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2018.02.16

44年の人生でもっとも美味しい"飲み物"に出会ったかもしれない……

今年の冬は長くて寒い。そんな気がしませんか? だからでしょうか、今年は公私を問わず、例年以上に"鍋"を食している気が。今回は、思い出しただけで喉が疼く、感動の逸品についてレポートします。

CREDIT :

文/石井 洋(LEON編集長)

皆さま、こんにちは。本誌編集長の石井です。
立場上、色々な人と会食の日々なわけですが、過日、業界の大先輩に連れて行っていただいたお店が最高すぎました。
それが下町の名店、「ふぐ 牧野」さん。
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稲荷町の駅から10分ばかり歩いたところでしょうか、住宅街と思しきエリアに赤提灯がひっそりと。その佇まいはとても優しく、温かい風情を醸しているのですが、ひとたび店内に入ると、熱気ムンムン。
各界の大御所も多いと聞く一方で、奮発したであろう若い世代のグループ、中には家族連れまでいるのですが、皆一様にニコニコ笑顔で箸を動かし、話が弾んでいる、といった具合。
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店名にもある通り、こちらはふぐのお店。まずは"てっさ"、いわゆるふぐ刺しからいただきます。キュウッとした歯ごたえで、噛めば噛むほど旨味の波が押し寄せるふぐをポン酢で。もういきなりのクライマックスが訪れたのか……。美味くないわけがありません。
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続きまして、ふぐ焼き。特製ダレを絡ませたコヤツをコンロで、焼き焼きしていくのですが、淡白な味と焼きの香ばしさが矛盾なく存在して……お酒が進む進む!
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ちょいピリ辛の特製ダレでふぐ焼き、ビールひと口、ひれ酒ひと口、ふぐ焼き……無限ループの輪から抜け出せませんでした……。この後食したふぐ唐揚げも最高でしたが、両手でむしゃぶりついて食べていたこともあってか、写メ忘れておりました……。
そして最後に登場したのが!
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ジャン!まるっと一匹の毛蟹と大根で構成された名物、その名も「毛蟹大根鍋」であります!(まんま!)
毛蟹の身とカニ味噌の風味、大根とバター(!)が織りなすハーモニーは、どれだけお腹がいっぱいでも
「おかわり!」となること請け合いの味。和風なのに洋風のような、こっくりしているのにさっぱりもしていて、蟹をホジホジして身を味わったら、大根ひと切れ口に放り込み、そしてスープをぐびり。このスープがヤバいのなんのって。
これまで飲んできたどんなスープ、どんなお出汁、否、どんな飲み物をも凌駕するほどの味(断言!)。
ポットに入れて持ち歩きたい最高の味、なのですね。こんな鍋を一緒に食せば、どんな話も上手くまとまっちゃいますって。

あ〜、幸せ❤

◆ ふぐ 牧野

住所/東京都台東区松が谷3-8-1
お問い合わせ/03-3844-6659
営業時間/17:00〜22:00 

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