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2023.12.19

二つ折りスマホって実際どう? 話題の「Galaxy Z Flip5」を1カ月使ってみた

“フォルダブル”スマホ、いわゆる二つ折りタイプのスマホって使えるの? 実際にこの1カ月、「Galaxy Z Flip5」を使ってみたフォトグラファー兼ガジェット系YouTuber・中西 学が、実機レビュー致します!

CREDIT :

企画・写真/中西 学 文/TOMOKO 編集/平井敦貴(LEON.JP)

カバーディスプレイが大画面化!

スロージューサー「H400」6万5780円/ヒューロム
▲ 「曲がる」ディスプレイを備えた二つ折りスマホ。
もはやあらゆる面で“進化し尽くした感”のあるスマホ。機種変してもこれといって特別感を覚えることも少なくなり、何だか代わり映えのしない印象ってありませんか? そんな私にジワジワ興味を誘ってきたのが“フォルダブル”スマホ、いわゆる二つ折りタイプのスマホです。
「Galaxy Z Flip5」17万9899円~(編集部調べ)/サムスン
▲ 「Galaxy Z Flip5」17万9899円~(編集部調べ)/サムスン
この秋、サムスンより発売された「Galaxy Z Flip5」はZ Flipシリーズで過去最大となる3.4インチのカバーディスプレイを備えながらもコンパクトで使いやすさ抜群。さらには自撮り撮影に超便利! ってことで実際に約1カ月使用してみた私、フォトグラファー兼ガジェット系YouTuber・中西 学が実機レビュー致します!
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手のひらサイズで使い方は自由自在

「Galaxy Z Flip5」17万9899円~(編集部調べ)/サムスン
▲ 二つ折りでも厚みわずか15.1mm。
まずはその外観を見ていきましょう。折りたたんだ時のサイズは縦85.1×幅71.9×厚さ15.1mmで、重量は187g。非常にコンパクトで胸ポケットに入れてもすっぽり収まります。また、新たに採用された「フレックスヒンジ」により、前モデルでは折りたたんだ時に隙間ができてしまったヒンジ部も改良され、開閉操作もなめらかです。
「Galaxy Z Flip5」17万9899円~(編集部調べ)/サムスン
▲ ヒンジ部に改良が加えられ、前モデルの課題だった隙間が消滅。
開いた状態でのサイズ感は縦165.1×幅71.9×厚さ6.9mmと、私の以前の愛機「Xperia 1 V」(同165×71×8.3mm)とタテヨコ幅はほぼ同じ。しかしながら厚さはマイナス1.4mmと薄くなっているのもポイント。
「Galaxy Z Flip5」17万9899円~(編集部調べ)/サムスン
▲ 曲がるから自立するんです。
フォルダブルならではの使い方としては、好きな角度で自立するのでテーブルに置いて動画を観るのも楽々。三脚なしで写真撮影をすることだってできちゃいます。また、開いた状態で90度折りたたむと画面が2分割される「マルチウィンドウ」に。この機能を使えばアプリを2つ同時に起動でき、例えば自分のYouTubeを確認しながらメールの返信をしたりなど、使い方は自由自在。仕事の効率アップにもつながるんです。
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従来比約2倍のカバーディスプレイ

「Galaxy Z Flip5」17万9899円~(編集部調べ)/サムスン
▲ カバーディスプレイはカスタマイズでウィジェット表示も可能。
「Galaxy Z Flip5」最大の魅力は、折りたたんだ状態で使用できる3.4インチのカバーディスプレイ「フレックスウィンドウ」。従来モデルは1.9インチだったので約2倍の大きさに。解像度も従来の260×512pxから720×748pxへと大幅に向上しました。

ディスプレイサイズが大きくなったことで操作性と視認性が格段にアップし、時計・通知の他、カレンダー・天気など13種類のウィジェットも大画面で見やすくなり、カスタマイズも可能に。大画面を活かし、動画を含めた自分好みの壁紙の選択もできるようになっています。
また本シリーズより、LINE、YouTube、Googleマップ、Netflixといったアプリを表示させることもできるようになり、キーボードの使用も可能に。今後のアップデイト次第では使えるアプリも増えそうで期待が持てます。

これだけの機能がスマホを閉じたまま使用できるのは、まさに“便利”のひと言。私を含め多く人のスマホ利用の目的はメッセージのやり取り、動画視聴、撮影であることを考えると、この3.4インチの「フレックスウィンドウ」だけでほとんどの欲求が満たされちゃいます。
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カメラ性能も秀逸です

お次は気になるカメラ性能について見ていきましょう。アウトカメラは約1200万画素(F値1.8)の「広角」と、約1200万画素(F値2.2)の「超広角」のデュアルカメラ構成。広角カメラはスーパー手ブレ補正にも対応し、最大10倍までのデジタルズームも使用可能。「フレックスウィンドウ」からカメラアイコンを長押しするか、サイドキーを2回押すことで起動し、すぐに撮影することができます。

手のひらをカメラにかざせばシャッターが切れるジェスチャー撮影機能も備え、セルフィーもお手のもの。「フレックスウィンドウ」で確認しながら撮影できるので、大人数の記念ショットでも失敗がありません。自撮りはもちろん、これからのパーティーシーズンでは特に活躍しますよね。

ちなみに動画は、4K/60fpsまで撮影可能。スタンドや三脚なしでタテ置きできるので、InstagramのリールやTikTokなどにもぴったり。周囲の明るさに応じて写真やビデオを最適化する「ナイトグラフィー」機能も向上し、暗所での撮影も低ノイズでめっちゃ綺麗です。これなら夜デートにも使えます。
「Galaxy Z Flip5」17万9899円~(編集部調べ)/サムスン
▲ 背面は4色で展開。本機は「クリーム」。
日本におけるカラー展開はクリーム、ミント、ラベンダー、グラファイトの計4色(キャリアによってカラーの取り扱いは変わります)で、docomoとauでの取り扱い。純正アクセサリーも豊富で各ブランドとのコラボも見逃せません。もちろんおサイフケータイにも対応し、 防水防塵はIPX8。充電もQi規格のワイヤレス充電が可能なほか、他のスマホやスマートウォッチに給電する「ワイヤレスパワーシェア」機能も搭載します。う〜ん、まさに至れり尽くせりです。
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ということで話題の「二つ折りスマホ」はいかがでしたでしょうか? オヤジ世代にとっては若い頃に流行った折りたたみ式のガラケーを思い出した方も多いでしょう。あの頃にはケータイを開かなければ何一つできなかった様々な機能が、「フレックスウィンドウ」で実現できちゃうこの進化。今スマホを機種変するなら、「Galaxy Z Flip5」超オススメです!
※掲載商品はすべて税込み価格です

■ お問い合わせ

サムスン電子ジャパン https://www.samsung.com/jp/

中西 学(なかにし まなぶ)

● 中西 学(なかにし まなぶ)

写真家。日本の美を世界に発信したいと思い写真を始める、風景や人々の営みを写真や動画を通じて海外にSNSを通じて発信することを志している。ドローンやVRなど最新機材を使いこなし動画クリエーターとしても 活動し60秒以内で作りあげるショートムービーなど数多く手掛ける。
http://www.ukphoto.co/
https://www.youtube.com/user/glicosmile
・公益社団法人 日本写真家協会 正会員
・一般社団法人 日本UAS産業支援振興協議会 会員(JUIDA)
・Microsoft CERTIFIED Trainer
・dji CAMP Specialist

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