iPadで「マウス」を使うなら？ 私的オススメは人間工学モデルのコレ！

こんにちは。LEON.JPの平井です。

リモートワークや在宅勤務が増えるなか、改めて注目を浴びているiPad。すでに仕事で使っている方やこれから買おうと思っている方も多いのではないでしょうか。そんななか、先日アップデートされたiPadOS 13.4では、ついにマウスとトラックパッドが正式対応となりました。

そう、iPadでマウスが使えるようになったんです！

ということでここでは、iPadの私的オススメ「マウス」と、その設定方法をご紹介いたします！

現在、私が愛用しているのがこちら、ロジクールの「MX Vertical」です。何よりその見た目が特徴的で、本体がねじれて斜めに傾いています。あまり見慣れない形ですね。

このデザインは人間工学に基づいており、水平面から57度の傾斜をつけることで手首が自然な角度になるよう計算されているとのこと。実際にマウスを握ってみると、手首の角度がエンピツやお箸を持つときに近くしっくり馴染みます。

特にアップルペンシルを使う時は、その手の角度とこのマウスを持った時の手の角度がほぼ等しいため、持ち替えた時の違和感がなく作業に集中することができるんですね。

これらの写真のように、「MX Vertical」と「アップルペンシル」とアップル純正マウス「マジックマウス2」を比べると、手首の角度に大きな差があるのが分かります。

この「MX Vertical」はロジクールの中でも上位機種となり、質感が高いのもポイントです。

特にデザインが秀逸で、上から下に向かってドレープ状の凹凸が高級感を演出。同時にテクスチャード加工のラバー表面により滑りにくさも実現しています。

左右のクリックボタンに加え、スクロールホイールでのミドルクリックも可能となっています。

反対面には親指付近に2つのボタンを配置。上部にはカーソルの速度が切り替えられるボタンをレイアウト。ただし、この上部のボタンはiPadでは対応していないようです。

裏面にも注目を。下部についているボタンを押すと、1～3までのチャンネルが切り替えられます。これにより最大3つまでのデバイスで使用可能に。つまり会社のPCと家のMacとiPadをこのマウス1台で共有することも可能なんですね。

設定をすることでマウスのボタンをカスタマイズすることが可能となります。ここではその手順をご紹介します。

まずはマウスとiPadを接続。「設定」アプリを開き、「Bluetooth」の設定で「MX Verical」を選択して接続するだけでOKです。

続いて「アクセシビリティ」の「ポインタコントロール」を選択。

それぞれの設定を行なっていきます。ここでは「ポインタのサイズ」を最小に、「スクロールの速さ」を最速にしています。続けて一番下の「AssistiveTouch設定」という青い文字列をタップするとより詳細な設定に。

続けて「追加のボタンをカスマイズ」をタップするとアラートが出るので、マウス本体の設定したいボタンを押して、それぞれのアクションを追加します。

こちらが私がカスタムしたボタンのアクションです。ポイントは親指付近の「ボタン4=下にスクロール」と「ボタン5=左にスクロール」です。これにより親指でポチッとするだけでWebサイトをスクロールしたり前のページへ戻ったりできるのでめちゃめちゃ便利！

こちらのマウス、並べてみると結構大きいのが分かりますね。アップル純正マウスと比べるとその大きさが際立ちます。が、手にしてみると、思ったよりも手にしっくりきます。

マウスというか、モルモットみたいな大きさです。笑

キーボードとマウス、それにアップルペンシルが使えるiPadは、持ち運びが軽快で起動も速いので、サッと使うのに最適。

自宅ではこのように並べて使うことで、メインの仕事はMac、情報収集などのサブ用途はiPadと使い分けています。これによりリモートワークの環境が改善され、作業が快適になりました！ 

自宅勤務でデスクワークが増えた皆さま、そしてiPadを仕事で使いたいと思っている皆さま、ぜひマウスにも気を使ってみてはいかがでしょうか？