2021.09.29

次の予約は2026年!? なレストラン体験レポート

少し前のお話ですが、軽井沢の一軒家レストラン「LA CASA DI Tetsuo Ota」に行ってきました。年間で12日程度しか営業をしない幻のレストランでサーブされるお料理とは? 予約の取り方は? LEON編集部随一の食いしん坊がリポートをお届けいたします。

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文/堀川正毅(LEON副編集長)

すっかり秋めいてきましたね。読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋……。どれも好きなことなので年中取り組んでおりますが、食欲のところは拍車がかかっておりまして、先日ジムでボディバランスの定期チェックを行ったところ、体脂肪と体重がぐいっと増えておりました。

うー、今週は断酒とサラダ生活で胃袋をリセットしたいと思います。こんにちは、LEON編集部の食いしん坊フクヘンの堀川です。目指せ(ひとまず)5kg減!

きっと今回ご紹介するレストランの話も、私が肥大化したことと関係がある(人のせい)と思っておりますが、先日、「LA CASA DI Tetsuo Ota」に訪問する機会を得まして。超がつく有名なシェフですし、最新号をご覧になった方もピンときたのではと思うのですが、そうです、軽井沢で一軒家レストランをやっている太田哲雄シェフのお店です。

オーナーシェフの太田哲雄さんについて簡単にご説明しますと、「世界一予約が取れないレストラン」と呼ばれていた『エル・ブジ』で腕を磨いた人物で、その後、ペルーの「アストン」でも研鑽を積み、現在は信州の食材と向き合う日々を過ごしています。

そんな彼がオープンさせたレストランが軽井沢にあるのですが、何が大変て、営業日が年間12日程度しか用意されていないということ。なぜにそんなに少ないのかと言いますと、彼はレストランの運営以外にも実に多くのお仕事を手がけており、例えば彼が輸入&卸しを行っている「アマゾンカカオ」は、有名レストランがこぞって欲しがる上質なもので、彼自身もそんな極上カカオを使ったポップコーンやケーキなどを日夜作っているんですね。

また、レストランの方も、食材は長野県のものに限り、出来るだけ自分で集めたり、採取したものを使っているんです。それを3、4日ほどかけて、ぜ〜んぶひとりでやっているわけで、兎にも角にも超がつく忙しさなのです。今回、運よく予約が取れて実食となりましたが、次のチャンスは2026年だそうで。気長に待てる方、アクセスしてみてください。
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本題に戻りましょう。予約した当日、お店には13時に伺いました。ランチタイム、ではありますが、ここから18時まで永遠食べ続けることになります。はい、5時間です。ヨーロッパでのアぺ〜ディナーばりに長いですw

ですが、これも太田シェフがひとりで切り盛りしているが故。急ぐ旅じゃないと腹を括り、じっくりと向き合うことをオススメいたします。今回いただいたのは、全部で12皿。お察しの通りですが、腹がちぎれるほど一杯になりますので、当日は朝から何も食べないで臨むこと必至です。

お料理、それぞれ名前などはありません。見たままのものもありますし、シェフの説明を聞かないと何なんか分からないものもあります。共通しているのは、見た目も味もとてもシンプルで、食材の力をガツンと感じるものばかり。先ほど腹一杯と申しましたが、不思議と気持ち悪くはならないんです。

以前、太田シェフを取材した際に彼が言っていた言葉を思い出しました。「イタリア人が料理を始める際、一番最初に読むテキストがあるんですが、そこに載っているものってどれも基本中の基本で、シェフたちはそれ自体はもはや作りません。もっとイノヴェーティブなものだったり、アレンジにアレンジを加えたり。でも僕は、そんな究極のシンプルを本気で作るということに興味があるんです」と。

彼はイノヴェーティブもクラシックもイタリアンも(最近では)韓国などのアジアも散々やってきて、到達したのがいまの境地ということなのでしょうか。すごい、すごすぎます。

お料理のことについて、細かくあれやこれやとは綴りません。メニュー自体も季節ごと、仕入れごと、太田シェフの気分ごとに変わってしまうそうなので、食べたい!と思った方は、ぜひご予約を。後悔はさせません。とても素晴らしい体験です。

今回私がいただいた全12品の写真をアップしますので、妄想をお楽しみくださいませ。
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……いかがでしたでしょうか。お腹がなった方、わかります。食べた本人もこのブログを書きながらヨダレを垂らしていますから。

あぁ、また行きたいっ!

■ LA CASA DI Tetsuo Ota(ラ・カーサ・ディ・テツオ オオタ)

住所/長野県北佐久郡軽井沢町発地ニュータウン342-100
TEL/0267-41-0059

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