/ステアーズ(エンメ)
モノトーンでなら、大柄でもシックな印象に。街着としてはもちろんですが、これからの季節はキャンプウエアとしてもオススメです。
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単なる古き良きなブランドじゃないんです

▲ キャップ1万2100円、グローブ8690円/ペンドルトン(エイアンドエフ)
▲ キャップ1万2100円、グローブ8690円/ペンドルトン(エイアンドエフ)
左のボンバーキャップは、ウール本体にボアの耳あて付き。スナップボタンじゃなく紐で留めるノスタルジックな感じが、またヨシ。右は、各部にレザーを配したグローブ。コチラも一見ノスタルジック感がありますが、実は刃物を通しにくいケブラー製。

ペンドルトンといえば、やっぱりコレですよね

▲ ブランケット5万3900円/ペンドルトン(エイアンドエフ)
▲ 5万3900円/ペンドルトン(エイアンドエフ)
ペンドルトンの元祖であり象徴的なアイテムといえば、やっぱりブランケット。コチラは、インディアン部族ネズバースの長ジョセフを称えた色柄、通称チーフジョセフです。1920年代から生産され続けるロングセラー。
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フワフワで人気のタオル地をピローにアレンジ

▲ 各9900円/ペンドルトン(エイアンドエフ)
ブランケットと並び人気のオーバーサイズタオルを、ピローに仕立てたコチラ。日本限定のアイテムですが、生産はアメリカにて行っています。クッション性だけでなく、肌触りの良さも見どころに。

コレでコーヒーを飲む姿は、実に絵になります

▲ マグカップ1万2650円/ペンドルトン(エイアンドエフ)
▲ 1万2650円/ペンドルトン(エイアンドエフ)
チーフジョセフをあしらったマグカップがあれば、いつもの食卓も一転してアメリカンな雰囲気に。素材は軽くて扱いやすいセラミック。それぞれ色が異なる4個セットなので、家族でいかがでしょう。
※掲載商品はすべて税込み価格です

■ お問い合わせ

エイアンドエフ 03-3209-7575

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