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2023.07.23

■ キヤノン「PowerShot V10」

買ってみた! キヤノン初のVlogカメラは超コンパクトで高コスパ

1インチセンサーの高画質で使いやすさも抜群! キヤノンのVlogカメラ「PowerShot V10」をフォトグラファー・ガジェット系YouTuberの中西 学が自腹レビューでお届けします!

CREDIT :

企画・写真/中西 学 文/TOMOKO 編集/平井敦貴(LEON.JP)

旅行やデートをVlogで残しませんか?

「PowerShot V10」5万9950円(編集部調べ)/キヤノン
▲ 「PowerShot V10」5万9950円(編集部調べ)/キヤノン
今やカメラは“動画”が主戦場。日常を映像で残す「Vlog」を始めたいという方も多いでしょう。でもVlogって聞くと専用カメラに三脚に外付けマイクも付けて……なんてイメージで、オヤジたちには何だか面倒臭くて手が遠のいてしまうのでは? せっかく気になるあのコとのデートや旅行なのに、思い出が“写真”だけなんて超モッタイナイ! スマホで動画を撮るより断然高画質で使いやすさも抜群のVlogカメラで、思い出もハイスペックに残しちゃいましょ!

ということで今回はそんなオヤジにピッタリなキヤノン初のVlogカメラ「PowerShot V10」をご紹介。フォトグラファー・ガジェット系YouTuberの中西 学が早速ポチりましたので、自腹レビューでお届けいたします!
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掌に収まる“縦型”コンパクト

「PowerShot V10」5万9950円(編集部調べ)/キヤノン
▲ チルト液晶で自撮りもお手のもの。折り畳んだ時のサイズは約63.4×約90×約34.3mm。
まずは外観から見ていきましょう。大きさは女性の掌にも収まるコンパクトな縦型ボディで、重さもわずか211g(内蔵バッテリー、SDカード含む)。撮りたいその瞬間にポケットからサッと取り出せるのが魅力です。さらには約180°回転するチルト液晶と±30度角度調整可能なスタンドつきなので、自撮りはもちろん好きな場所に好きな角度でカメラを置くことができます。
「PowerShot V10」5万9950円(編集部調べ)/キヤノン
操作も至ってシンプルです。背面の電源ボタンをプッシュすればすぐに起動し、続けてカメラ下のRECボタンを押せば即録画開始。これならモタモタして大切な瞬間を逃すこともありません。ディスプレイはタッチ式で、細かい操作は液晶下部のボタン類から設定ができます。実際に手にしてみると親指1本で操作できるのが地味に便利。オヤジたちにとってもストレスなく使いこなせるUI設計なんですね。
「PowerShot V10」5万9950円(編集部調べ)/キヤノン
動画は“音声”も重要な要素。「PowerShot V10」は上面に高音質で大口径なマイクを2基搭載します。私も室内や屋外など様々なシーンで試してみましたが、カフェなどの賑やかな場所でもノイズを低減し、クリアに録音できました。全方位集音のためカメラの前にいても後ろにいても声を拾ってくれるので、マイクの向きを気にする必要もありません。この性能なら外付けマイクも不要ですね。
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1型センサー搭載で思い出をハイスペックに残す

試しにVlogを作ってみました。「PowerShot V10」で撮った動画はアプリでスマホに転送でき、SNSへの投稿も思いのまま。編集アプリは「InShot」でサクッと作ったものですが、今やVlogもこんなに簡単にできちゃうんです。
「PowerShot V10」5万9950円(編集部調べ)/キヤノン
続けて気になるスペックを見ていきましょう。センサーは約1310万画素(動画撮影時)の1.0型高感度裏面照射CMOSセンサーを搭載し、レンズはF値2.8の焦点距離19mm(静止画撮影時18mm)の単焦点。スマホだと暗くなってしまいがちな夜間も低ノイズでしっかり描写。広角レンズのため、自撮りも腕を遠くまで伸ばしてやっとの思いで撮影……なんてことも皆無です。動画は4K30p、フルHD60pに対応。クオリティの高い動画を撮りたい人にも十分満足できるのに、こんなにコンパクトでこのスペックって正直驚きです。
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スマホと比べて高コスパ!

「PowerShot V10」5万9950円(編集部調べ)/キヤノン
▲ 女性を撮るのに必須な“美肌モード”も搭載。
素晴らしい機能はまだまだあるんです。キヤノンのカメラではお初となる5段階の“美肌モード”や14種類から選べるカラーフィルターが搭載され、大切な思い出にさらに彩りを加えてくれます。こんなに綺麗に撮れるなら、あのコに「もっと撮って!」ってせがまれることも間違いありません(笑)。

フォトグラファーとしてこれまで数々のメーカーのVlogカメラを使用してきましたが、そんな私でも「これいいな!」って思える機能が他にもあります。

例えば動画撮影に必須な「NDフィルター」の搭載。レンズから入る光量を調整し“白飛び”を防いでくれるので、昼間の光の強い場所での撮影でも安心です。また「動画セルフタイマー」機能や各SNSそれぞれ違う画角や比率に合わせて撮影できる「アスペクトマーカー」など非常に利便性が高いのも魅力。3段階の手ブレ補正や顔追尾機能ももちろん完備しています。

それでいて価格は5万9950円。1型センサー搭載のスマホを購入しようとしたら軽く20万超えが当たり前の中、このスペックでこの価格はコスパ最強と言えるでしょう。

Vlogデビューにピッタリな「PowerShot V10」を持って、ぜひ気になるあのコと夏のバカンスに出かけてみてはいかがでしょうか?
※掲載商品はすべて税込み価格です

■ お問い合わせ

中西 学(なかにし まなぶ)

中西 学(なかにし まなぶ)

写真家。日本の美を世界に発信したいと思い写真を始める、風景や人々の営みを写真や動画を通じて海外にSNSを通じて発信することを志している。ドローンやVRなど最新機材を使いこなし動画クリエーターとしても 活動し60秒以内で作りあげるショートムービーなど数多く手掛ける。
http://www.ukphoto.co/
https://www.youtube.com/user/glicosmile
・公益社団法人 日本写真家協会 正会員
・一般社団法人 日本UAS産業支援振興協議会 会員(JUIDA)
・Microsoft CERTIFIED Trainer
・dji CAMP Specialist

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