2021.06.14
いつものお酒を薫り高き美女に“へん~しん”させる魔法の「スパイス酒」とは?
「スパイス酒」をご存知でしょうか。お酒に特定の組み合わせで配合されたスパイスを漬け込んで、まったく風味の違う別のお酒にしてしまうというもの。高級スパイス酒キットのネット販売専門店「Only SPiCE(オンリースパイス)」から発売された「SPiSHU(スパイッシュ)」を試してみましたよ。
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文/森本 泉(LEON.JP)

当初、そのため酒量が格段に増え、ついに今年の春に痛風を発症。いまは酒量を2分の一に減らしてはいますが、それでも誰に強制されているわけでもないのに、律義に飲み続けております。
そんな時に出会ったのが、こちらの「SPiSHU(スパイッシュ)」。何かといえば、特定の組み合わせのスパイスを酒瓶にそのまま漬け込むだけで、今までにない独特な風味の、本格的なスパイス漬け込み酒ができるというキット。

そこで用意したのが、サワーやホッピーのベースとして絶大な支持を得ている究極の甲類焼酎「キンミヤ」と、禁酒法時代にも唯一製造を許されていたというプエルトリコのラムメーカー「ロンリコ」のホワイトラム。

解説によると「ジュニパーベリーのヒノキのようなウッディな香りにメースとコリアンダーの甘くスパイシーな香りが調和し、セクシーな香り」で、さらに「マーガオ(台湾胡椒)のピリッとした刺激的でさわやかなレモングラスのような味と香りがスタイリッシュさを演出してくれる」のだそう。
こちらはアルコール度数高めのお酒に合うということで「ロンリコ」のホワイトラム(40度)に漬けてみます。

待つこと2週間。さっそく飲んでみましょうか。

そして、味にも確実に変化が。元のロンリコと飲み比べてみたのですが、まるで別のお酒! よりふくよかで、まろやかで、飲みやすくなっている感じです。ヤバいです。ぐいぐい行けてしまいます(笑)。

味も、元々雑味のないシンプルな味わいが魅力の「キンミヤ」ですが、出来上がったお酒にはしっかりと個性が付いて、それが控えめながら、実に麗しく、優しく飲みやすい感じです。
ただ、漬けるだけで、ここまで酒の味わいが素晴らしく変化するというのは、ちょっと驚きです。しかもそれが、決して主張しすぎず全体にまろやかで、実にいいバランスに収まっているところがまた素晴らしい。まさに魔法のような「スパイス酒」という楽しみ方であります。

「SPiSHU」は高級スパイス酒キットのネット販売専門店「Only SPiCE」で購入できます。ご興味のある方はぜひどうぞ。新しいモノ好きの飲兵衛彼女へのプレゼントにも最適かと。
