2018.11.02

『千と千尋の神隠し』の舞台に行ってきた

仕事場が銀座や青山ということもあり、休日はゆっくり自然の中で。というのが僕流の週町の過ごし方。時代をタイムスリップしたかのようなお店とエリアに行ってきました。

CREDIT :

文/前田陽一郎(LEON.JP)

宮崎駿監督の作品には多摩丘陵など、西東京・多摩地区が舞台となっていたり、物語の礎として設定されているものが少なくないのはよく知られた話ですよね。

八王子在住、LEON.JP編集長の前田です。

宮崎駿作品だけに限らず、映画や小説・物語の舞台というのは、その作品の一部に入り込んだような気分にもなり、人気観光地化することも。

伺ったのはあの『千と千尋の神隠し』の冒頭部分の大切なシーンに登場する噂のお店。千尋と両親が引っ越してきた街を走っているうちに道を間違え……ほんの一瞬ながら登場する(車窓に流れる景色の一部なので、目視するのも大変なほどですが)のがそのお店、『鎌田鳥山』さんです。
ジブリ 千と千尋の神隠し 鎌田鳥山
駐車場にクルマを停めると、ここからはちょっとした山を歩いて登ります。
場所はJR八王子駅からバスで20分、北野駅からも10分ほどあり、さらにお店は駐車場から未舗装の歩道を数分間ハイクアップしなければいけませんから、セクシーなワンピースやハイヒールでのデートには適しませんので悪しからず。

ただ、東京都心、八王子市街地からすぐに別世界が広がる様は、確かに『千と千尋の神隠し』で家族が異次元の世界に迷い込むのも妙に納得してしまうラビリンスっぷりです。

さて、お店は田舎家をそのまま残したような作りで、二階の大広間(二十畳ほどでしょうか?)にいくつかの囲炉裏をそれぞれ囲むようにしてお食事をいただきます。
ジブリ 千と千尋の神隠し 鎌田鳥山
紅葉シーズンにはまだ早いですが、あと2週間もすると真っ赤な紅葉が楽しめるそう。
ジブリ 千と千尋の神隠し 鎌田鳥山
周りはすべて緑の森!そんな緑を見下ろしながら、囲炉裏を囲んでいただく食事がマズいわけはありませんって!
ジブリ 千と千尋の神隠し 鎌田鳥山
いくつかのコースが用意されています。ここには写っていませんが(というか撮り忘れ…)、ウズラの開き(!)が見た目はグロテスクながら美味しくってオススメです!
炭火でいただく鳥肉は、何よりその雰囲気も合わさって、都内の洒落たテーブルでいただくそれとはまったくの別物です。
さて、もう一箇所。次はジブリ映画とは何の関係もないのですが、どうにもここしばらく個人的に昭和ブームということもあり、川越・小江戸に行ってきました。
川越 小江戸
もはや観光地として不動の人気を誇るエリアだけに説明の必要はないと思いますが、何度訪れてもこの街並みは歩いているだけで癒されます。
川越 小江戸

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